こんな人のための記事です。
結論から言うと、
でしょう。
とはいえ、「上手にやるべし」というのは別に「ズル賢く立ち回るべし」という意味ではありません。
というわけで、この記事では、仕事を選り好みして
- 嫌われてしまう人
- 伸びていく人
の違いに着目して、5つのポイントをまとめていきます。
目次
違い①仕事を選り好みして嫌われる人は良い仕事を選ぼうとし、伸びる人は合う仕事を選ぼうとする
仕事を選り好みして嫌われる人
仕事を選り好みして嫌われる人は、会社(世の中)には
- 良い仕事
- 悪い仕事(くだらない仕事、つまらない仕事等)
の2種類があると考えています。
その上で、自分は「良い仕事」だけを選び、同時に「悪い仕事」を人に押し付けるわけです。
仕事を選り好みして伸びる人
仕事を選り好みして伸びる人は、
- 自分の苦手な仕事は、誰かの得意な仕事
- 自分の得意な仕事は、誰かの苦手な仕事
だと知っています。
だから、「良い仕事を独り占めしてやろう」みたいな発想はありません。
自分も、周囲の人も、それぞれが得意に合わせた仕事を選びとることで、チーム全体でよりよい成果を上げようとしているのです。
違い②仕事を選り好みして嫌われる人はやりたい仕事を選び、伸びる人は貢献できる仕事を選ぶ
仕事を選り好みして嫌われる人
仕事を選り好みして嫌われる人は、いつでも自分がやりたい仕事ばかりを選ぼうとします。
一緒に働く人が
- どんな仕事が好きか
- どんな仕事が得意か
- どんな仕事をやりたいと思っているか
などを一切無視して、自分の都合だけを主張し、自分の感情だけを優先するわけです。
仕事を選り好みして伸びる人
仕事を選り好みして伸びる人は、チーム全体の様子をよく見ています。
- 自分が得意な仕事でも、自分以上に得意とする人がいれば任せる
- 自分が苦手な仕事でも、周りの人が自分以上に苦手そうなら引き受ける
つまり、チームメイト・仕事の性質・求められている成果・スピード感等、状況によって選ぶ仕事が違うわけです。
例えば、英語力で考えてみましょう。自分はTOEICの点数が500点だとします。
チーム内にTOEIC700点の人がいるなら、英語力を必要とする仕事はお願いしていまった方が効率的でしょう。
でも、「他のメンバーは全員TOEIC400点以下」というチームに所属しているときは、積極的に英語の仕事を引き受けるべきです。
もちろん、時によっては
- TOEIC400点だけど今回はチャレンジしてみたい
- TOEIC700点だけど他の仕事でいっぱいだから誰かに代わって欲しい
といった要望を持っているメンバーもいるかもしれません。
違い③仕事を選り好みして嫌われる人は他人の仕事を見下し、伸びる人は他人の仕事に感謝する
仕事を選り好みして嫌われる人
仕事を選り好みして嫌われる人は、自分が選ばなかった仕事を担当する人を見下します。
自分の選んだ仕事だけが
- 重要で
- 大変で
- 価値のある
仕事だと考えているわけです。
仕事を選り好みして伸びる人
仕事を選り好みして伸びる人は、周囲の人に感謝を忘れません。
- 自分がやりたくない仕事
- 自分が苦手とする仕事
- 自分のアシスタント的な仕事
こういう仕事を担当してくれる人がいるからこそ、自分が仕事を選んで心地よく働いていられるわけです。
違い④仕事を選り好みして嫌われる人は「やりたくない仕事」をアピールし、伸びる人は「やりたい仕事」をアピールする
仕事を選り好みして嫌われる人
仕事を選り好みして嫌われる人は、
- あの仕事はイヤだ
- そんなのオレの仕事じゃない
- これは〇〇さん(オレ以外)がやるべき
みたいな感じで、「やりたくない仕事」を声高に主張します。
仕事を選り好みして伸びる人
仕事を選り好みして伸びる人は、まず
- この仕事がやりたい
- こういうチャレンジがしたい
- これは僕の仕事だ
と、「やりたい仕事」を主張します。
その後でなら、「とすると、こっちの仕事を担当する余裕はないよね…」という話が始まるのは自然なこと。
同じように仕事を選り好みするとしても、「やりたい仕事」「やりたくない仕事」どちらを主張するかで周囲の印象は全く違ってきます。
違い⑤仕事を選り好みして嫌われる人は選んだ仕事でも手を抜こうとし、伸びる人は選んだ仕事で成果を上げる
仕事を選り好みして嫌われる人
仕事を選り好みして嫌われる人の中には、選んだ仕事さえきちんとやり遂げられないタイプがいます。
そもそも、職場において
- なんでも快く引き受ける
- どんな仕事も嫌がらない
といった態度は、”長所”と受け取られることがほとんど。
そんな中で仕事を選り好みするというのは、自分の強みは「なんでもやります」ではないと主張しているようなものです。
であれば、それ以外の点で自分の”長所”をアピールしていかないと、職場は居心地の良い場所にはなりにくいでしょう。
仕事を選り好みして伸びる人
仕事を選り好みして伸びる人は、選んだ仕事で成果をあげます。
そもそも伸びる人は、別に
- ラクをするため
- 責任から逃げるため
- 自分だけがトクするため
に仕事を選んでいるわけではありません。
思考の順番は、あくまで
- 目的は、成果を出すこと
- そのために、自分が担当して効果的な仕事を選びたい
だから、選んだ仕事で成果を出すのは、むしろ当たり前のことなのです。
まとめ:仕事を選り好みして嫌われる人vs仕事を選り好みして伸びる人
仕事を選り好みして嫌われる人は
- 良い仕事を選ぶ
- やりたい仕事を選ぶ
- 他人の仕事を見下す
- やりたくない仕事をアピールする
- 選んだ仕事でも手を抜く
傾向にあります。
反対に、仕事を選り好みして伸びる人は
- 合う仕事を選ぶ
- 貢献できる仕事を選ぶ
- 他人の仕事に感謝する
- やりたい仕事をアピールする
- 選んだ仕事で成果を上げる
わけです。
考え方の違いは、周囲にも伝わります。言動の端々に違いが出てくるからです。
自分も、周りの人も、会社も、お客さんも。
みんなにとってプラスになる「選り好み」が、できるようになりたいところです。
それではまたっ!
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