こんな人のための記事です。この記事を読むと、リクナビネクストの最適活用法がわかります。
私自身、はじめての転職活動のとき、「リクナビネクストって登録する意味あるの?」というのが疑問でした。ですからこの記事で、実際に使ってみてわかったことをご紹介したいと思います!
リクナビネクストは
- 転職者の8割が利用する転職サイト。転職を考えたらまずは登録すべき。
- 評判は賛否両論あるけれど、正しく使えばメリットがたっぷり!
- スカウト待ち用に使うのが最強。求人探しは別途エージェントの力を借りるのが◎。
目次
リクナビネクストの評判・感想・クチコミ
転職サイトの王道と言えば、リクナビネクスト。転職決定率48.6%を誇る、日本最大級の転職サイトです。そんなリクナビネクストについて、まずは評判・口コミ・感想などを見ていきたいと思います。
リクナビネクストの良い評判
私フルーツも、自分自身の経験から「スカウト機能こそがリクナビネクストの最高の機能」だと思っています。スカウト機能を使えば、あなたの転職活動も気楽で楽しいものになるかもしれません!
サイトの完成度は、「さすがリクルート!」と言った感じです。充実した検索機能や、スカウト活用度と応募数の進捗が一目でわかるレポートなど、作り込まれた様々な機能が転職活動をサポートしてくれます。
仕事を続けながら転職活動をする場合、今の職場にはバレないように気を使うのは一般的なこと。リクナビネクストなら、そこらへんもきっちりカバーしてくれるので安心です。
リクナビネクストは、数千件以上の求人を抱えています。毎週2万人以上の登録がある転職サイトならではのボリュームです。
求人が多ければ、その中に自分にあったものが混じっている可能性も高まろうというもの。リクナビネクストなら、希望条件にぴったりの求人も見つかるでしょう!
リクナビネクストの悪い評判
転職活動には、2種類あります。
- 自分から応募して行う転職活動
- 企業からスカウトされて行う転職活動
です。
「①自分から応募して行う転職活動」用に使おうとすると、リクナビネクストに情報不足感があるのはよくわかります。求人内容に具体性がなかったり、質問がしにくかったり…。
リクナビネクストは、「②企業からスカウトされて行う転職活動」用に利用すべき転職サイトです。スカウトから始まる転職活動なら、質問もしやすいですし、企業サイドもいろいろと情報提供してアピールしてくれます。
※「①自分から応募して行う転職活動」には、専門のエージェント型サービス(例えば第二新卒なら「ウズキャリ」など。) を利用するのが◎です。
リクナビネクストは、求人数の多い転職サイトです。とはいえ、地域によって得意・不得意はある様子。首都圏の転職にはバッチリでも、「地方での転職にはいま一歩。」という意見もあるようです。
地方での転職を考える人は、リクナビネクスト等の大手サイトだけではなく、リージョナルキャリアなど地方特化の転職サイトを併用するのがおすすめです。
時々耳にするのが、こういった感想です。これは、リクナビネクストの欠点というよりは、「ナビサイト型のサービスが合わなかった」ということなのだと思います。
リクルートエージェントやジャスネットキャリアなどのエージェント型サービスでは、転職者ひとりひとりにエージェントがつきます。
そして、そのエージェントが企業との間に入って、求人を紹介してくれたり、日程調整や条件交渉をサポートしてくれたりします。
一方リクナビネクストをはじめとするナビサイト型サービスでは、自分で直接企業とやりとりします。
ナビサイト型サービスは「企業と求職者が出会う場所を提供してくれるサービス」、エージェント型サービスは「転職活動に伴走者をつけてくれるサービス」ということができるでしょう。
ナビサイト型サービスとエージェント型サービスを、上手に使い分けて、良い転職活動にしましょう♪
※ナビサイト型サービスはスカウト待ち用にリクナビNEXTを、エージェント型サービスは自分にあう専門のサービス(経理ならジャスネット、第二新卒ならウズキャリ、など)を使うと良いでしょう!
