こんな人のための記事です。
読みやすい文章を書く力。
これって、社会人にとって、かなり重要なスキルですよね。
文章を書く機会ゼロで仕事をしてる人って、それほど多くないですもんね。
そんなわけで、この記事では
そんなポイントを、5つだけ絞り込んで、ご紹介していきます。
え?そういうお前の文章は、読みやすいのかって?
それはもちろん、読者のみなさまにご判断いただくしかないわけですが…
ので、それなりに読みやすい文章が書けているのではないかと、うぬぼれている次第です。
よろしければ、ご参考になさってくださいませ。
目次
読みやすい文章の書き方①目次をつくる
いきなり書き始めるのはNG
これで読みやすい文章が書けるのは、限られた上級者だけです。
まずは、
- 何を
- どんな順番で
書くのか整理して、目次を作っていくのがおすすめです。
例えば、このブログの記事を書く時でも、最初に作るのは「目次」です。
この記事の場合だと、コレ↓ですね。
1 読みやすい文章の書き方①小見出しをつくる
1.1 いきなり書き始めるのはNG
1.2 小見出しは、地図になる
2 読みやすい文章の書き方②1文を短く
2.1 1文が長いのは整頓不足
2.2 40文字くらいを目安に
3 読みやすい文章の書き方③具体的に書く
3.1 数字と固有名詞
3.2 抽象度の高いコトに価値がある?
4 読みやすい文章の書き方④省略しすぎない
4.1 階段は一段ずつ昇る
4.2 まどろっこしい方がマシ
5 読みやすい文章の書き方⑤読み返す
5.1 テンポが大切
5.2 見た目も大切
6 読みやすい文章まとめ:まずはポイントを押さえるべし
これを全部作ってから、中身を書き始めます。
目次は地図
最初に目次を作っておくと、読み手・書き手両方にとって、地図の役割を果たしてくれます。
- パッと見で大筋(おおすじ)がつかめる
- 今自分がどのあたりにいるのか分かる
ということで、ガイドラインになるわけです。
また、書き手自身が「書いている途中で、何を書きたいのか分からなくなる」のを避けることもできます。
※「目次付きの文章を提出するのは難しい!」という場合でも、
- 目次をつくる
- 文章を書く
- 目次を消す
という流れが良いと思います。
これで少なくとも、書き手は迷子になりません。
書き手自身が迷子になってる文章、読む方は本当にキツイですよ…w
読みやすい文章の書き方②1文を短く
1文が長いのは整頓不足
なんとなくで文章を書いていると、1文1文がどんどん長くなっていきます。
ぜひ一度、自分の書いた文の文字数を数えてみて下さい。
- 100文字
- 150文字
- もしかしたら200文字!
1文200文字といったら、400字詰め原稿用紙に2回しか句点(。)がないということ。…なかなかの悪文です。
こういうことをやっていると
- 文の初めの方と終わりの方で、話題が変わっている
- 主語と述語が対応していない
みたいなことが、しょっちゅう起きます。整理整頓がされていないわけですね。
40文字くらいを目安に
もちろん、
- 小説なのか?エッセイなのか?ビジネス文書なのか?
- A4ペライチで印刷するのか?書籍に載せるのか?ブログに載せるのか?
- 読み手は小学生か?大学生か?社会人か?
など、文章の種類によって、答えは色々です。
「何文字以内でさえあればOK!」という決め方は、本質的ではありません。
とはいえ、
一般的には、30~80字くらいが適正と言われることが多いでしょうか。
私は基本的に、ブログでは60文字くらいを上限と考えています。(エディターが1行40文字なので、2行目に入ったら警戒します。)
- できれば40文字くらい
- 60文字超えたら立ち止まる
- 80文字いったら書き直す
- 100文字は怒る
みたいな感じですね。
読みやすい文章の書き方③具体的に書く
数字と固有名詞
- 具体的vs抽象的。なんとなくイメージはつくけど、よくは分からない。
- 「具体的に書くべし」というのはよく聞くけど、どうやればいいのか分からない。
こういう人、実は少なくないんじゃないでしょうか?
