こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マン(@kobito_kabu)です。
- 経済的に自由になりたい
- 組織で偉くなって重責を担うなんてめんどくさい。一人で気ままにやりたい
- めちゃくちゃ贅沢しなくていい。身の丈に合った暮らしを守りたい
- 身軽に生きたい
こんな若い人が増えている気がしています。
ということで、
- 経済的自由を手に入れるための考え方
- モデルとなる人
をご紹介したいと思います。
経済的自由を手に入れるための考え方【一般人向け】
どのような状態を「経済的自由」と呼ぶのか?
こんな状態です。※色々な定義があります
資産からの所得 > 生活費
例えば、
- 利息が月30万円もらえて
- 生活費が月25万円
こういう人がいるとします。この人は経済的に自由です。なぜなら、一切働かずに生計が成り立つからです。単純ですね。
地主とか創業家のご子息様は、生まれながらに経済的自由ですが、庶民はそうではありません。何とかして「資産」を蓄積していく必要があります。
そのためのプロセスを端的に示しているのが、このツイート。
自由になるには
①給与所得
②事業所得
③不動産所得
④配当&利子所得①で最低限の生活費と種銭を稼ぎ②に投下
②で稼ぎ③と④に投下
この繰り返しで不労所得を増やすねん①⇨②で失敗したら①から何回でもチャレンジ
①⇨③④でも良いが種銭不足でパワーが出にくい
④こそ税率最強&真の不労所得や— 両@リベ大 学長 (@freelife_blog) November 25, 2018
- 給与や事業で種銭を稼ぎ
- 不動産や株式等に投資する
これだけです。シンプルですね。
※自分がいなくても回る事業を持っている人は、その事業そのものが経済的自由の基盤になります。また、不動産投資は完全な不労所得ではなく、オーナーの労力もある程度必要となります。
というわけで、ご紹介します。
経済的自由を手に入れるための参考モデル
起業→組織化→上場とかの大げさな話ではなく、個人レベルの稼ぎで経済的自由を達成している人を紹介します。
三菱サラリーマン氏
1人目は「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみた」というブログを運営している三菱サラリーマン氏です。直接の面識がありますが、好青年です。
彼の特徴は2つ。
- 手取り年収1000万円のスーパーサラリーマン(30歳)
- 倹約家
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 24, 2017
2017年12月の時点で経済的自由を達成しています(配当金月額10万円超>生活費7万円程度)。その後、意味の分からないペースで資産が増えているので、ますます生活は盤石なものになっています。
※年間800万円ぐらい株式投資に回しているようです。単純計算で10年で8000万円貯まります。彼が現在保有している資産を加味すると、ラクラク1億円を超えてきます。
このモデルの唯一の問題は、彼の稼ぎが良すぎて(30歳で手取り年収1,000万円って、上位コンマ何%でしょうかね?)マネできないということです。
- はたらく
- 倹約する
- 株式投資する
これが自由への道だというシンプルなモデルではあるものの、平均的な収入水準の人が経済的自由を目指すなら、もう一工夫必要そうです。
- 出世・転職により給与を増やす
- 副業により収入を増やす
- 独立起業して収入を増やす
- 与信を活かした不動産投資を組み合わせる
- 配偶者に共働きしてもらう
- より一層の倹約生活する…etc
ただ、どのように収入を増やしても、稼いだ富を蓄積する箱がなければ無意味です。銀行に預けていてもお金は増えません。
資本主義経済の世界で「証券口座」を持っていないというのは、富を蓄積する入れ物を持っていないということと同義ですから、まずはそれを用意することですね。
※当サイト運営メンバーの「富」はすべて楽天証券口座に入っており、これ以外の証券口座は利用していません。楽天証券1つで事足ります。
入金してるのにお金が増えない。証券口座に穴あいてる疑惑
— こびと株.com (@kobito_kabu) November 26, 2018
