こんな人向けの記事です。
ちなみに、解説する私こびと株のスペックは…
- 元文系大学生
- 営業がイヤでイヤで、経理を志望
- 今では経理歴10年超
- 経理は天職!自分にあった仕事がみつかってハッピー♪
こんな感じです。
- 文系大学生には、いろいろな可能性がある
- おすすめなのは、「専門職と事務職の中間」
- なかでも、プログラマーと経理が狙いめ!
目次
文系の職業って、こんな感じ!
文系の7割以上は営業職!?
「普通」に就活をすすめると、文系学生は営業職につく可能性が濃厚です。文系学生の7割強が営業になるとさえ言われているほどです。(出典:DIAMOND ONLINE「文系学生の大部分がイヤでも「営業」に配属される事実を知っているか?」)
私こびと株自身の就職先でも、新卒(約100人)の配属先は
- 研究:30人(理系)
- 製造: 5人(高卒)
- 管理: 3人(文系)
- 営業:60人(文系)
といった感じでした。
もしもあなたが文系大学生で、「営業はイヤだ!」と思っているのなら、ちょっとした工夫が必要になるでしょう。
営業以外の文系の仕事
「文系は営業になることが多い」とは言っても、「文系は営業にしかなれない」というわけではありません。
営業以外にも、文系にはいろいろな可能性があります。
大きく分けると
- 企業の管理部門や、公務員などの事務系の仕事
- 教員や各種士業、アナリストやデザイナーといった専門的・技術的な仕事
- 介護、接客、ビルの管理人、自衛官などのその他の仕事
といった感じになります。
文系の仕事にどんなものがあるのか、もっと細かく知っておきたい人は、以下の記事をご覧ください。
文系の職業の向き・不向き
①営業
一口に「営業」といいますが、営業にもいろいろあります。
同じ営業でも
- 勤務場所が、内勤or外勤
- お客さんが、企業or個人
- お客さんが、新規or既存
- 商品が、有形or無形
といった特徴ごとに、向き・不向きは違ってきます。
例えば…
①外勤で、②③お客さんは新規の個人、④商品は有形、という場合には
- 行動力のある人に向いている
- 人見知りの人には向かない
一方で、①外勤で、②③お客さんは既存の企業、④商品は無形、という場合には
- 勉強家に向いている
- ルーズな人には向かない
といった感じです。
それぞれ、全くちがったところがポイントになっていますよね。
詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください!
②事務
事務職に向いている人をざっくりいうと
- まじめ
- 細かい気配りができる
- 整理整頓が得意
といったイメージの人。
逆に向いていないのは
- 小さい時から座っているのが苦手
- 細かい文字が何より嫌い
- 自分自身が表舞台に立ちたい(裏方仕事はイヤ)
といった人でしょう。
③専門職
専門職に向いている人をざっくりいうと
- 専門分野が好き
- 勉強家
- こだわり派
といったイメージの人。
逆に向いていないのは
- コミュニケーション至上主義
- おおざっぱ
- Noが言えない・誰からも嫌われたくない
といったような人でしょう。
④その他
その他の仕事は、当然、仕事によって向き・不向きが違ってきます。
介護や接客などサービス系の仕事には、
- 人に丁寧に接することができる
- 人の顔を覚えるのが得意
- 聞き上手
といった人が向いているでしょうし、自衛官や警察職員などの保安系の仕事には
- 体力がある
- ルールに従って行動することに慣れている
- 我慢強い
といった人が向いているでしょう。
【文系におすすめの職業】が「専門職と事務職の中間」であるワケ
文系向けの4種類の仕事の中で、おすすめの仕事は事務職です。でも、ただの事務職ではいけません。
「専門職っぽい事務職」を選びましょう!
