若者は損してるのか?経済的に割りを食う世代の生き方について

 

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マン(@kobito_kabu)です。

今の若い世代(20代30代)は、過去の価値観で働き続けると損をする可能性が高いと思っています。

結構シビアな状況ですよね。

 

若い世代が損をし続けると思う4つの理由

ツイートと重複しますが、この4つが主な理由です。

  1. 低給与(若いうちは年功序列で評価)
  2. 給与カット(ある日突然成果主義に。専門性など育っていない)
  3. リストラ
  4. 年金カット

順番に見ていきましょう。

 

理由①:若いうちは年功序列で給与をおさえられる

一般に、日本企業の給与体系は年功序列です。

※メルカリのような、一部の先進的なメガベンチャーは新卒にも1,000万円払ったりしますが、まだまだ少数派。これから流れは変わってくると思いますが、時間はかかるでしょうね。

年功序列というのは、そもそも、会社員を会社に長くとどまらせておくための仕組みです。

  1. 定年まで勤めて
  2. 退職金をもらう

これでペイする給与体系にしておけば、途中で転職されるリスクは低くなります。つまり、生涯賃金ベースで納得させる給与水準にしているということです。

年功序列は、右肩上がりの経済においては、労使ともにメリットがある仕組です。

  • 長く働いてほしい会社
  • 長く安定していたい会社員

これなら折り合いがつきますね。ところが、右肩下がりの経済になり、終身雇用を維持できないとなると話は変わります。

回収フェーズがやってこないまま終わりを迎えるからです。

回収フェーズが訪れないのなら、若い世代にとって年功序列という仕組みは邪魔なだけですね。

30代会社員
回収できないなんて、まさに不良債権じゃないか…

 

理由②:総合職・ジョブローテという名の闇からの成果主義導入

多くの日本企業では、スペシャリストを育成していません。

  • どこの会社でも使えるスキルを持った、特定分野のスペシャリストを育成するより
  • 自分の会社だけで使えるスキルを持った、自社に詳しいゼネラリストを育成した方が

都合が良いからです。会社にしがみつく人間を作ったほうが、何かと扱いやすいですからね。

年功序列・終身雇用という仕組みは、右肩上がりの経済でこそ機能する仕組みです。

右肩下がりの経済では、会社員みんなを等しく扱うということが難しくなります。そこで、会社に報いた人と、そうでない人を明確に区別しなくてはなりません。

要するに、成果主義を取り入れる必要が出てくるということです。

何の専門性も持たない人間が、ある日突然成果主義で評価される。多くの人は、給与カットに見舞われることでしょう。しかも、過去に残した「成果」は過去のことですからね。

30代会社員
若いうちに残した「成果」については、年功序列を理由に給与アップさせなかったくせに…ずるいよ…

 

理由③:40代50代でリストラ対象に

給与カットなんてまだマシな方で、最悪の場合はリストラの対象になります。

昨今、大企業がリストラを実施するニュースが世間を騒がせていますが、対象となるのはほとんどの場合40歳以上の会社員です。

彼らにとって不運なのは、リストラを実施していない他の会社は、まだ年功序列を維持している可能性が高いということです。

年功序列を維持している会社は、急に市場にほっぽり出された40代50代の会社員に(自社同年代の会社員より)低い給与を払うことができません。

年収〇〇万円ぐらいならぜひ雇いたい!と思っても、会社の給与テーブルがそれを許さないからです。

40代会社員
年功序列…終身雇用…まんまとやられた気分だよ。この年齢になると、待遇の良い再就職先を探すのは難しい。若いうちは頑張ってきたんだけどねぇ

 

理由④:超少子高齢化による年金給付水準の減少

日本の年金制度は、仕送り方式です。

自分が老後にもらえる年金は、

  • ×→自分が若い時に支払った年金保険料
  • 〇→今の現役世代が支払った年金保険料

です。

※今私たちが負担している年金保険料は、今60歳以上の方々の年金になっているということですね。

つまり、現役世代が減れば、受給できる年金の額は減少します。年金給付水準の減少は、公的年金制度の仕組み上は不可避なのです。

将来の60代
若いうちは安く働かされ、成果主義という名の給与カットに遭い、リストラを乗り越えて再就職。頑張ってここまでやってきたのに、年金はたったこれしかもらえないのか!

