エックスネット 2019年3月期第1四半期決算に関するつぶやき(配当ニュートラル)

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エックスネット 2019年3月期第1四半期決算(2018年7月31日公表)

Xネッコより2018年4月1日~2018年6月30日の業務報告が届いております。

 

経営成績について

Xネッコ
減収減益だぜ。…去年が良すぎたんだって!これでも十分がんばってるだろ!?

      当第1四半期 前第1四半期

売 上 高    10.4億円    10.5億円

営業利益率     15.4%         20.6%

1株純利益    13.56円    17.83円

配当      14円(中間予想)+14円(期末予想)

売上微減、利益激減です。営業利益率が5%以上も悪化しています。

減益の要因としては

  • アプリケーション開発投資の償却負担増加
  • AMOサービスについて、前年の高利益率案件が影響(当期は平均的な利益水準)

があげられています。

当第1四半期の営業利益率は、対前年比では悪化していますが、通期業績予想とは遜色ありません。
予定通りの状況ということなのでしょう。

営業利益率は、高水準ではありますが、

  • 前々期   :17.5%
  • 前期    :16.1%
  • 当第1四半期:15.4%
  • 当期通期予想:15.1%

下落傾向です。
15%程度で下げ止まることを期待したいと思います。

 

財政状態について

Xネッコ
ほらー。潰れようがないだろ?

          当期末      前期末

総 資 産       71.0億円    72.0億円

1株純資産            750.31円       749.9円

自己資本比率    87.3%     86.1%

A(※)/総資産      64.8%     65.9%

※A=現金預金+有価証券+投資有価証券+関係会社預け金

財政状態については、めだった問題はありません。
きわめて安定的に推移しています。

 

まとめ(配当について)

配当予想には変更がなく、当期は28円の配当が見込まれます。

業績予想も修正はありませんから、配当性向も変わらず51.4%です。

こびと株オーナーとしても

  • 28円の配当は確実に実施されるだろう
  • 増配は厳しいだろう

という予想は、前期末から変わりません。

償却費負担が重くなる数年をしっかり、長引かせることなく乗り切って、増益→増配へとつなげていってほしいと思います。

 

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。