こんな人のための記事です。
こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
夫婦が共同で生活を営んでいく中で、「お金の話」は欠かすことができません。
離婚経験のある私に言わせれば、夫婦で家計管理の話をすることは、
です。
そんなわけで、私自身が結婚していた頃にやっていた「夫婦のお金の話」で
と後悔し、反省している事柄を5つ、紹介していきます。
私の場合、お金の話は直接の離婚原因ではありません。
とはいえ、これからあげる5つの失敗が、ケンカや関係性への疲労につながったのは確か。
一般的にいっても、お金の話は夫婦仲を左右する重大事ですから、ぜひ参考にして、円満な夫婦関係に役立てて頂ければ幸いです。
目次
【夫婦円満の敵】家計管理の失敗5選
夫婦円満の敵となるような家計管理の失敗事項を5つ、ご紹介していきます。
失敗事項にあてはまっても、うまくいっているご夫婦もいらっしゃるでしょうし、「そんなことでケンカになるのはお前らだけだよ」というご意見もお有りかもしれません。
とはいえ、「言われてみれば、確かに…!」と思ってもらえるハナシも多いかなと思いますので、サッと目を通してみて頂ければと思います。
家計管理の失敗①1円単位の紙の家計簿
結婚1年目の私は
という健気(けなげ)な決意のモト、
- レシートを集めて
- 紙の家計簿に
- 1円単位で記入し
- 電卓をたたいて
- 毎月の残高と照らし合わせる
という、果てなき作業に邁進(まいしん)していました。
でもコレ、
- 細かすぎて管理が超大変
- 「私ばっかりコレに時間を使う!」と不満が溜まる
- 残高が合わず(レシートもらい忘れ、計算ミス等)イライラする
- 作業が大変すぎて、肝心の分析(無駄遣いはないか?等)の余裕がない
結局のところ、
今なら絶対にやらない失敗事項でした。
家計簿は、家計管理の基本のキ。お金について考えるのに、最低限の必要ツールです。
とはいえ、ただただ”頑張って”家計簿をつけるのはNG。
- マネーフォワード MEなどを使い、テクノロジーの恩恵を受ける
- 細かな端数にこだわらず、概況が把握できれば十分と考える
- 大事なこと(家計の分析はもちろん、夫婦仲良く過ごす等)に時間を使う
といった工夫は不可欠でしょう。
家計管理の失敗②少なすぎるお小遣い
私たちは、いわゆるDINKS。Double Incom No Kids(共働き&子供なし)で、双方とも上場企業のフルタイム正社員でした。
ところが実際は
と、かなり窮屈なおサイフ事情。
理由は単純。
と信じるあまり、お互いのお小遣いは月1万円ぽっきりだったんです。
一般に、サラリーマンのお小遣いの平均額は、ざっくり3万円程度。(参考:「夫のお小遣いの相場はいくら?サラリーマンの平均&内訳をご紹介」)
当時は夫婦ともに新入社員で、環境変化で大変な時期でもありましたから
とストレスの温床に。
今は
だと思っています。
家計管理の失敗③共働きなのに収入はフルオープン
「②少なすぎるお小遣い」とも関係する話ですが
というのが、今の私の考えです。
- 社会人なのに、自分で自由に使えるお金が少ない
- 頑張って働いても、「自分のお金」感が薄い
- ウソの発生源になりかねない
- 相手の収入と自分の収入の差が気になる
など、ネガティブな課題が発生しやすくなってしまいます。
特に、
- 裁量のきくお金が欲しい
- ヘソクリがしたい
- 相手へのプレゼント用のお金をこっそり貯めたい
といった動機から、
点には注意が必要です。
お金に関するウソ・隠し事がバレたときのトラブルは、なかなか厄介。根本的な信頼関係の問題になりかねない危険があります。
はじめからウソつく必要のない状況(=全てを説明する必要のない状況)を作っておく方が得策でしょう。
家計管理の失敗④収入の比較
家計管理を考える上で
というのは、非常に大きな問題です。
貯蓄額は基本的に「収入ー支出」ですから、
- もっと収入があれば、もっと資産が増える
- もっと収入があれば、もっと支出しても大丈夫
と考えるのは当然ですね。
夫婦の家計管理での要注意ポイントは
なこと。
- ウチのだんなさんと、隣のだんなさんの比較
- ウチの奥さんと、隣の奥さんの比較
- 妻と夫の相互比較
- その世代の平均年収との比較
いずれにせよ、高確率で夫婦円満の妨げになります。
比較を始めた途端、
- 私の方が頑張ってるのに、旦那の方が収入が多いのは納得いかない…
- オレの方が長く働いてるのに、妻の方が収入が多いなんて…
- 私の方が稼いでるんだから、もっと家事やって欲しいわ…
- この人が、隣のだんなさんくらい稼いでくれれば…
- 友だちの奥さんは、ウチの妻の1.5倍くらいは稼いでるのに、家事も全部やってる…
などなど、不満・ストレス・ケンカのオンパレードに。
家計管理の失敗⑤1人で家計管理
- 夫婦でお金の話がしにくい
- 相手が真剣に考えてくれない
- イチイチ喧嘩になるので相談したくない
- 細かい話をする時間がとれない
- 自分が全てやった方が気楽
なんて理由で
というときは、要注意です。
お金の話は、生活の土台。日々を暮らしていくのに、避けては通れない話題です。
- キャリアプラン
- 子育ての方針
- 老後の生活イメージ
など、今後の人生設計そのものと密接に結びついています。
これを話し合うことに、わずらわしさや気まずさを感じ始めると
- 夫婦のお金について1人で抱え込む
- 自分1人のお金について考え始める
そしてついには
という悲しい発想に至りがち。
役割分担として、夫婦の片方が家計管理をするケースももちろんあるでしょうが、少なくとも
かなと。
2人にとっての重要事項なのに
- 片方だけが負担を感じる
- ”自分のことだけ”考え始める
というのは、なかなか危険な状況でしょう。
まとめ:夫婦円満でいきたいなら、家計管理の失敗5つはおすすめできない…!
繰り返しますが、お金の話は生活の基本。
人生お金が全てなんかであるはずはないけど
- お金ナシでは、生活できない
- お金の使い方は、人生の過ごし方と深くかかわるポイントである
のは確かです。
私自身、色々と反省しています(笑)
夫婦のことなんて、最終的には人それぞれ。
イロイロな家庭があるとは思いますが、夫婦の家計管理については
- 1円単位の紙の家計簿
- 少なすぎるお小遣い
- 共働きなのに収入はフルオープン
- 収入の比較
- 1人で家計管理
なんて失敗事項を参考にしつつ、円満な夫婦生活のきっかけにしてみて頂ければ幸いです。
それではまたっ!
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