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社会人なら一度は抱えたことのある悩み、「仕事が辛い」。
- 月曜日の朝
- 連休最後の日の夜
- 残業中の深夜
などに、辛くなる原因が「仕事で放置されているから」だという方は、ぜひこの記事をお読みください。
私は、10年超のサラリーマン歴の中で3回ばかり、仕事が辛くなった時期がありました。
- もうムリ
- 辞めるしかない
- メンタル崩壊しそう…
それぞれに危機的な状況でしたが、1番辛かったのは間違いなく仕事で放置されたとき。
そんなわけで、仕事で放置されてツライ人に向けて、実際に体験してわかったことをご紹介したいと思います。
目次
仕事で放置されてツライ時は逃げ出していい3つの理由
仕事で放置されてつらくてたまらないとき、無理は禁物です。
特に、
- 放置されている理由が分からないとき
- 放置されている理由が理不尽なとき
- 放置されている状況が期間限定のものではなく、未来が見えないとき
- つらいことを伝えても、周囲の助けが得られないとき
こんなときは、すぐに手を打った方が良いでしょう。
自分を守れるのは自分だけ。自分の状態を、よくよく観察してあげてください。
理由①心身を壊すから
仕事で放置されたら逃げ出してもいい1番の理由は、「身体や心を壊す原因になるから」です。
身体も心も、一度調子が狂うと、そう簡単には治りません。
そういう意味では
- 「逃げ出してもいい」というより
- 「逃げ出すべき」という方が
正しい表現かもしれません。
「仕事で放置される」という状況は、頭で考える以上に、メンタルへの負担が大きいものです。
- 成長や達成の喜びが感じられない
- 取り残される不安と焦りだけが高まっていく
- 自分の価値を感じられない
こんな状況は、人間が長く耐えられるモノではありません。
メンタルのバランスを崩せば、体調も間違いなく悪化します。
身体の強さも、心の強さも、人それぞれです。
世の中には、いろいろな人がいて当たり前。弱ければ壊れてかまわないという理屈はありえませんよね。
「普通は」どうであろうと、「私は」つらいと感じる。
「普通は」知らないけど、「私は」倒れてしまう。
そんなときは、迷わず「私」を守りましょう。どうぞ、「私」を大事にしてあげてください。
「普通」が、世間が、周りの人が、なんと言おうと関係ありません。
理由②結局だれも得しないから
- 周囲ばかり気になってミスが出る
- やる気が出なくてスピードが落ちる
- 思考力が低下して成果物がいまいち
つらい気持ちでしている仕事は、こんなことになりがちです。
パフォーマンスが落ちた状態で仕事を続けていると
- あなた自身:つらい気持ちが続く(×)
- 周囲の人:ミスの後始末に巻き込まれる(×)
- 会社:成果が出なくて困る(×)
で、いわば三方悪しです。こんな状況、誰もトクしていないですよね。
つらい仕事を続けても、誰も得をしない。
結局のところ、さっさと逃げ出してしまった方が、みんなのためなのです。
理由③組織の責任が大きいから
こんな風に思ってしまったときは、もう一度、落ち着いて考えてみましょう。
- 教育や引継ぎはちゃんとしてもらいましたか?
- 周囲のフォローはありましたか?
- ちゃんと評価してもらっていますか?
- 上司はあなたの仕事の状況を理解していますか?
- 労働基準法は守られていますか?
あなたが仕事で放置されてしまっている原因は、どこにあるのでしょうか?つらい思いをしているのは、本当にあなただけのせいでしょうか?
