フルーツ@そうだ、転職活動をしよう!です。新卒で入社して以来、永き時を会社にささげてまいりました。
「持たざる者」である私が、配当金や家賃収入などの財産所得を得るためには、給与所得をしっかり伸ばしてタネ銭を作り出すほかありません。
というわけで早速、転職活動をはじめてみました!
目次
転職活動体験記vol1.プライベートオファーを貰って面接に行くまで
転職活動を始める理由
なんとなくです!…というのは半分ホントだけど半分はウソで、改めて整理してみると3つくらい理由があります。
- 今の環境でできること・したいことを一通りやり終えたので、次のステップに進んでみたい
- 今の会社の常識が、世の中の常識なのかそうでないのか、ちゃんと知りたくなった
- 自分の転職市場での価値が気になる
見ての通り、急いで転職しなくちゃならない理由は、特にありません。
今の会社、給料にも満足してるし、福利厚生も悪くない。仕事もきちんとコントロールできるようになったから定時帰りも固い。仕事内容的にも、経理は天職と思うほどお気に入り。
転職はしてもしなくても大丈夫なので、のんびりゆったり、マイペース転職活動を始めてみようと思います。
とりあえず登録!リクナビネクスト
テーマはマイペースな転職活動。
焦らないしがんばらない。今の私の経験やスキルを見て、今よりいい給料で欲しがってくれる会社さんがあったら検討しよう!増えた給与でこびと株を買おう!
そんな軽い気持ちで始める転職活動に、ぴったりなものがありました。リクナビネクストです。
転職サイトといったらリクナビネクストかな、くらいの気持ちで登録してみたところ…
プロフィールやら職務経歴やらを、スカウトレジュメとやらに打ち込んで待っているだけでいいんです。
- あなたの経歴が企業に検索された回数
- 過去30日のオファーの受信数
- 全体でのあなたの注目度(順位が出ます)
- 職種別でのあなたの注目度(順位が出ます)
こんな情報を見ることができるようになるんです。
さらにさらに。時々「企業からの面接確約オファー」というのが届きます。プライベートオファーとも呼ばれています。
これは「書類選考はパスしたってことにするから、面接にきてくれません?」という特別なオファーです。
転職エージェントからプライベートオファーがくるのは当たり前です。エージェントさんは転職希望者を転職させるのがお仕事。彼らは自分の仕事のお客さんを探してアプローチしてくるわけです。
でも、面接確約オファーは違う!企業がほしいと思う人材にアプローチする手段なのです!
「企業側が本気になってくれてるな」と思える面接確約オファー。これがどれくらい届くかで、居ながらにして自分の転職市場での価値を測ることができるのです!
面接確約オファーの場合、面接の最初に志望動機を語るのはこちらではありません。だって、オファーをだしてるのは企業側ですからね。
企業の方が「我々があなたにオファーを出した理由はこれこれです」と言ってくれるんです。それって面白い!今までそんなこと言われたことない!
もしも、「まだ本気で転職活動したいわけじゃないけど、面接確約オファーがくるか試してみたい!」という奇特な方がいらっしゃいましたら、ご登録をおすすめいたします。
企業からのプライベートオファーがくると本当に嬉しいですよ!
もしもあなたが「もうちょっと本腰を入れて転職活動しようかな」とお考えなら、リクナビネクストしか利用しないなんて、もったいないやり方です。
少なくとももうひとつ、エージェント系の転職サイトを利用するのが良いでしょう。
- リクナビネクストで、面接確約オファー待ち
- エージェントサイトで、エージェントからの提案待ち
この2つを併用することで、転職活動を効率的にすすめ、成功につなげることができるからです。
おすすめは、
- 管理部門志望なら、MS-Japan
- それ以外なら、リクルートエージェント
です。
様々なサービスを上手につかって、転職の成功を勝ち取ってくださいね!
届けられた面接確約オファー
さてさて。ドキドキしながら覗いてみるメールボックス。面接確約オファーは…月に1~2通程度のペースで届いています!
さて、今月届いたオファーが気になったので、今回は世界的に存在感を放っている某有名メーカーの面接に出向いてみようと思います!
面接準備
さてさて。本日のメインコンテンツです。来週に迫った面接に備え、イメージトレーニングをしておきたいと思います。
ちょうど、リクナビのエージェントから「この企業からは、過去にこんな質問がされているので回答を想定しておいてね!」と連絡があったので、それを利用した想定問答を考えます。
エージェント使うと、こんなサポートもしてくれるんですね。
キャラクターを偽って心にもないことを答え、その場を取り繕って内定をとっても、入社してから必ず苦労します。絶対!
自分自身の新卒時の就活経験からも、今の会社で毎年2~3人以上の中途社員を迎え入れてきた経験からも、間違いありません。
等身大の私の持っているスキル、仕事の仕方、物の見方を知った上での内定でなきゃ、もらっても意味がない!