リクナビネクストの評判まとめ
利用者の多い大手転職サイトだけあって、インターネットで検索すると、良い評判も悪い評判もたくさんでてきます。
しかし、
- 登録者数700万人超
- 転職者の8割以上が使う
- 転職決定率No.1
- 毎週2万人以上の新規登録アリ
といった実績を考えると、
大手ナビサイトの良さを十分に利用して、納得のいく転職活動にしましょう♪
リクナビネクスト利用のメリット7選
リクナビネクスト利用のメリットを7つ、厳選してご紹介します!
メリット①求人数が多い
やっぱり一番最初のメリットはこれ、求人数が多いということです。その数、数千~1万件程度(時期によって変動があります)。
今後も、リクナビNEXTの求人数が多い状況は続くと考えられます。企業側が求人を載せるサイトを選ぶときにポイントである「登録者数」も700万人超と十分ですからね。
メリット②限定求人もたっぷり
リクナビネクストの求人は、なんとそのうち約85%が限定求人です。つまり、リクナビNEXTに登録しなければ出会えない企業がたくさんあるということ。
チャンスを逃さないためにも、ぜひとも登録して限定求人をチェックしてほしいと思います。
メリット③グッドポイント診断が超あたる
リクナビNEXTに登録すると、「グッドポイント診断」が利用できるようになります。
グッドポイント診断は、リクルートキャリア独自の診断サービスで、自分の強みを客観的に把握するためのツールです。約30分ほどかけて行う本格的な診断で、とてもよくあたると評判のツールです。
診断結果は、自己分析に活用できるほか、応募書類に添付することもできます。人物像がわかりやすく、応募意欲の高さが伝わることから、企業側にも好評のようです。ぜひ、お使いください♪
メリット④スカウト機能が優秀
私フルーツのイチ押しは、スカウト機能です。リクナビNEXTのスカウト機能は超優秀♪
かなり志望とあった条件の企業から、よりすぐりのスカウトが届きます。畑違いの的外れな求人はほとんど見かけませんし、スカウトしてくれた企業の採用意欲もかなり高い様子でした。
スカウト機能が「使える」ものになっているかどうかは、転職サイトによってかなりバラつきがあります。私もいくつかの転職サイトの利用経験がありますが、ひどいサイトは本当にひどいです。
例えば某〇ODAさん。「職歴は経理のみ、志望は経理職」の私に、届いた求人は「牛丼チェーンの店長」。「なんでそうなった!?」って感じですね。速攻で退会させていただきました。
メリット⑤会員限定機能も充実
その他の会員限定機能も、かなり充実しています。
「ちょっとしたスキマ時間を利用して転職活動をすすめたい」とか、「たまには自分からも求人を探してみようかな」とか、そんなときにも効率的に動くことができるよう、工夫されています。
- 新着求人がメールで届く
- 「気になるリスト」で求人を管理できる
- 応募用のレジュメをデータで保存できる
- 転職仲間の転職状況がわかる …etc.
会員限定機能は、「ちょっとした工夫」が散りばめられた、かゆいところに手が届くサービスです
メリット⑥ランキングがめっちゃ使える
リクナビネクストからは、転職活動やキャリアプランニングにバッチリ使える、超有益な情報を得ることができます。
その代表格がこちらの2つのランキング。
- 検索キーワードランキング
- 企業が求める経験・スキルランキング
です。
これらのランキングをチェックして、企業の人事が求職者を検索するときに使うキーワードは何か、求人数の多いスキルは何か、といったことを把握しておけば、
- 自分の経験のうちアピールすべきところはどこなのか
- 自分がこれから身に着けるべきスキルは何か
がハッキリと分かります。
また、自分の書いたレジュメが企業に検索された回数や自分の企業からの注目度ランキング(全体・職種別)も見ることができて、自分の転職市場での価値を知るにはぴったりです。
市場価値が高ければ、強気で転職活動ができます!逆にまだまだ低い場合には、プラスで身に着けるべきスキルや資格を検討すれば良いのです。
メリット⑦特集がかなり便利
リクナビネクストでは、常時さまざまな求人特集を行っています。
- U・Iターン特集
- 40代、50代からの転職
- 第二新卒特集
- 面接1回で内定がとれる企業特集
- 上場企業のグループ会社特集
- 「未経験×固定給25万円以上」特集
- 「ワークライフバランスで働く」特集 …etc.
