こんな人のための記事です。
仕事でも、日常生活でも、「言いたいことが、伝わらない」というのはツラいものです。
- 相手をイライラさせたり
- 誤解からトラブルが起きたり
- 自分でも疲れ果てたり
といった状況を招くからです。
と自信を失くす原因にもなります。
この記事は、「言いたいことが伝わらない人の特徴5つ」をまとめることで、改善のヒントにして頂ければ!という気持ちで書いています。
私自身、(文章はともかく)話し言葉については
- プレゼンは苦手
- 初対面の人とのコミュニケーションも苦手
- 親しい人にも「言いたいことが分からない」とよく言われる
といった感じ。
目次
言いたいことが伝わらない人の残念で悲しい特徴5選
こう悩んでいる人には、とても残念で、かなり悲しい特徴が5つあります。
- 伝えたい気持ちでいっぱいすぎる
- 言葉の選び方が下手
- 相手の話を聞く余裕がない
- 「もう伝わらなくてもいいから逃げ出したい」と思っている
- 相手に「聞く価値ナシ」と思われている
1つずつ解説していきます。
特徴①伝えたい気持ちでいっぱいすぎる
最初の特徴は
というもの。…書いていて辛くなってくる特徴ですね。
感じたこと・考えたことを「今すぐ伝えたい!」と思うあまり
- 話す順番も
- 話し方も
- ふわっとした感覚の言語化も
全く意識しないまま、ただ話し始めてしまう。
そのため、聞き手からは分かりにくい話し方になり、結局何も伝わらない…というわけです。
だからと言って、日々の会話のときに、いちいち
なんて、ほとんど不可能です。
文章を書く場合ならともかく、会話中にこれをやろうとすれば
ということになりかねません。
「伝えたい気持ちを少しだけ抑えて、落ち着いて、高速で整理してから話さないと…」となれば、
という感じですよね。
伝わるように話すって、実はかなりの高難易度スキルなのかもしれません。
特徴②言葉の選び方が下手
「言いたいことが伝わらない」と悩む人の2つめの特徴は
という点です。
「特徴①伝えたい気持ちでいっぱいすぎる」とも関連して、
- 相手と目線をそろえながら話す
- 自分のアタマの中は相手には見えないことを意識する
といった配慮が不足しがちになります。
- 子どもでも分かる語彙しか使わない
- 業界の外の人と話すときは、専門用語を避ける
- 指示語(こそあど言葉)を使いすぎない
- あいまいな言葉は定義を解説してから使う
- 前提はきちんと説明して共有する
みたいな細かい配慮ができないと
特徴③相手の話を聞く余裕がない
「言いたいことが伝わらない」という人は、大抵、”伝わらない”を何度も経験しています。
そして、それはそれなりに”ツライ経験”なので、話し始めて
となると、軽いパニックを起こすケースがあります。
相手が話している最中にも
- なんとかしなくちゃ
- どうすればいいんだろう
- またあんなツライ思いをするのかな
といったことばかり考えてしまって、相手の発言をほとんど聞いていない、といった状態になるわけです。
すると当然、
- 会話が噛み合わなくなる
- 相手をイライラさせる
- より一層パニックになる
といった悪循環で、自分の言いたいことが相手に伝わる可能性はドンドン低くなっていきます。
特徴④「もう伝わらなくてもいいから逃げ出したい」と思っている
特徴③でも解説した通り、何度も”伝わらない経験”を繰り返してきた人は、「今回も伝わらないぞ…」という兆候を感じ取ると、
という精神状態になることがあります。
- 伝わらなくてもいい
- とにかくこの状況から逃げたい
- あいまいにして誤魔化したい
- 話し始めたことを忘れてほしい
- 無かったことにしたい
こうなってしまうと、あとは泥沼です。
特徴⑤相手に「聞く価値ナシ」と思われている
最後に、もっとも悲しい特徴をあげておきます。
「言いたいことが伝わらない」と感じている人の中には、聞き手から
と思われてしまっている人が少なくありません。
人間は、少々話し方が下手でも、分かりにくくても、
- この人の話は、自分にとって重要だ
- この人の話は、聞いておくと有益だ
こう思ってさえいれば、一生懸命にメッセージを受け取るものですよね。
言いたいことが伝わらない人は、聞き手の信頼を取り戻す必要があります。
- 仕事自体がデキるようになる
- 日々、人に親切にする
- 「分かりにくい無駄話」を止める
といったことで、相手にとって価値ある存在になることができなければ、根本的な問題解決は遠い…というわけなんです。
まとめ:言いたいことが伝わらない人は、ツライけど今日も頑張って働こう。
言いたいことが伝わらない人の、残念で悲しい特徴を5つご紹介しました。
- 伝えたい気持ちでいっぱいすぎる
- 言葉の選び方が下手
- 相手の話を聞く余裕がない
- 「もう伝わらなくてもいいから逃げ出したい」と思っている
- 相手に「聞く価値ナシ」と思われている
実は5つは全部、私自身が当てはまること。(「以前はこうだった」という点と、「今もこの傾向が…」と言う点が入り混じっていますが)
文章を書くときみたいに、
- 整理して準備する余裕
- 構成を考えるゆとり
- 読み直す時間
があれば良いのですが、現実の会話ではそれも難しいもの。
だから、「言いたいことが伝わらない」の苦しみは、すごくよく分かります。
でも多分、できることはただただ
- 仕事そのものの信頼を積み上げること
- 今できる精一杯で一生懸命伝えること
- 懲りずに伝える練習を重ねること
くらいかなと。
結局のところ、
と思っています。
同じように苦しんでいる人のヒントに、少しでもなれば嬉しいです。
それではまたっ!
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