フルーツ@こびと株オーナーです。
数日前から、宝印刷株式会社のたからちゃんが、そこらじゅうを走り回っています。
ちょっとつかまえて様子をきいてみましょう。こびとMTGスタートです!
こびとMTGは、不定期に開催される、こびとたちとオーナーとのMTGです。
こびとたちのことを知り、株式についての理解を深めることを目的としています。
各会社のプレスリリースをもとに、財務情報をはじめとする定量的情報の他、製品情報などの定性的情報もご紹介していきます。
※今日のこびとMTGでは、宝印刷株式会社のプレスリリース「2018年7月21日(土曜日)の日本経済新聞報道について」の内容をご紹介します。
日経新聞の報道内容
たからちゃんどうしたのー?何をそんなに騒いでるの?
たからちゃんが大騒ぎする原因は、どうやら日経新聞の報道にあるようです。ちょっと、内容をチェックしてみましょう。
宝印刷は2020年5月期の年間配当を54円程度と、今期計画に比べて4円程度積み増す方針だ。(後略)
(日本経済新聞「宝印刷、来期に4円増配」)
おー。これはなかなかなニュース。配当金狙いの株式投資を行っている私フルーツとしては、関心が高まるポイントです。
中期経営計画によれば、たからちゃんの2020年5月期の利益は13億円。54円配当の場合の配当総額は、おそらく6億円程度。
配当性向は50%を切りますから、最近のたからちゃん様子からいっても、ありえない数字ではありません。(2018年5月期の配当性向は50.3%)
たからちゃんのコメント
新聞社にニュースをすっぱぬかれた場合、会社としてのコメントは大抵どこも同じです。
- こんな報道がありました
- でもコレ、うちが発表したことじゃないからね
- まぁなんか決めたら発表するから待っといてよ
たからちゃんも、2018/7/23付で、①~③のような内容のリリースを出しています。(日経新聞報道は2018/7/21(土)付)
※大抵、記事になる数時間前(朝刊の場合だと夜中)に、新聞社から広報担当者に「書きますからね~」と一報が入ります。そこから会社は大騒ぎ。こういう日は広報さんの手腕が試されます。
よくあるケース
本人はこう主張していますが、
- 新聞社にすっぱ抜かれる
- 報道の内容は「当社が発表したものではありません」とリリースを出す
- ①と変わらない内容のリリースを、正式に発表する
というケースは、かなり頻繁にあります。
例えばキヤノン株式会社のかのんちゃんも、2017年8~9月に、デジタルカメラ新工場建設について似たような状況におちいっています。
今回のたからちゃんのケース、配当予想が確定するのは随分先のことになりそうです。
とはいえ、新聞社が記事にするにはそれなりの根拠がある(場合が多い)もの。増配を楽しみにしつつ、待っていたいと思います。
それではまたっ!
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