私こびと株は新入社員時代、先輩から
と言われて、なかなかの衝撃を受けました。
確かに、
- たくさんのリンゴ vs 100コのリンゴ
- ファミレス vs デニーズ
- 狭い家 vs 三畳一間の家
- 映画 vs 鬼滅の刃 無限列車編
…どっちが具体的かなんて、悩むまでもありません。
後者の方が、グッと鮮明にイメージが浮かんでくるはずです。
抽象度の高いコトに価値がある?
一方で、
と感じる人もいるかもしれません。
私自身も、大切なのは「具体的な個別事例から、いかに抽象化して学ぶか」だと考えています。
ただ、問題は
ということです。
伝わらない。響かない。届かない。
これでは、せっかくの情報も腐ってしまいます。
価値ある情報を、きちんと相手に届けるには
- 具体的に書く
- 抽象的に書く
両方を、良いバランスで使いこなすことが必要です。
そして、一般的な書き手は、
傾向があります。
だから、まずは「とにかく具体的に」を意識しておく。
そうすることで、なんとか「具体的」と「抽象的」のバランスが保たれるわけです。
読みやすい文章の書き方④省略しすぎない
階段は一段ずつ昇る
「読みにくい」と言われる文章を書く人が、ついやってしまうのが
です。
- 話が飛躍する
- 論理的でない
- 何を言っているのか分からない
こういう批判を受けたことがある人も、「省略しすぎ」の病にかかっている可能性があります。
階段は、1段ずつ上がりましょう。
一足飛びに2階まで飛び上がったら、ついていけるのは忍者の皆さまだけです。
Aの次はB、Bの次はC、Cの次はDです。Zにたどり着くには、25のステップが必要です。
「A→D→H→O→U→Z」みたいな説明をしたら、みんなの口が「ぽかん」というカタチになります。
まどろっこしい方がマシ
その通りです。
省略には
- 良い省略
- 悪い省略
があるわけです。
悪い省略の1番の特徴は、意味が通じなくなる(通じにくくなる)こと。
- 主語がない
- 指示語(こそあど言葉)が多い
- 前提を省いている
なんて時は、要注意です。
はじめは「迷ったら書いておく」という判断でOKだと思いますよ!
読みやすい文章の書き方⑤読み返す
テンポが大切
「読みやすい文章を書きたい!」
そう思うのなら、書きっぱなしはNGです。
- 書き終えたら、読み返す
- できれば声に出して、読み返す
- 可能なら1日空けて、読み返す
他人の文章ならすぐに気づく、読みにくさ。自分の書いた文章だと、不思議と気が付かないものなのです。
読み返すときは、
- テンポが悪い
- ひっかかる
- 息継ぎがしにくい
- 違和感がある
といった感覚に注意しましょう。
- 難しい言葉→カンタンな言葉
- 切れ目が分かりにくい→適切な読点(、)
- 同じ語尾が続いている→「です」「ます」「でしょう」等に分ける
といった、細かな気配りで、文章の読みやすさは各段に違ってきます。
見た目も大切
書いた文章が、パッと見で、「読みやすそうかどうか」という意味です。
- 文字が詰まりすぎて、うんざりしないか?
- ひらがなばかりで、切れ目が分かりにくくないか?
- 漢字が続きすぎて、難しそうに見えないか?
- のっぺりと同じトーンが続いて、眠くなりそうではないか?
といったことを、見た目で判断して下さい。
- 文字の色を変える(やりすぎ注意w)
- 文字装飾(太字・下線など)をつける
- 図表を入れる
いろいろと工夫することで、読みやすい文章を目指しましょう!
読みやすい文章まとめ:まずはポイントを押さえるべし
読みやすい文章の書き方。
ポイントは
- 目次をつくる
- 1文を短くする
- 具体的に書く
- 省略しすぎない
- 読み返す
の5つです。
まずはこの5つのポイントを押さえることで、今とは段違いに読みやすい文章が書けるようになるでしょう。
とはいえ、最終的には
でもあります。
- 良い本を何千冊も読む
- 毎日、何千文字も書く
みたいな訓練が、必要不可欠ということです。
ですから、おすすめのステップアップ方法は
こと。
ちょっと手間がかかる感じもしますが、ブログには、文章力が上がる以外に
- マーケティングやセールスが身につく
- 副業としてかなり有望
- 毎日続ける継続力が磨かれる
- 新しい出会いの場になる
といった魅力もあります。
興味のある方は、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
それではまたっ!
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