おかしな環境でがんばっても、成果はあがりません。努力は、正しい場所でするべきです。
間違った場所での努力が報われることは、残念ながらありません。
仕事で放置されるケースのほとんどで、責任は組織そのものにあります。
つらい仕事の体験談3種
ここでちょっと脱線して、実際に私が体験してツライと感じた仕事について、
- 辛かった理由
- 乗り越えた方法
などをご紹介します。
つらい仕事の体験談①肉体的にツライ
肉体的にツラかったのは、3か月連続で残業100時間を記録したときのこと。
体力の無い私にとって、残業100時間はムチャでした。気力は充実していましたが、それでも限界は訪れます。
- なんだか気持ちが悪い
- 時々胃が痛む
- 軽くめまいがする
- 頭痛が止まらない
- そういえば耳鳴りも多い
- 思考にキレがない
といった症状があったのに、
なんて思って放置していたところ…。
ある朝突然
という事態に至りました。
強い吐き気と、普通でないダルさ…体が自分のモノではなくなったようで、とても通勤できる状況ではありませんでした。
病院では、「過労。休みなさい。」と言われました。
まる1週間、寝込みました。
1週間で一応回復しましたが、少しでも疲労がたまると頭痛が出る体になってしまいました。
体がつらいときには、休息が一番です。ぜひ、倒れる前に休んでください。
私は今でも後悔しています。
- あのまま死ぬかと思った(結果から言えば大げさですが、怖かったです)
- 頭痛と一生つきあうハメに
- しかも、倒れる直前の仕事はミスまみれ
ムチャしても、何もいいことないんですよね。
「休めたら苦労しないよ!」というあなた。すでに、疲労で判断力が低下している可能性があります。
- 仕事
- 自分の体
という優先順位は正しいでしょうか?
自分の体はひとつしかありません。
私の場合は、この忙しさ、はじめから3か月限定のものでした。
- 3か月だけ、がんばる
- 仕事が楽になる
というストーリーが見えていました。
私が倒れたのは、ちょうど①頑張るの時期の終わり頃。
回復したころにはスケジュールに余裕ができて、②楽になるフェーズに移行していました。
つらい仕事の体験談②精神的にツライ
体は大丈夫でも、つらい仕事というのはあります。2つめは、「心」がつらかった時期のお話です。
- 会社に行くと、めまいがする
- 原因のない不安で、吐きそうになる
- 普段5分で終わる仕事が、3時間たってもできない
- カンタンな仕事を頼まれただけで、泣きそうになる
- 頭痛と倦怠感で、座っているのもつらい
こんなことが数か月続きました。
看護師をやっている友人にすすめられて、(しぶしぶ)メンタルクリニックを受診したところ
とのこと。
ストレスの原因を書き出してみたところ「これはこうなってもしょうがないよな…と」
具体的な話になりすぎてしまうため詳細は割愛しますが、上司に相談して手を打ってもらうことができました。
最大限の配慮をしてもらったと思いますが、それでもすっかり良くなるまでには、かなりの時間がかかりました。
- 会社に期待することをやめたり
- 4つの財布づくりを考えたり
- 転職活動してみたり
- 新しくスポーツを始めたり
治り具合と相談しながら、いろいろな手を打って、少しずつ元気を取り戻したのです。
つらい仕事の体験談③放置されてツライ
体にガタがきて起き上がれなくなったり、メンタルを崩して眠れなくなったりした日々よりも、さらに辛かったのが「仕事で放置」された時のこと。
新入社員の頃ですね。
- 書類整理しかやらせてもらえない
- 突然、難しすぎる仕事を丸投げ
(それまで役職者が数人で取り組んでいた業務。引継ぎ無し。教育無し。) - ②ができないと、①に逆戻り
ちなみに、
- 過大な要求
- 過少な要求
というのは、どちらもパワハラの代表例です。
こういう状況にある人は、すぐに逃げ出すことをおすすめします。
そこで頑張るのは人生の無駄遣いですし、心を病んでしまうリスクもあるからです。
私の場合は、入社から約1年後に、突然救いが訪れました。
- とんでもない部長が異動になり、まっとうな部長がやってきました
- 転職してきた先輩が、とても面倒見のいい人でした
この2人のおかげで、信じられないほど状況が変わり…
- 教育計画が作られ
- 適切にステップアップできる業務が与えられ
- 仕事の進め方をひとつずつ教えてもらえ
- 仕事上の悩みの相談にのってもらえる
ということになりました。
それから1年で、かなり仕事を覚えました。
