こんな人のための記事です。
- プロ意識が高ければ、よりよく働くことができる
- プロ意識が低ければ、生き抜いてゆくのも危うい
そんな環境になりつつある今日この頃。
ここらでひとつ、「プロ意識」の正体について真剣に検討してみるのも悪くはないでしょう。
この記事では
- プロ意識の低い人
- プロ意識の高い人
の違いを5つ、まとめて解説していきます!
目次
違い①プロ意識の低い人は時間に着目し、プロ意識の高い人は成果に着目する
プロ意識の低い人
プロ意識の低い人は、
- 長時間働いた
- すごく頑張った
- こんなに大変だった
と、自分が”どんな犠牲を払って仕事をしたか”について語りがちです。
「頑張った人が評価されるべき」「苦労したら報われるのが当たり前」といった発想なので、雇い主やクライアントとは噛み合わないことも少なくありません。
プロ意識の高い人
プロ意識の高い人は、相手に”どんな価値を提供できるか”を意識して働いています。
- 何か月かけて頑張っても、成果がなければ評価されなくて当たり前
- 例え3分の仕事でも、成果が出たならキッチリ評価してもらう
という発想です。
違い②プロ意識の低い人は顧客の機嫌をとり、プロ意識の高い人は顧客のためになることをする
プロ意識の低い人
プロ意識の低い人は、顧客・雇い主・上司などの言いなりになってしまう傾向があります。
- 言われた通りの作業だけをする
- 異論があっても口にしない
- 仕事と関係のない付き合いでご機嫌をとる
- ムチャな要求(期限・価格・残業時間など)も受け入れる
といった感じですね。
プロ意識の高い人
プロ意識の高い人は、とにかく相手(クライアント・雇い主・上司等)の利益について考えます。
それが相手のためになると思えば、相手の機嫌を損ねてでも必要な主張をします。
※とはいえ、プロ意識の高い人は、”きちんと伝わる伝え方”を選ぶこともプロの義務だと考えているので、ケンカになってしまうことはめったにありません。
違い③プロ意識の低い人はできないことを嘆き、プロ意識の高い人はできることを増やす
プロ意識の低い人
プロ意識の低い人は、自分自身が
- スキル的に
- 性格的に
- 環境的に
「できないこと」を嘆くばかりです。
当然ですが、「どうせ僕はスキルが低いからね」と拗ねてみても、「性格だから…」と落ち込んでみても、「この環境じゃね‥」と投げやりになってみても、仕事の成果が高まることはありません。
プロ意識の高い人
プロ意識の高い人は、
- とにかく、できることを誠実にやり抜く
- その中で、だんだんとできることの範囲を広げていく
というアプローチをします。
違い④プロ意識の低い人は過去を自慢し、プロ意識の高い人は未来を見て学ぶ
プロ意識の低い人
プロ意識の低い人は、過去の栄光にしがみつきます。
- 自分が”昔”、どんなに活躍したか
- ”以前に経験したプロジェクト”が、どれだけ大変だったか
みたいな話を、事あるごとに繰り返すわけです。
プロ意識の高い人
プロ意識の高い人は、学ぶことに貪欲です。
- スキルの習得
- 知識のアップデート
- 新しい体験・経験
- 専門家との会話
などを好み、自分をより良い状態に保とうと努力します。
違い⑤プロ意識の低い人は楽な仕事を求め、プロ意識の高い人は楽しい仕事を求める
プロ意識の低い人
プロ意識の低い人は、
- 努力を嫌い
- 人に押し付ける方法を模索し
- 後回し・先送りのプランばかり考え
とにかく今ラクをすることばかりに目がいきます。
プロ意識の高い人
プロ意識の高い人が求めているのは、ラクな仕事ではなく、楽しい仕事です。
- 価値ある目的のために
- 得意を活かして
- 自分にあった働き方で
- 効率的に成果をあげる
そういう仕事のカタチを創り出すため、日々工夫を重ねていきます。
まとめ:プロ意識の高い人vsプロ意識の低い人
プロ意識の高い人の特徴は、この5つ。
- 成果に着目する
- 顧客のためになることをする
- できることを増やす
- 未来を見て学ぶ
- 楽しい仕事を求める
プロ意識の低い人の特徴は、この5つ。
- 時間に着目する
- 顧客の機嫌をとる
- できないことを嘆く
- 過去を自慢する
- 楽な仕事を求める
結局、プロ意識の高い人は、いろいろな場所で「求められる人材」になります。
- 今の職場で出世するにも
- 転職して他社で活躍するにも
- フリーになって自由に働くにも
プロ意識は高い方が上手くいくということ。
「プロ意識を要求してくるのはブラック企業の特徴だ」とか、「プロ意識なんて体育会系で嫌いだ」とか、感じる人がいるのも分かります。分かりますが、
と思う今日この頃です。
それではまたっ!
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