誤解に基づく転職をするくらいなら、周りが私を知ってくれている今の職場に留まった方がよいのです。
想定問答その1
フルーツと申します。新卒で〇〇社に入社しまして、一貫して経理業務にたずさわってきました。
想定問答その2
経理専門職として採用してくれる会社さんを探していました。専門職採用を実施している数少ない会社の中で、最初に内定をくださったのが〇〇社でしたので、入社いたしました。
想定問答その3
古くからある大企業ですので、業務フローや各業務の管理方法など、仕組みがしっかり確立されているものと想像していました。
ところが入社してみると、会社が小さかった頃の仕組みを引きずっているものや、非常に優秀な先輩社員の個人的な手腕によって支えられている業務などもたくさんありました。
結果からいえば、業務の定型化や効率化にたずさわるチャンスがあってラッキーだったな、と感じています。
想定問答その4
強みを発揮したのは、役職や年齢などが上の先輩が担当していた業務を引き受け、定型化していく業務です。たとえば、法人税業務などです。
税理士資格を保有している40代半ばの先輩が担当していた法人税業務を、入社5年目のときに引き受けました。事前に自費で予備校に通い、法人税について学んでいたので、引継ぎ等はほとんど必要としませんでした。
業務の整理と教育をすすめることで、翌年には新入社員に法人税業務を引き継ぐことができました。
苦労したのは…業務内容として苦労したのは、合併と事業所新設に伴う官公庁届出資料作成業務です。
合併会社・被合併会社双方の資料を検討しなくてはならず、入社4年目の私にはなかなか手ごわい業務でした。とても勉強になりました。
精神的に苦労しているのは、お茶くみ業務ですね。外部からのお客様にお茶を出したり、定時前に部員全員のマグカップを集めて洗浄したりする業務です。
税率差異について真剣に考えている最中に、「女性なんだからマグカップを洗ってきなさい」と言われるのは、非常に複雑な気持ちです。
想定問答その5
内部統制見直しチームのリーダーを務めたことがあります。
苦労したのは、メンバー全員の年齢及び役職が、私よりずっと上であったという点です。マネージャークラスの役職でひとまわり以上年上のメンバーを、入社3年目の平社員がリードするのは、なかなかに困難でした。
工夫…というほどではありませんが、とにかく「誰よりもきちんと仕事をする」という点を意識していました。
役職の逆転の問題に加え、私自身のモノの言い方がうまくなかったせいもあって、耳の痛いご指摘を頂くこともありました。
けれど、最終的には「仕事をきちんとやっている」「業務をよくわかっている」「成果を出したくてがんばっている」…このあたりを認めてもらえたことが、結果につながったのではないかと考えています。
結果としては、チームの目的を滞りなく達成することができました。加えてその後の人間関係も良好です。別なプロジェクト等で一緒に働かせてもらうことも多いですし、休日にバーベキューやドライブに連れて行って頂くこともあります。
想定問答その6
「勉強熱心」とか「用意周到」とか…それから、「自分が苦手な業務については、無理にがんばるより得意な人に任せる方がいいと思っているタイプ」などと言われます。
想定問答その7
所属課内の業務を一通りこなせるようになったことです。
今の職場は、異動がほぼなく、「連結決算一筋20年」みたいな人を作りたがるところです。このままでは新しい業務にチャレンジする機会が得にくいな、と考えて転職を検討しています。
(※給与を増やしてもっと株買いたい!なんて言えないですね)
想定問答その8
きっかけは、「オファーを頂いたから」です。職務経験等ご覧いただいて、「コイツなら」と思っていただけた会社さんで働きたいと思っています。
オファーを見て「面接を受けてみよう」と思ったのは、御社の製品で好きなモノがあるからです。この冬も、●●●には大変助けられました。機能的で質の高い製品を手頃な価格で提供してくださるので、イチ消費者として、とても助かっています。
想定問答その9
はい。プレッシャーや責任を負うことも仕事のうちだと思います。職掌に応じた責任を果たしていきたいと思っています。
想定問答その10
会計・税務の専門家として社会に貢献すること、です。社会に貢献している会社に貢献することで、社会に貢献したいと思います。
どのような形で貢献していくのかは、まだ手探りしている状態です。まずは制度会計・管理会計の知識をしっかり吸収し、自分に何ができることは何か、求められていることは何か、見極めていきたいと思っています。
想定問答その11
現在おかれている環境の中には、専門家としてチャレンジできる仕事がもう無いことです。解決のための方法は、今ここにいることです。転職して新しい挑戦ができればな、と思います。
想定問答その12
勉強が好きです。業務の定型化・効率化が得意です。新しい業務に挑戦したいという意欲をもっています。
やる気は十分ありますので、もし資格や実務経験等の成果を認めていただけるのであれば、ぜひ一緒に働かせてください。
想定問答その13
まずは連結決算を覚え、制度会計の専門家に成長したいです。
その後は、管理会計分野がわかるようになりたいです。いずれは、会計・税務の知識を使って経営の役に立つ提言等ができるようになりたいな、と思います。
想定問答その14
難易度の高い業務を、業務フローやワークシートの整備などによって定型化・効率化することができます。
制度会計における社内専門家の役割は、専門的な業務をわかりやすく定型化にして、専門知識の少ない人にも担当してもらえる形にしていくことだと思っています。
これは、必要な3つの資質…資格取得などを通じた知識習得、実務の経験、理解した業務はどんどん整理して次に進みたいというやる気がそろってはじめて、可能になる貢献だと思います。
迫る面接
さて、面接は1週間後です。
コンセプトはあくまでマイペースな転職活動。他社の人の話を聞けるいい機会だと思って、とりあえず楽しんでこようと思います。
さぁ、実際の面接はどうなるでしょうか?落ちるかな?次に進めるかな?後日、体験談をアップする予定です。
それではまたっ!
▼追記:転職体験記のまとめ記事を作成しました。ベンチャー企業から世界的有名企業まで、フルーツの転職活動記録を一覧できます
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