こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マン(@kobito_kabu)です。
資産運用を始めてはや数年。
- 毎年もらえる配当金は増え続け
- 保有株式の時価も伸び
- 総資産は右肩上がり
です。
24時間365日働いてくれる「こびと株」のおかげで、家計はだんだんとラクになっています。銀行口座にお金を貯めこんでいるだけでは、絶対にこうはならなかったでしょう。
というわけで、この記事では下記について解説したいと思います。
- 普通の人も証券口座を持つべきだと考えるたった1つの理由
ー証券口座を持っていないお金持ちはいない - 楽天証券を使っている3つの理由
ー①まともな資産に投資できる
ー②業界屈指の格安手数料
ー③節税対応ができる
目次
【そもそも論】普通の人も証券口座を持つべきだと考えるたった1つの理由
私は、普通の人でも証券口座を持つべきだと思っています。
その理由はただ1つ。
現代社会では、基本的に証券口座を持っていないお金持ちは「いない」からです。
- ユニクロの柳井氏も
- ソフトバンクの孫氏も
- トヨタの豊田氏も
- 世界最高の投資家、ウォーレンバフェット氏も
みんな証券口座を持っています。
資本主義経済の社会では株式こそが富の源泉。そして、株式を保管しておけるのは証券口座だけなのです。
株式を持つということは、会社が生み出す利益に対して権利を持つということ。
莫大(ばくだい)な利益を稼ぎつづけ、世界経済を回している数多くの企業の「オーナー」になる。歴史が示す通り、それがもっとも確実に資産を作る方法の1つです。
幸い、今の世の中ではみずから起業して会社のオーナーにならなくても、株式市場を通じて他人が保有している株式を購入することができます。
- 肉やチーズなどの食料品は、冷蔵庫へ
- 生活に必要な資金は、銀行口座へ
- 余裕資金は、証券口座へ
そして、証券口座のお金を使って企業の所有権(=株)を買いまくるわけです。そうすれば、企業が稼いだ利益の一部が、どんどん分配されてくるようになります。
まさに、証券口座こそが「富の倉庫」というわけ。
たとえば、もしディズニーランドの株主になれば
- パークのチケット代も
- グッズの売上も
- ホテルの宿泊代も
めぐりめぐって、あなたのモノになります。株を買う=企業の所有権を持つというのは、そういうことです。
※利益を生み出さない、ブランド服・バッグ・時計などの贅沢品にはまったく興味が持てないんですよね。
こびと株メンバーは、上記の考え方でひたすら企業の所有権を買い集めてきました。現在までに、楽天証券を通じて100社を超える企業の株式を購入しています。
数ある証券口座のなかで、楽天証券を使っている理由は以下の通り。
- まともな資産に投資できる
- 業界屈指の格安手数料
- 節税対応ができる
以下、簡単に解説していきます。
銀行や大手証券会社の窓口は最悪です。基本、自分たちの利益しか考えていません(※実際にうちの親もぼったくられており、私の怒りはいまだにおさまっていません。)
- 購入手数料3%・信託報酬2%みたいなゴミ商品売りつけてきたあげく
- 損が出たら「こっちに乗り換えましょう」とか言って何回も売買させる(手数料搾り取るため)
世間でニュースになるほど、顧客を損させているのが実態です。金融庁もかなり問題視しています。
だから、私は楽天証券やSBI証券などのネット証券を圧倒的にオススメします。庶民は、銀行と証券会社の窓口には近寄るべきではないですね。
カモられて終わりです。
楽天証券を使っている理由①:まともな資産に投資できる
楽天証券なら、数ある選択肢のなかからまともな資産に投資できます。
※まともな資産とは、機関投資家(プロ)も投資するような投資適格の株式、債券、不動産です。
普通の人ほど、プロだったら絶対に投資しないような「情弱狩り用」の金融商品に投資してしまうものです。変なサービスを使って投資不適格なものを買わないように気をつけましょう。
- 個別銘柄の取り扱いが豊富
- 投資信託の取り扱いが豊富
個別株の取り扱いが豊富
以下の国の企業に投資することが可能です。
- 日本
- 米国(約2,300銘柄)
- 中国(約900銘柄)
- アセアン主要国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)
よほどマイナーな企業じゃなければ、欲しいと思った企業はだいたい買えますね。