働き方や転職方法についてこれだけ幅広くカバーされていると、ドンピシャの求人も見つかりやすくなろうというもの。気になる特集のある方、ぜひ一度チェックしてみてください!
リクナビネクスト利用のデメリット2選
デメリット①登録に5分ほどかかる
リクナビネクストへの登録にあたっては、転職活動に必要な情報をあれこれと入力しなくてはいけません。その作業には、5分ほどかかります。
「登録は30秒!」「1分で入力完了!」などというサイトに比べると、多少なりとも時間がとられ、面倒くさい点は、デメリットと言えるでしょう。
とはいえ、入力する情報は、転職活動を行い企業とやりとりをするにあたって必要なものばかり。登録作業に時間がかからないサイトでも、これらの情報は別のタイミングで入力しなければならないことがほとんどです。
デメリット②メールがたくさん届きすぎる
リクナビネクストに登録すると、たくさんのスカウトメールが届きます。そしてそのメールの中には、エージェント企業の広告みたいなメールも混じっています。
必要なものも不要なものも入り混じって届くメールの大量さは、リクナビネクスト登録のデメリット。このボリュームに圧倒されて、「スパムじゃん!」と敬遠してしまう人も、時々いるようです。
でもこのスカウトメール、大切なものと不要なものを簡単に見分けることができます。
ですから、「大切なものだけチェック!不要なものは読まずにゴミ箱へ」と割りきってしまえば、スカウトメールのボリュームにうんざりすることはなくなります。
見分けるポイントは、送信元とオファーの種類です。スカウトメールの送信元は2種類。
- 企業
- エージェント
です。
このうち、大切なのは①企業から送られてくるスカウトのみ。エージェントからのスカウトは、エージェント企業の広告でしかありませんから、無視してかまいません。
オファーの種類は、3種類です。
- オープンオファー
- 興味通知オファー
- プライベートオファー
大切なのは、プライベートオファー。別名「面接確約オファー」です。
企業からのプライベートオファーは「書類選考免除するので、ぜひ面接にお越しください!」という、企業からのラブコール。超有益なスカウトなので、これだけは必ずチェックしてください!
リクナビネクストの最適活用法
さて。リクナビネクストの最適活用法です。とってもカンタンな3ステップ。
- 登録する
- レジュメを記入する
- 心ひかれるスカウトが来るまで放置!
以上です♪
スカウトきっかけの転職活動は本当に気楽で楽しいので、「転職に興味がある人全員が活用すべき!」というのが私の持論です。
- 企業からスカウトをもらえるとうれしい。自信がつく。
- スカウトされての転職活動だと、志望動機がいらない。
- 面接でも、企業側が勧誘してくれて、対等に話ができる。
こんなに良い転職活動はありません。
リクナビネクストは、この「スカウトきっかけの転職活動」に最適なツール。
- 登録者数の多い大手転職サイトだからこそ、多くの企業がスカウトにリクナビネクストを使っている
- スカウトの種類が分かれているため、企業の採用意欲が一目でわかる
- 面接確約オファーが届いた場合、企業の採用意欲はバツグン!
といった特徴があるからです。
ぜひリクナビネクストを使って、すてきなスカウトを手にいれてください♪
もちろん使ってもかまいません。リクナビネクストにはたくさんの求人が掲載されていますし、求人管理用の会員限定機能も使いやすく工夫されています。
それでも、「リクナビネクストの最適活用法」として「求人を探す」というステップをご紹介しないのは、求人を探すにはもっと適した方法があると思うから。
それは、「エージェントに探してもらう」という方法です。
転職エージェントは、求人を出している会社について、様々な情報を持っています。求人票に書かれている表面的な内容だけでなく、
- 実際のところ、会社の雰囲気はどうなのか
- 本当は、どんな人を欲しがっているのか
- 以前にその会社に入った人は、満足しているのか
- その会社から去っていった人(転職していった人)は、何を不満に思っていたのか
といった、ナビサイトだけでは入手しきれない、リアルな情報です。
- スカウト待ちにはリクナビネクスト
- 求人探しにはエージェント
という使い分けこそが、コスパ最強の転職戦略なのです!
