宝印刷 2019年5月期第1四半期決算に関するつぶやき(配当ニュートラル)

宝印刷 2019年5月期第1四半期決算(2018年9月28日公表)

たからちゃんより2018年6月1日~2018年8月31日の業務報告が届いております。

 

経営成績について

たから
増収減益で利益率が下がっちゃったの…。

      当第1四半期 前第1四半期

売 上 高   59.2億円   56.3億円

営業利益率   22.0%        24.8%

1株純利益     82.09円     87.14円

配当予想    25円+25円

売上は前年比+5%、対して利益率はマイナス5~7%と、利益率が低下した第1四半期でした。

ここ数年、第1四半期の営業利益率は

26.5%→24.8%→22.0%

と、低下傾向にあります。

期末までに、中期経営計画通りの利益率(当期9.9%)に収束してくれることを願いたいと思います。

 

通期業績予想に対する進捗は順調です。

  • 売上の進捗率:35.0%(前期36.3%)
  • 営業利益の進捗率:81.4%(前期81.4%)

極端に進んでいるようにみえますが、これは、たからちゃんの事業の特性によるもの。

第1四半期に売り上げ・利益とも集中するのが通常なので、特別素晴らしい成績というわけではありません。(前期と比較してみると、特別な数字でないことがわかりますね。)

 

昨年から気になっていた原価率は56.7%(前期54.3%)と、相変わらず増加傾向です。

経理業界内では「たからちゃんと競合のP社くんは、最近シェア争いに熱心」というウワサも、あったりなかったりします。

シェア拡大のために、価格競争に陥ってしまわないか、少々心配しています。

 

昨年末時点での当期の見通しとして、たからちゃんは

  • 受注増加
  • コストは当期並み

の2点を発表していました。この通りにいけば、増収増益となるのが自然です。

半期・通期の業績予想は増収増益のまま修正されていませんから、これが今後どのように展開していくのか、じっくり見守りたいと思います。

 

財政状態について

たから
財政状態は安心してね。総資産の半分以上が現金や投資有価証券だから、ちょっとやそっとじゃ揺らがないわよ!

      当第1四半期末  前期末

総 資 産   191.7億円   197.2億円

1株純資産   1,330.67円   1,274.72円

自己資本比率    77.6%     72.3%

A(※)/総資産     55.6%     47.8%

※A=現金預金+投資有価証券

財政状態に関しては、懸念点がありません。あいかわらず、「どうやったら潰れるのかわからない」状況を保っています。

 

まとめ(今後の配当について)

当期の配当予想50円については、何の心配もしていません。

こびと株オーナーとしての関心は、

  1. 今後も長期間にわたって安定配当を続けてくれるのか?
  2. もしかして、もしかして、増配があたりしないか?

の2点に絞られています。

①については、今のところ問題ないと考えています。利益率の低下を避けつつ、安定した経営成績を守ってほしいと思います。

②についても、当期・来期あたりで増配のアナウンスがないものか、ほんのりと期待をしています。

たからちゃんの商売は、今後爆発的な成長を期待できる種類のものではありません。で、ある以上、利益は貯め込むより、株主に還元するのが◎。

キャッシュも利益剰余金もたっぷりもっているたからちゃんですから、今後の増配に期待したいと思います。

 

それではまたっ!

 

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フルーツ

こびと株.comのメンバー(役割:保有銘柄のウォッチ)。某有名大学で会計を学んだ後、一部上場企業の経理/財務部で働いている。持ち前の情報収集力・財務分析力を武器に、保有銘柄のウォッチを行っている。