こんな人のための記事です。
サラリーマンなら、誰もが一度は悩む、上司付き合い。
もちろん私自身も
- 上司とうまく付き合えて、ラクに仕事をしている時期
- 上司とうまく付き合えず、もやもやトラブルを抱えている時期
など色々ありました。
この記事では、それらの経験から気が付いた
というポイントを5つ解説します。
目次
上司付き合いで成功するメリット3つ
サラリーマンとして生きていく以上、避けられないのが上司との付き合い。
これがどれくらいうまくいくかで、仕事生活の満足度、ひいては人生の快適度は、かなり変わってくると思います。
メリット①仕事が選べる
上司との付き合いがうまくいっていると、
- やりたい仕事ができる
- イヤな仕事を拒否できる
両方の面で、実質的に、仕事を選べる立場が手に入る可能性があります。
上司はこちらの適性や好みに配慮した上で業務を配分してくれますし、正式決定前に「打診」して相談タイムを設けてくれることも多いでしょう。
メリット②人事評価が良くなる
さらに、人事評価が高くなりやすいというメリットもあります。
上司との付き合いがうまくいっていれば
- 上司の役に立ちやすい→成果があがりやすい
- 成果をあげやすい仕事をまわしてもらいやすい
- 上司自身の採点が甘くなりやすい
ですし、さらに他の評価者(上司の上司等)に対して、積極的に売り込んでもらえる可能性も高くなります。
メリット③職場の居心地が良くなる
上司との付き合いがうまくいくかどうかで、職場の居心地はほぼ決まる…そう言っても、過言ではないと思います。
上司付き合いがうまくいっていれば、他の先輩・同僚からも一目を置かれやすいですし、万一のときは上司に盾になってもらうことも可能です。
反対に、上司付き合いに失敗していれば、周囲からの風当たりもだんだん強くなっていくことが多いもの。
1日最低約8時間。起きている時間の1/2を過ごすと言われている職場。
居心地の良さは、人生のストレスレベルに関わってきます。
上司付き合いでやってはいけない5つのコト
ここでは、「上司付き合いで絶対にやってはいけないコト」を5つ解説します。
やってはいけないコト①コミュニケーションを減らす
いえ、気持ちは分かるんです。
- うっとうしい上司
- 話が長い上司
- 自慢だかグチだかで仕事のジャマをする上司
- 無礼きわまる上司
「可能な限り、できる限り、最大限、関わりたくないっ!」
そんな気持ちになったことは、私にだってあります。
だって、上司と話すとイライラするんだもん。ストレスなんだもん。仕事が滞るんだもん。
でも、結局は、後悔することになりました。
コミュニケーションを減らしまくると、自然、上司との距離は広がります。
関係性が「きわめて良好」とは言いにくくなります。
上司側から見ると、「何を考えているかよく分からない」「扱いにくい」部下になってしまいます。
結果として、
- 課内での影響力を失いました
- (パフォーマンスは上がっていたのに)業績評価が悪くなりました
- 仕事の種類もボリュームも、コントロールできなくなりました
- 後輩が困っていても、守ってあげられなくなりました
(残念ですが)上司との付き合いも、給料のうちです。
なんだかんだ、上司には権限があります。力があります。「力こそパワー」です。
むしろ積極的にコミュニケーションをとっておいた方が、結局はオトクというわけです。
やってはいけないコト②自分の操縦法を伝えない
上司には、部下を管理するという仕事があります。
うまく管理できて、モチベーションを上げてやれて、パフォーマンスを引き出してやれれば、上司の仕事は円滑です。
つまり、カンタンに操縦できる部下は、上司にとって、自分の評価と自尊心を高めてくれる、おいしい存在。
だから、上司にとって、「操縦しやすい部下」でいることは重要です。
具体的には、自分の得意・不得意、パフォーマンスの上がりやすい環境・上がりにくい環境を、分かりやすく上司に伝えておけばOK。
- 英語はダメだけど、システム系には強い
- 短期的な人間関係は苦手だけど、長期では良い関係を作れる
- 予定がよめればカンペキな準備をするけど、突発事項への対応はストレス
- Aさんとは相性が良いけど、Bさんとは相性が悪い
- 褒めるとドンドン頑張るけど、ストレスをかけるとパニクる
みたいな、「自分自身の取扱い説明」を、普段からそれとなく伝えておきましょう。
上司にカンタンに操縦してもらうことです。
そうすれば、
- 会社:パフォーマンスがあがってハッピー
- 上司:自分の管理能力の高さを感じられてハッピー
- 部下:自分のパフォーマンスを上げやすい環境が作られてハッピー
と、三方良しの状況が作られます。
やってはいけないコト③メリハリを見せない
上司に「カンタンに操縦されるべし」「扱いやすい部下でいるべし」と書きました。
でも、一方で
でもあります。
人間は、意識的にせよ無意識的にせよ、ナメている相手には
- 理不尽な要求をする
- ムダに説教する
- 責任を押し付けようとする
- 成果を認めない
といった行動に出ます。
だから、メリハリをつけることが超重要。
仕事力があるのを証明した上で、
- 良い環境をつくってくれたときには、「超便利な部下」でいる
- ナメた態度をとられたときには、「超めんどくさい部下」になる
ということですね。
やってはいけないコト④褒めない
上司を褒めるのは、上司付き合いの必須事項です。
もちろん、上から目線で褒めてはいけませんが
- 〇〇課長のおかげです
- ほんと助かりました
- ここまでしてくれる課長がいるとは思わなかったナ…
- あれだけうまくいったのは課長だからこそ、ですよ
的な言葉を、上手に織り交ぜて話せれば
です。
- 上からは、高い要求をつきつけられ
- 下からは、不満の波動を感じ
さみしい思いをしている「上司」は、少なくないのでしょう。
上司だって、褒められたい。
だから、
- おべっかを使うとか
- 媚びるとか
ではなくて、たまには「褒めて伸ばしてあげよう」目線な部下がいても、いいと思うんです。
やってはいけないコト⑤人前でディスる
最後の「やってはいけないコト」は、上司との付き合いがうまくいっているときのための注意ポイントです。
むしろ、「距離が縮まっている感」を演出できることでしょう。
でも、他人の目があるときは別。
- 他の部下
- 上司の上司
- 上司の同僚
など、自分たち以外の誰かがいる場では、決して上司をディスってはいけません。
こんなミスをする人は少ないかもしれませんが、上司との付き合いがうまくいっているときほど、要注意です…!
上司付き合いまとめ:上司も人間です
上司とうまく付き合いたい人が「絶対にやってはいけないコト」は
- コミュニケーションを減らす
- 自分の操縦法を伝えない
- メリハリを見せない
- 褒めない
- 人前でディスる
の5つ。
上司付き合いがうまくいけば
- 仕事が選べる
- 人事評価が良くなる
- 職場の居心地が良くなる
といったメリットもあります。
どんな上司であれ、なんとか上手に付き合って、お互いに心地よく働けるようになりたいものです。
それではまたっ!
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