ちょっとマニアックな話になりますが、ARCC(エイリス・キャピタル※)という配当利回り8~12%の米国株には、楽天証券のライバルであるSBI証券では投資できません。
※常時10%前後の配当利回りがある、米国ではわりと有名な高配当銘柄です。金融危機に超弱いという特徴がありますが、2007年来のトータルリターンが世界最強の指数S&P500より優れているという面白い商品です。
この他、米国株ETF(ファンド)も300本以上で業界No.1と、とにかく投資先が豊富なのが楽天証券の大きな魅力です。
こびと株メンバーが大好きなHDVやSPYDといった高配当ファンドも、もちろん購入可能。
投資信託(ファンド)も品揃え多数
投資信託とは
- 投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ
- 運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品
のことを言います。カンタンに言うと、フルーツ盛り合わせのバスケットみたいな感じです。
楽天証券では、2,600本を超える投資信託に投資することができます。その中には、下記のような珠玉のファンドも含まれています。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
販売報酬ゼロで、運用報酬も0.2%程度と激安。銀行では絶対におすすめしてこないファンドですね。彼らの利益にならないから。
楽天証券を使っている理由②:取引コストが業界屈指の安さ
楽天証券は、株式の取引コストを圧倒的に低くおさえられます。
※銀行や大手証券会社の窓口でファンドを買った人の多くが損をする理由は、手数料を払いすぎているからです。手数料はできる限り払うな。これが鉄則です。
- 業界屈指の格安手数料
- 提携銀行を使えば入出金手数料が無料
- ポイントバックでお得
- 投信積立のポイント還元でお得
- SPUでさらにお得
- マネーブリッジでお得
実質、売買手数料無料レベルで取引できます。詳しく見ていきましょう。
業界屈指の格安手数料
手数料は、業界内でも格安です。
超割コースの手数料体系は下記の通り。
たとえば、50万円の株を買うと手数料は250円。購入額に対して、たったの0.05%です。
米国株式の取引手数料についても、業界最低水準の手数料になっています。
とはいえ、ぶっちゃけこの安さは楽天証券だけのメリットではありません。大手ネット証券間では、手数料の引き下げ競争が過熱しすぎて、どこも大差ないレベルで安くなっています。
利用者としては、ありがたい限りですね。
提携銀行を使えば入出金手数料が無料
証券口座にお金を出し入れする時、一般的には手数料がかかります。
ところが、楽天証券の場合は
- 三井住友や三菱UFJなどを筆頭に、多数ある指定銀行でリアルタイム入金をすれば入金手数料が無料
- 出金手数料が無料(楽天証券が負担)
ということで、投資資金の移動にコストがかかりません。
ポイントバックでお得
ただでさえ取引手数料が安いのに、楽天証券では取引手数料の1~2%がポイントバックになります。取引額が大きくなればなるほど効果が出てきますね。
クレカ払いで投信積立ができる
投資信託の積立をクレカ払い(楽天カード)で設定出来ます。
こびと株メンバーは、下記を繰り返してポイントをタダ取りしています。
- 毎月50,000円で日本国債の投資信託を買う
- 50,000円×1%=500円の楽天ポイントをゲットする
- 2~3ヵ月に一回、投資信託を売却して現金化する
日本国債は値動きがほとんどないので、超ローリスクでこういうことができるわけですね。もちろん、普通にお目当てのファンドを積み立ててポイントをゲットしていってもOKです。
SPUでさらにお得
楽天証券を利用すると、SPUの倍率が上がります。
SPUとはスーパーポイントアッププログラムの略で、楽天系のサービスを使いまくるとポイント還元率がどんどん上がっていくというお得な制度です。
たとえば、私の場合はざっくり10倍ぐらいの倍率になっています。楽天市場で買い物すると、常に10%ポイント還元になります。
楽天証券を使えば、この倍率が+1倍になります。クレカの還元率が1%アップするようなものだと思ってもらえればOKです(※楽天市場での買い物の話です)。
ちょっと脱線しますが、楽天市場で買い物なんてしないよ!という人は、ぜひ下記記事を参考にして楽天市場でふるさと納税をやってみてください。めっちゃ面白いことになります。