こういうツイートを見て「うわ、やっぱり怖い」と思う人は、投資したらダメですよ。投資はリスクのある行為であり、それをコントロールできるのは自分だけですから。
坂内学氏
お次は「manablog」を運営する坂内学(ばんない まなぶ)さんです。直接の面識はありませんが、夢の中で1度だけお会いしたことがあります。まだ20代と大変お若いですね。
彼の特徴は2つ。
- スーパーフリーランス(月収250~300万円)※主な収入源はアフィリエイト
- 倹約家
主にバンコクを拠点としており、生活費は月5万円程度だそうです。
最近の収入は月250-300万円ほどですが、ブログで稼ぐとGoogleに完全依存している状態なので、最近は収入の分散化を考えています。
世間からしたら「完全に怪しい人」ですが、僕としてはストレスを減らしつつ生きており、幸せです https://t.co/qxPV2EO2jz— Manabu (@manabubannai) November 26, 2018
根っからの事業家気質というか、資産運用するぐらいなら自己投資や事業投資した方が利回りが良い、という考え方の人なので、運用資産に着目してもしょうがないのですが…
月5万円の生活費=年間60万円。税引後利回り3%の金融資産を2,000万円持てば賄えるレベルです。
約1,800万円ぐらい投資しているというツイートを見たことがあるので、今はもう経済的自由を達成している(いつでもできる状況にある)のではないでしょうか。
- 自分の事業を持つ
- 倹約する
- 投資する
このパターンでの経済的自由達成です。
本日の、Google先生からのお小遣いがこちら。
デイリー1万は、わりと安定して入るようになりました。ブログでご飯を食べている僕ですが、よく「ブログなんて安定しない」と言われますが、僕の生活費は月5万円くらいなので、わりと安定しています。人生の安定感は「収入ー支出の差」で決まると思う pic.twitter.com/yXuBCYCHcA— Manabu (@manabubannai) November 22, 2018
名著「となりの億万長者」にも書かれているとおり、重要なのは収入より圧倒的に低コストで暮らすこと。
稼ぐ能力も、生活の満足度を下げずに低コストで暮らせる生活力も、まさに圧倒的ですね。
まとめ:極端な事例を紹介しましたが…
先の2人に共通しているのは
- 「人的資本(稼ぐ能力)の大きさ」
- 「生活力(倹約)」
この2つです。
生まれながらの資産家ではない人にとって、稼ぐための頭脳・肉体(すなわち人的資本)こそが一番の財産なのですね。
これはある意味残酷なことでもあります。人的資本がなければ、経済的自由への道が閉ざされてしまうからです。
- 何か1つの分野で突出することができない
- それでも何とか生活をよくしていきたい
現実的な対応策は、シンプルにこれしかないでしょう。
- 組み合わせる
- 時間をかける
不格好でもいいから、とにかく自分に範囲のことを「組み合わせ」ていくしかありません。
平均的な年収 × 共働き × 小規模不動産投資 × 配当金投資…
年間1万円の収入アップを「なんだその程度か」と思わずに、どれだけ真剣に扱えるかです。
- いくつの組み合わせを作れるかはその人次第
- 各パーツの強弱をどのようにつけるかもその人次第
うまいこと自分が心地よいようにチューニングしながら、ゆっくりと時間をかけて不動産や配当の規模をじわじわと育てていくしかありません。もちろん、倹約生活は大前提です。
- 人的資本が強くない(出世・転職も見込めない、独立起業のネタ・度胸もない)
- 組み合わせも難しい(共働き不可、副業不可、投資リテラシーがない、ローン組めない…)
- 倹約生活もできない
こういう状況だと難しいということですね。(もちろん、誰も彼もが経済的自由を目指さなくてはいけないとは全く思いません)
どうやって人生設計するか、設計のセンスが問われるところです。
なお、人生設計に関しては次の2冊が圧倒的におすすめ。
そろそろ賞与の時期なので、楽天証券口座に全額投入しようと思います。こうやって少しずつ富を蓄積して、配当金を増やしていけるのは楽しいですね。
それではまたっ!
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