営業職の、ここがツライ
営業職には、ストレスが溜まりすぎるという問題があります。
長時間労働によるストレスです。総務省の調査によれば、営業職の2割以上が、週に60時間以上働いているのです。
これは、過労死ラインと呼ばれる、月間80時間以上の残業に相当する勤務時間。危険なこと、この上もありません。
- 営業は、長時間労働になりがち
- 長時間労働は、心身を壊す
- いったん長時間労働を始めてしまうと、抜け出すのが難しい
このあたりの理由から、私は営業職をおすすめしません。
その他の職種の、ここがツライ
もちろん「その他の職種」については、職種ごとに特徴が異なるのですが…。
ここでは、働く人の人数が多い「サービス系職種」についてみておきます。介護、接客などのお仕事ですね。
- 営業と同じく、典型的な長時間労働職種
- 薄給であることも多い
- うつ病になりやすい
厚生労働省発表の「精神障害に関する事案の労災補償状況」によると、精神障害による労災請求件数がもっとも多い業種は社会保険・社会福祉・介護事業とのこと。
個人的には、ちょっとおすすめしにくい職種かな、と思います。(「サービス系」といっても種類が多いので、細かな職種や勤め先企業によって差はあります)
専門職と事務職の、いいとこどりをしちゃおう♪
事務職には、一般に
- プレッシャーが少ない
- 時間のセルフコントロールが、比較的しやすい
といったメリットと、
- キャリアアップがしにくい
- 身につくのが会社特有のスキルばかりで、転職がしにくい
といったデメリットがあります。
一方専門職には、
- 専門家として頼られて仕事ができる
- いつでも転職できる
といったメリットと
- 国家試験への合格など、就業要件が過酷
- やることがいくらでもあり、仕事に終わりがない
といったデメリットがあります。
この2つのいいとこどりをすると…
- 難しい試験への合格などは不要で
- プレッシャーは少なくて
- 時間もセルフコントロールがしやすくて
- 転職もカンタン
というイメージになると思います。
具体的には
- 専門性の高い、経理部員
- 知識の充実した、法務部員
- 大手企業の、プログラマー
といったような仕事です。
【文系におすすめの職業】具体的にはこれ!
プログラマーか経理部員をおすすめします!
プログラマー
専門職の一種、プログラマーです。
大手企業に入ることができれば、事務職的なメリットを得つつも、専門家としてスキルを身に着けることができます。
- ライフスタイルに合わせて、ある程度勤務時間を調整できる
- 求人倍率が高い。今後はますます高まる見込み
- 最初から大手に入れなくても、スキルアップして転職が可能
そしてもうひとつ、私こびと株が文系学生にプログラマーをおすすめする理由は…
独立可能なスキルが身につく
からです。
仕事には、4種類の仕事があります。
- あまりスキルが身につかない
- 社内でだけ通用するスキルが身につく
- 他社でも通用するスキルが身につく
- フリーランスとして独立できるスキルが身につく
という4種類です。数字が大きくなるほど、自由度があがります。
プログラマーは、もちろん④。
もしも「サラリーマンはもうイヤだ」と思う日がきても、プログラマーとしてのスキルさえあれば、いつでもフリーランスとして働き始めることができるんです。
文系大学生のみなさん、プログラマーという職種を、ぜひ検討してみてくださいね。
経理
もうひとつ、おすすめしたい職種は、経理部員です!(すこーし私情が入っているかもしれません。…だって、経理、メッチャいいんだもん!)
事務系の職種のひとつですが、その気さえあれば、かなりの専門性を身に着けることができます。
独立が可能なスキルではありませんが、転職はいつでも可能。(特に今は売り手市場で、引く手あまたです)
- 専門家として頼られ
- 有給は消化しやすく&基本定時帰り可能で
- 資格は特に必要ありません(もちろん、あった方が就職には有利です)
経理については、このサイトでたくさんの情報を発信しています。気になった方は、ぜひぜひご覧くださいね。
【文系におすすめの職業】まとめ:プログラマーと経理屋を目指そう!?
簡単にまとめると
- 文系大学生には、いろいろな可能性がある
- おすすめなのは、「専門職と事務職の中間」
- なかでも、プログラマーと経理が狙いめ!
という感じです。
この2つの職種は、いいとこどりできてオトクなので本気でおすすめです。
- 難しい試験への合格などは不要で
- プレッシャーは少なくて
- 時間もセルフコントロールがしやすくて
- 転職もカンタン
…こんな仕事、なかなかありませんよね。
「目指してみようかな!」と思い始めたあなたは、以下の記事もチェックしてみてください!
それではまたっ!
※ちなみに、「ここまで読んだけど、やっぱり「やりたい仕事」が見つからなくて悩むんだよね…」というあなたには、以下の記事がぴったりです。
Follow @kobito_kabu