こういう思いを抱く人は、もしかしたら少なくないのかもしれません。

 

4つの財布を育てて自分の生活を守る

まとめると

  • 若いうちは、いくら頑張っても給与が増えない(年功序列)
  • 自分達が40代50代を過ぎる頃には、日本の社会構造が変わり、会社は右肩上がりの給与・終身雇用を維持できないのではと不安を抱く
  • 60代を過ぎる頃には、年金の給付水準は大幅カット

要するに、人生のあらゆるステージで(経済的に)割りを食う可能性があるということです。

このことを肌で感じた私たちは、4つの財布を作ることにしました。

今は、年功序列・終身雇用を前提とした「従来型の働き方」から、「新しい働き方」へと移行する過渡期です。だから、収入を分散しながら、労働市場の行く末を慎重に観察したいと思っています。

いつでも、好きなポジション(雇われ?兼業?独立?起業?)をとれるように。

4つの財布
  1. 給料
  2. 配当
  3. 家賃収入
  4. 事業収入

さて、これらについて、2019年3月現在での所感を述べておきたいと思います。

 

①給料

  • 上昇率が圧倒的にスローペース
  • そして、何より「働かないおじさん」のせいで割を食っている感がすごい

これは、4つの財布を作り始めた時から何も変わっていません。

頑張っても頑張らなくても大して待遇は変わらないんだから、金銭面以外のところでうまく会社を使って成長しようというぐらいしかないですね。

注力領域ではありません。

私は定時に帰り続けます\(^o^)/

「残業しないで定時帰り」を23ヶ月間続けた記録【人生を取り戻す】

2019.02.01

 

②配当

配当金投資は手堅い。

この感想に尽きます。株価は読めませんが、配当金はある程度計算することができます。毎年、ほぼ予想通りのキャッシュを獲得し続けられています。

高配当株に分散投資しまくったら、株で(短期・中期で)大金持ちになることはほとんど不可能です。

その点に納得できるのなら、

  • 完全な不労所得として
  • 日々のキャッシュフローを良くする

この2つの面において、配当金投資ほど魅力的な投資方法はないと思います。他の3つの財布から獲得したお金は、優先的に日米高配当株につぎ込んでいこうと思います。

 

③不動産投資

いまだに動きなしです。

株価と不動産価格には明確な相関があります。ところが、ここ最近は株価と不動産価格の連動が切れています。株価だけが先行して下落しているようなかたちです。

経験則でいえば、不動産価格も下落していくはずなのですが…

何にせよ、まだまだ様子見は続きそうです。

 

④事業

圧倒的な注力領域ですね。

  • 100時間かけても1円も手に入らないかもしれない
  • 1時間で10万円手に入ってしまうかもしれない

そういう世界です。

将来がまったく読めないというだけあってハイリスクですが、そのぶんリターンも期待できます。

日本の労働法上、会社員は相当手厚く守られていますから、副業で攻めて青天井の収入を狙うというのは合理的な選択だと思いますね。

 

まとめ:ここ数年で、やってみて一番良かったのは「定時帰り+副業」

この数年で家計のキャッシュフローが相当に強化された感がありますが、その原動力となったのは

  1. 定時帰り
  2. 副業

この2つに尽きます。要するに、時間の使い方です。

このまま会社で頑張り続けても、将来に希望が持てない…

そう感じるのなら、それは1つのチャンスだと思います。庶民には庶民の生活がありますし、会社員には会社員の良さがあります。だから、いきなりやめてしまえ!なんてことは思いません。

が。

会社に捧げる時間を少なくしても良いと思います。見てきた通り、会社に捧げれば報われる時代ではないからです。何をやっても右肩上がりの経済、という時代はとっくに終わっています。

若者が損をするのだとしたら、それは上の世代が作ったルールのままで生き続けるからです。

適者生存。新しい道を模索して、うまいこと変化しながら生き抜いていくしかないですね。

それではまたっ!

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シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。