エックスネット 2019年3月期第2四半期決算(2018年10月30日公表)
株式会社エックスネットのこびと「Xネッコ」から、2018年4月1日~2018年9月30日の業務報告が届いております。
経営成績について
当第2四半期 前第2四半期
売 上 高 20.1億円 21.0億円
営業利益率 14.7% 17.1%
1株純利益 25.99円 29.92円
配当 14円(中間)+14円(期末予想)
第1四半期に引き続き、売上微減、利益激減の状況です。
減益の要因も、第1四半期と同様、
- アプリケーション開発投資の償却負担増加
- AMOサービスについて、前年の高利益率案件の反動
の2点です。
第2四半期業績予想から考えると、ほぼほぼ予定通りの着地となっています。(売上はわずかに未達、利益は若干プラス)
また、営業利益率が、目標である15%を下回っています。
第3四半期以降で回復するとは言われているものの、
- 前々期 :17.5%
- 前期 :16.1%
- 当第2四半期:14.7%
という具合に、全体として下落傾向であることは否めません。
財政状態について
当期末 前期末
総 資 産 73.0億円 72.0億円
1株純資産 750.31円 749.9円
自己資本比率 86.3% 86.1%
A(※)/総資産 64.9% 65.9%
※A=現金預金+有価証券+投資有価証券+関係会社預け金
財政状態については、ほとんどカンペキと言ってもいいほどの安全性です。この調子でがんばってほしいと思います。
まとめ(配当について)
中間配当は予定通り14円。期末配当予想も変更なしで、28円。業績予想も修正はありませんから、配当性向も変わらず51.4%。
いいにつけ悪いにつけ、特にニュースはありません。
減収減益が配当支払に即影響するほど体力のない会社ではありませんし、かといって現況では増配は難しいでしょう。
というわけで、今回の決算も配当ニュートラル。償却費負担が重くなる数年をじっとやり過ごし、その後の増配に期待したいと思います。
それではまたっ!
(参考:株式会社エックスネット 四半期決算短信等)
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