ノーリスクで大量の日用品と楽天ポイントをゲットできるので、興味のある方はぜひ。現代の錬金術です。
マネーブリッジでお得(楽天銀行の優遇金利が高い)
楽天銀行を開設して楽天証券に紐づけると、普通預金に優遇金利が適用されるようになります。
その金利は0.1%。
メガバンクである三菱UFJ銀行の普通預金金利は0.001%ですから、その差は歴然です。もし楽天銀行に100万円預けていたら、1,000円の利息が貰えます。
実際に、私は1,000円ぐらい利息もらいましたね。
※楽天銀行を使い始めたのが2018年の年末ぐらいからだったので、残高×0.1%になってません
さて、ここまでの内容をまとめます。結局こういうことが言いたかったのです。
ただでさえ取引手数料が業界屈指の格安なのに…
- 投資資金の移動(入出金)に手数料がかからない
- 取引手数料の1~2%がポイントバック
- 投信をクレカで積み立てれば積立額×1%がポイントバック
- SPUを使えばクレカ還元率が1%アップ(※楽天市場に限る)
- 楽天銀行と連携すれば普通預金の金利が0.1%になる
100万円の株を買っても、手数料は税込みで500円程度です。
これに対して、上記の各種サービスを利用すれば、手数料なみ(もしくはそれ以上)のポイント・利息を得られるのです。
色々かき集めると、実質的に無料で取引できるようになるということですね。
銀行とか大手証券会社でぼったくりファンド買っている人は、購入時に手数料3%とか持っていかれてます。100万円分ファンドを買ったら、それだけでもう3万円飛んでいくわけです。
その一方で、楽天証券ユーザーのように、実質的に取引コストゼロで売買している人たちもいるわけですから、差がついて当然ですね。
楽天証券を使っている理由③:ラクに節税ができる
楽天証券なら、節税対策もバッチリです。
- NISA・つみたてNISA口座も同時開設できる
- 特定口座対応で税金の処理もラク
NISA・つみたてNISA口座も同時開設できる
資産運用をしていると、下記に対しては税金がかかります。
- 売却益
- 配当金・分配金・利息など
通常、上記の利益に対しては、ざっくり20%の税金をもっていかれます。
もし100万円の利益があれば、20万円の税金を納める必要があるということです。かなり大きいですよね。
ところが、NISAという税金優遇口座を開設すれば、これらの税金がゼロになります。
- つみたてNISA
- 一般NISA
おもな違いは下記の通り。
これらの口座は、通常の証券口座開設の流れのなかで同時に開設できます。
なお、つみたてNISAと一般NISAを一緒に利用することはできないので、どちらか1つを選ぶことになります。
- パターン①:通常の証券口座+つみたてNISA
- パターン②:通常の証券口座+一般NISA
選び方としては、シンプルに
- 投資信託をコツコツ積み立てたい人:つみたてNISA
- 個別株に投資したい人:一般NISA
で良いんじゃないかなと思います。
※つみたてNISAで投資可能なファンドは、金融庁が作った厳しい条件のもとに選別されています。ぼったくりゴミファンドが含まれていないということです。初心者には安心ですね。
特定口座対応で税金の処理もラク
口座を開設するときに「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すると、こうなります。
- 証券会社が
- 資産運用で発生した税金を計算して
- そして、代理納税してくれる
要するに、めちゃくちゃラクになるということです。確定申告が不要になります。
※最近はほとんどの証券会社が特定口座に対応していますが、マイナーな証券会社だと時々対応していなかったりします。
ここから先は上級者向けのお得な知識です。
と言う人はトバしてください。
所得330万円未満の人は、配当控除という制度を利用すると税金がお得になります。配当金にかかる税金が20%から5%になります。手続きは以下の通り。
- 楽天証券のマイページで「年間取引報告書」を確認する
- 「年間取引報告書」に記載された数値を、確定申告書に転記する
これだけです。最初は手間取るかもしれませんが、慣れてしまえば10分もかかりません。たったこれだけで数万円の節税になります。楽天証券は、年間取引報告書も見やすいですよ。
オマケ:楽天証券は「利便性」も高い
- まともな資産に
- 格安コストで(手数料と税金をおさえて)
投資できる。
証券口座としてはこれだけで満点なのですが、その他、楽天証券ならではのメリットもあります。
