こんな人のための記事です。
- 経理歴:10年超
- 経理で転職した知人:数十人
- 転職活動経験:あり
- 転職活動中の友人:複数
の私フルーツが、第二新卒で経理を始めたいあなたに、本気でアドバイスいたします。
第二新卒で経理になるのは「甘くはないけど、チャンスはある!」という状況です。
- 資格
- 就業経験
- タイミング
- 転職エージェント
など、味方につけられるものはなんでも味方につけて、ぜひチャンスをモノにしてください。
なかでも、即効性があるのは転職エージェントの利用。今日登録して、来週面談すれば、それだけでチャンスをつかめる可能性はグッと高まります。
目次
第二新卒・経理の転職事情 知っておくべきポイント5つ
まず最初に、経理歴10年超の私から一言。
今の仕事に疲れている第二新卒のあなた。あなたがもし経理に向いていれば、ホワイト企業の経理部員になって
- 肩の力を抜いて
- 日々成長を感じながら
- 残業ナシ・有給フルで消化で
- ワークもライフもしっかり楽しめる
という毎日を送れる可能性があります。
※経理に関する情報は、たくさん発信していますから、気になる記事はぜひぜひ読んでみてくださいね。
さて。ここからが本題。
という話題です。
厳しい現実からお話します。第二新卒で経理を目指すのは、楽勝とは言えません。
転職させるための「就活のときの憧れの企業に再挑戦できる!」といった営業トークが流行っていますが、実際のところ、短期離職はまだまだ不利です。
特に経理の中途採用では、経験者が求められることが多いので、経験の少ない第二新卒は厳しい戦いを強いられます。
たとえ内定できたとしても、ブラック企業にあたってしまうリスクもあります。
けれども、第二新卒で経理を目指すのは、不可能ではありません。実際に、第二新卒・未経験から経理部採用を勝ち取っている人もいます。
まずは正しい知識をもってもらうために、知っておくべき5つのポイントを解説いたします。
ポイント①需要は高まっている
経理の転職市場は今、空前の売り手市場です。
詳しくは↑の記事に書きましたが、
- 企業の業績好調とそれにともなう規模拡大
- 人口減少による人手不足
- 働き方改革による残業削減
- 慢性的な会計・税務人材不足
といった理由で、かなり転職者に有利な市場環境になっているのです。
と、いうことで、今なら経理未経験の第二新卒にもチャンスありです。
企業側も、今の転職市場ではそう簡単に「経験豊富な中途社員」が手に入らないことに気づき始めています。すると、次に考えるのは
ということです。
こうなってくると、第二新卒はかなり有利になります。経験よりも、若さが争点になるからです。
ポイント②今の仕事と経理をつなげるアピールが重要
第二新卒は、短いとはいえ職歴のある人に対する中途採用です。中途採用は、新卒の就活とは違います。
- 今までどんな仕事をしてきたのか?
- その経験を、新しい職場でどう活かすのか?