リクナビネクストQ&A
Q&Aです。疑問はスッパリ解消して、納得の転職活動へと進みましょう!
Q1:リクナビネクストの求人はブラック企業ばっかり?
A1:いいえ、そんなことはありません。
実際に、リクナビネクストに掲載されている企業や、リクナビネクスト経由でスカウトを送っている企業に勤めている知人複数名にヒアリングしてみました。
その結果、彼ら彼女らの職場環境は決してブラックではないことがわかりました。
リクナビネクストの求人には、
- 高い給与
- 充実した福利厚生
- 業績に応じたチャンス
- まっとうな労務管理 …etc.
これらを完備した、ホワイト企業と呼んで差し支えない会社がたくさんあります。
Q2:リクナビネクストは第二新卒には向かない?
A2:いいえ、第二新卒にもおすすめです。
リクナビネクスト登録者の5%は24歳以下です。700万人の5%ですから、24歳以下の人が35万人登録していることになります。
リクナビネクスト側も(第二新卒向けの特集を組んでいるくらいですから)、転職市場における若手のプレゼンスを意識していることは間違いありません。
Q3:いくらリクナビネクストでも、40代、50代で転職なんてムリだよね?
A3:いいえ、40代、50代向けの求人もあります。
私も最近まで、「転職35歳限界説」というのを信じていました。
けれども世間でよく聞くこのウワサ、実は全然根拠がないのだとか。転職のプロであるエージェントが、キッパリと「転職35歳限界説はウソ。業界の作った売り文句」と断言していました。
さらに、これから将来に向けて、少子化による人手不足が顕著になっていくことは確実です。それにつれて、年齢を限らない求人も増えていきます(既に増え始めています)。
リクナビネクストも、「40代、50代からの転職」をテーマに特集を組むほど力を入れています。登録者数も40歳以上が32%、人数換算で224万人とたっぷりです。
Q4:スカウトメールがコピペってほんと?
A4:コピペのスカウトメールもあります。
さきほどご紹介したとおり、スカウトメールの送信元は2種類あります。転職エージェントと、企業です。
一般に、転職エージェントからのスカウトメールはコピペが多いようです。
企業からのスカウトメールは、会社によって様々です。文章自体はコピペに近い会社もあると思います。
また、オープンオファーなどの採用意欲が低めのメールはコピペであることが多く、プライベートオファー(面接確約オファー)などの採用意欲が高めのメールはコピペでないことが多いようです。
Q5:転職、興味はある。でも今すぐではないかなぁ…。こんな私はどうしたらいい?
A5:とりあえず、リクナビネクストに登録しておくと良いです。
「今すぐ転職する!」という状況でなくても、登録して様子見ができるのがナビサイトの良いところ。マイペースにすすめる転職活動には、リクナビネクストはピッタリです。
個別にエージェントがつくわけではないので、だれにも急がされることなく、自分の気の向いたときにだけ転職市場の様子をチェックすることができます。
また、今の自分には
- どのくらいスカウトがくるのか?
- どのくらい企業に検索されるのか?
- 年収はどのくらいのスカウトがくるのか?
といったことは、登録してみないとわかりません。これらの情報を入手できることだけでも、リクナビネクストに登録する価値は十分にあります。
リクナビネクストまとめ:転職活動の基本!
リクナビネクストは
- 転職者の8割が利用する転職サイト。転職を考えたらまずは登録すべき。
- 評判は賛否両論あるけれど、正しく使えばメリットがたっぷり!
- スカウト待ち用に使うのが最強。求人探しは別途エージェントの力を借りるのが◎。
今の会社に残るとしても、一度転職活動を体験することは、きっとあなたにメリットをもたらしてくれるはず。
実際、私も転職活動をしてみて本当に良かったと感じています。結局転職はしなかったけれど、今の会社に対する見方が変わりました。
みなさまもぜひ、リクナビネクストで良い転職活動を♪
それではまたっ!
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