そのメリットは下記の通り。
- サイト・アプリが使いやすい
- 楽天ポイントで株や投資信託を買える
- 日経テレコン21で日経新聞が読める
サイト・アプリが使いやすい
まず、楽天証券のマイページやアプリが非常に使いやすいです。
うちの親族はマ〇ックス証券を使っているのですが、正直言ってこちらはかなり使いづらいです。米国株の取引とか、最初はやり方がよく分かりませんでした。
慣れている人にとってはそう感じないかもしれませんが、上級者向けですね。
楽天証券は初心者にめちゃくちゃ優しい設計になっています。
楽天ポイントで買える
こちらは楽天証券ならではの最強のメリットかもしれません。
楽天ポイントを使って投資信託を購入することができます(株については2019年10月28日から楽天ポイントで買付可能)。
楽天ポイントは「貯まりやすさNO.1」の宣伝文句の通り、めちゃくちゃ貯まりやすいです。このポイント獲得実績を見てくださいまし。
※2019年9月分は、記事執筆時点ではまだ付与されていません。
ちなみに我が家の年間支出はせいぜい300~350万円程度。買い物しまくってポイントを貯めているわけではありません。
上記で紹介したSPUなどのおかげで、還元率が10%とめちゃくちゃ高いおかげでこうなってます。
- 楽天経済圏で暮らす→めっちゃポイントたまる→株を買う
というスーパーサイクルですね。消費をしているとポイントが貯まって株が買えるという、謎のサイクルです。
日経テレコンで日経新聞が読める
- 楽天証券を開設する
- スマホアプリを使う
これだけで、日経新聞をただで読めるようになります。日経テレコン(楽天証券版)というらしいですね。
- 日本経済新聞(朝刊・夕刊)の閲覧
- 日経産業新聞の閲覧
- 日経MJの閲覧
- 過去1年分の新聞記事検索
- 日経速報ニュースの閲覧
日経新聞は、普通に購読しようとすると月額4,900円かかります。スマホアプリを通じて閲覧するので若干読みにくいのですが、興味のあるニュースだけピックアップして読む分には便利です。
まとめ:楽天証券は、資産運用の基本をおさえた最高の証券口座【メリット多すぎ】
以上の内容をまとめます。
資産運用で大切なことは、この3つ。
- まともな資産に投資する
- 手数料をできる限り払わない
- 税金をできる限り払わない
この点、楽天証券を使えば豊富なラインナップの中から、まともな資産に投資できます。機関投資家(プロ)も投資するような、投資適格の「株、債券、不動産」などですね。
※庶民向け・情弱狩り用の金融商品が増えてきたので、変なものを買わないように本当に気をつけましょう。プロはそんなもの見向きもしてないですよ。
さらに、楽天証券は取引コストが格安です。
楽天証券単体でも十分に低コストですが、楽天カード・楽天銀行などを併用すると、さらに圧倒的な低コストを実現できます。
ただでさえ業界屈指の格安手数料なのに…
- 投資資金の移動(入出金)にも手数料がかからない
- 取引手数料の1~2%がポイントバック
- 投信をクレカで積み立てれば積立額×1%がポイントバック
- SPUを使えばクレカ還元率が1%アップ(※楽天市場に限る)
- 楽天銀行と連携すれば普通預金金利が0.1%になる
私は、払っている手数料以上のポイントバックを受けています。
他の大手ネット証券と同じく、税金対策もバッチリです。
- NISA・つみたてNISA口座も同時開設できる
- 特定口座対応で税金の処理もラク
この他、
- サイト・アプリは初心者にも扱いやすい
- 楽天ポイントを使って投資ができる
- 日経新聞がタダで読める
と、メリットだらけ。
もちろん、口座開設は無料です。証券口座の利用・維持に手数料もかかりません。
というわけで、楽天証券は文句なしにおすすめの証券口座です。
これだけ豊富なメリットがあるわけですから、評判も悪いわけがないですね。ネット上でも、リアルの知人に聞いても、評判は上々です。
冒頭で述べた通り、証券口座こそが資本主義経済社会における「富の倉庫」です。
これからも、楽天証券口座に、ガンガン「企業の所有権=株」を貯めこんでいこうと思います。時には、債券や不動産ファンドも。所有欲が満たされるぅ~
以上、この記事が証券口座選びの参考になれば幸いです。
それではまたっ!
※投資にはリスクがあることを正しく認識し、ご自身の判断と責任により行って下さい。
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