といったことが問わるのです。
経理の仕事をはじめたいなら、今の仕事と経理の仕事をつなげて話すアピールが重要です。
という2人がいたら、どちらに対して「採用すればすぐに経理部の役に立ってくれそうだな」と思うでしょうか。
新卒採用なら、ヤル気アピールも良いでしょう。でも、第二新卒なら、もう一歩踏み込んだアピールを考えておきたいものです。
ポイント③簿記2級があるとチャンスが広がる
「第二新卒で経理を!」と考えているあなたに、経理としての職歴が無いなら、資格はそれをカバーしてくれる可能性があります。
というアピールになるからです。
コストパフォーマンスを考えると、おすすめの資格は簿記2級。
と思ってもらえます。
実際、転職エージェントも「簿記2級があれば安心してサポートできる」と言っていました。
なかなか条件の良い求人票も目にしますし、未経験・簿記2級アリの転職実例はたくさんあるようです。
※ちなみに簿記1級があると、転職活動はかなり有利になります。その分難易度もなかなかですが、時間に余裕があればチャレンジしてみてくださいね。
ポイント④1年半以上の就業経験が望ましい
こんな疑問をもつ人がいるかもしれませんね。
これ、実は結構重要なポイントだったりします。
目安しては、社会人歴1年半~3年程度が第二新卒として「売れる時期」です。
昔は「3年は勤めないと転職先が無い」と言われたものですが、今は「1年半で十分」。
イメージとしては
- 職歴半年:なかなか厳しい
- 職歴1年:選ばなければ、転職できるかも
- 職歴1年半~:案件たっぷり!十分転職可能
といった感じです。
ポイント⑤好条件の求人をGETするにはサポートが必要
始めにお伝えした通り、第二新卒で経理を目指す道は、甘くはありません。独力で好条件での内定を得るのは、かなり難しいと言っていいでしょう。
だから、ぜひ使ってほしいのが転職エージェント。プロの助けを借りて、少しでも良い求人案件をGETしてください。
具体的には、マイナビAGENTがおすすめです。
- 経理の仕事に詳しいし
- サポートが手厚い
- 非公開・独占を含めて経理の求人が多い
エージェントで、利用は完全無料です。幅の広さと知識の深さを兼ね備えているので、必ずあなたの助けになってくれることと思います。
第二新卒で経理を目指す3ステップ
ステップ①転職エージェントと話してみる
最初の一歩は、転職エージェントとの面談です。今の自分の状況で転職できそうなのはどんな会社か、まずは感触を確かめてみて下さい。
できれば複数のエージェントに会って
- 話の信頼性をチェックする
- 相性の良いエージェントをさがす
と良いでしょう。
おすすめのエージェントとしては、まずはマイナビAGENTです。
優しくてなんでも聞ける。それでいて正しい情報を伝えてくれる、信頼感のあるエージェントさんでした。
2つめのエージェントとしては…
という人には、管理部門専門の転職エージェントであるMS-Japanがおすすめです。管理部門に特化して、累計2万人以上の転職サポート実績があります。
カンタンなのにリアルな各種診断(キャリア診断・年収診断・AIキャリアサバイバル診断)なども、試す価値アリです。実績がデータとしてきっちり蓄積されている証拠ですね。
一方、
という人には、ウズキャリが良いと思います。エージェントさんの9割が元既卒・元第二新卒なので、きっと親身になってくれるはずです。
また、内定率83%以上・定着率94%以上という実績も、見逃せません。
ステップ②戦略を立てる
エージェントと相談して手ごたえをつかんだら、次は具体的な戦略立案にとりかかります。
- 今すぐ攻めるのか?
- まずは資格をとるのか?
- 数か月まってタイミングを計るのか?
など、転職エージェントのサポートを受けながら検討していきましょう。
個人的には、経理部配属での4月入社はおすすめできません。内定はもらっても、5月以降入社に調整してもらうのが良いでしょう。
なぜなら、4月は経理の繁忙期だからです。入社直後に周りが忙しいと、大事な時期に親切なサポートを受けにくくなってしまいます。
ステップ③選考に参加する
あとは、戦略通りに行動して、実際の選考に参加するだけ。ここまでくれば、ゴールは見えてきます。
選考は
- 履歴書
- 職務経歴書
- 面接
- 筆記試験
など、いろいろな方法で行われますが、優秀なエージェントのサポートがあれば心配はいりません。
選考でのふるまい方は、転職エージェントの得意分野なのです。
- アピールポイントの選び方
- 職務経歴書の書き方
- 会社ごとの面接対策
など、しっかり教えてもらえるでしょう。
まとめ:第二新卒で経理になるなら、使えるものは全部使って!
第二新卒で経理になるのは「甘くはないけど、チャンスはある!」という状況です。
- 資格
- 就業経験
- タイミング
- 転職エージェント
など、味方につけられるものはなんでも味方につけて、ぜひチャンスをモノにしてください。
なかでも、即効性があるのは転職エージェントの利用。今日登録して、来週面談すれば、それだけでチャンスをつかめる可能性はグッと高まります。
あなたもぜひ、経理部員のゆとりある生活を手に入れてくださいね。
それではまたっ!
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