2年で、後輩の面倒を見れるようになりました。
3年で、部署内外から「仕事ができる」と言われるようになりました。
新部長や先輩には、とても感謝しています。
ほんとに、あのままだったらまったく仕事ができない人になってしまうところでした。
…結局のところ、全ては環境の問題だったわけです。
今、「仕事で放置されてツライ」と感じている人は、まず一度環境を変えてみるべきです。
仕事で放置されたときのための2ステップ
1日は24時間です。睡眠が6時間だとすると、意識があるのは18時間。
平日は、そのうち半分程度を職場で過ごすわけですから、人生に占める仕事時間の割合は相当なものです。
だからこそ、「仕事で放置されてツライ」ときに無防備でいるのはNGです。
「ツライ」と感じる時間が長すぎて、心の負担が許容量を超えてしまいます。
つらいと感じたら、しっかり対策をとりましょう。
ステップ①助けを求める
「仕事で放置されている」と感じ始めたら、周囲へのSOSを検討しましょう。
- 引継ぎをお願いできないでしょうか
- うまく職場に溶け込めていないツラさを感じています
- 何かお手伝いできることはないでしょうか
周囲の人は、あなたが辛くてつぶれそうでも、気が付いていない可能性もあります。
特に、仕事で放置される期間が長くなり、追い詰められた気持ちになっているのなら、自己解決を目指すのは現実的ではありません。
「つらい」という気持ちは心身のSOSですから、甘くみると大変なことになります。
ちなみに、私もいろいろな人に助けを求めましたが、いちばん多かったのは
- そんなことになってるなんて知らなかった
- うまくやってるんだと思ってたよ
- ぇ、そんなに辛かったの?
といったコメントでした。
状況に気が付けば、「なんとかしなくちゃ」と思ってくれる人はいるものです。
私がSOSを出したときも、周囲は
- 人事権のある上長に話をつける
- 休暇取得の手続きをとる
- 教育計画を作る
- 仕事の配分に目を配る
といった形で助けてくれました。
ステップ②逃げ出す
ステップ①で助けを求めても、状況が変わらないときのためのステップです。
そんなときは、もう仕方ありません。ここはいったん、撤退です。
いちばん簡単な方法は、転職してしまうこと。
まずは転職エージェントに相談してみましょう。
あなた自身の自覚していない点(年齢、学歴、職歴、資格等)が評価され、意外に簡単に転職できるというケースも考えられます。
仕事がつらくて心が弱っているときは、「自分なんて」と思い込んでしまいがちなもの。
環境さえ変われば十分に輝ける人はたくさんいるので、まずは一度相談してみてください。
悩むのは、転職活動を始めてからで大丈夫。なぜなら転職活動自体は、ノーリスクだからです。
完全無料で対応してくれるおすすめエージェントは以下の通り。
- 入社3年目まで:就職カレッジ
- 20代:マイナビAGENT
- 30代以降:JACリクルートメント
客観的なエージェントに話を聞いてもらって、転職先を紹介してもらって、逃げる先があると分かるだけで、気持ちはずいぶん楽になるはずです。
「よく敗れる者は滅びず(漢書)」という言葉もあります。
大事なのは、滅びてしまわないこと。
まずは上手に今の会社から撤退して、自分の戦いやすい環境を見つけましょう。
仕事で放置まとめ:逃げるが勝ち!
仕事で放置されたときは
- 周囲に助けを求めましょう
- ①でダメなら、逃げ出しましょう!
これが最適解です。
逃げるのは、悪いことではありません。仕事で放置されてツライ期間が長引かせるのは
- 心身を壊す原因になる
- 結局だれも得をしない
- 組織の責任を一人で背負い込むハメになる
ので、全くおすすめできません。
逃げ出し方は、いろいろありますが、一番のストレートなのは転職してしまうこと。
案ずるより産むが安し。転職活動は、意外にお手軽です。
もし、仕事がツライと感じるのなら、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
- 入社3年目まで:就職カレッジ
- 20代:マイナビAGENT
- 30代以降:JACリクルートメント
優良な転職エージェントのサポートを受けて、あなたの仕事生活を少しでも良い方に変化させてください。
正しい情報からしか、正しい判断はうまれませんからね。
それではまたっ!
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