【番外編】30代未経験者が経理部で正社員になるまで

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フルーツ@こびと株オーナーです。

先日、シーさん先輩が以下の記事で未経験から経理に転職する方法についてまとめました。

未経験から経理に転職する基本戦略!専門性を身につけてお気楽内勤生活を手に入れよう!

2017.09.11

今日はこれの補足として、フルーツの知人であるAさんの話をご紹介したいと思います。Aさんはちょっと変わった方法で、30歳を超えてからの「未経験から経理への転職」を見事に実現した人です。早速話をきいてみましょう!

 

【番外編】未経験から経理への転職~Aさんへのインタビュー~

今の仕事は何ですか?

Aさん
経理部で正社員として働いています。

 

経理の仕事を始めたのはいつからですか?

Aさん
32歳のときです。その時点では、簿記のボの字も知らない完全な素人でした。

 

32歳で初めて、というのはなかなか珍しいですね。どうやって経理部に入ったのですか?

Aさん
派遣社員として潜り込みました。派遣であれば、大手企業経理部にも未経験者が入り込む余地が十分にあります。

 

確かに。私の勤め先(上場企業)でも、派遣社員は未経験の方が多いですね。部署のメンバーの1~2割は派遣社員ですから、未経験の方にもチャンスは多いかもしれません。

しかし、そうはいっても正社員として働きたいという思いはなかったんですか?

Aさん
もちろんゴールは正社員として経理の仕事をすることです。ゴールにたどり着いたのは37歳のときでした。経理の仕事を始めてから5年かかりました。

 

5年!それはなかなかの長さですね。

Aさん
えぇ。でも経理を始める前も派遣社員でしたし、結局専門職の正社員の地位を勝ちとれたので、悪くない投資期間だったと思っています。

 

一般的には「派遣→正社員は難しい」と言われていますし、私自身の勤め先でも「派遣→正社員」の道はほぼ無いといっていい状況です。そんななか、どうやって正社員になったのですか?

Aさん
おっしゃる通り、同じ会社の中で「派遣→正社員」の転向は、ほとんど不可能だと思います。私は「経理未経験の派遣社員」で採用されてX社に5年勤めたあとで、「経理経験者の正社員」採用でY社に就職しました。

 

なるほど!派遣として経理業務に関わることで「未経験」から「経験あり」に変わったわけですね。それはうまいやり方かもしれません。経理業界は未経験者には入り込みにくい業界ですから…。

でも、派遣社員としての経験だけでは知識不足・実力不足とみられたりしなかったんですか?

Aさん
まず、知識不足と思われないために資格を取得しました。簿記2級です。

 

鉄板資格ですね。

Aさん
さほど苦労せずに取得することができました。実務経験が活きたわけです。また、X社には簿記1級ホルダーがごろごろいましたから、わからないところはガンガン聞いて教えてもらいました。

 

それは悪くない環境ですね。笑

Aさん
その一方で、実力不足と思われないために、X社では正社員がやるべき高難易度業務を率先して担当しました。そこを職務経歴書と面接でアピールして、Y社での正社員採用を勝ち抜いたわけです。

 

確かに「派遣社員ながら高難易度の業務を任せられていた」と言われれば、採用側の心も動くかもしれません。さらに、具体的な業務内容を話せれば、採用側にもどの程度のことができる人なのかわかってもらいやすいですね。

でも、X社でよく高難易度の業務を任せてもらえましたね?

Aさん
そこが転職戦略の中でいちばんで最も苦労したところです。ポイントは2つです。

  • 上司に信用されること。
  • 面倒見のいい実力派社員と仲良くなること。

 

それをクリアしたら…?

Aさん
業務担当替えの時期に、上司にそれとなく「高難易度業務をやってみたいなぁ」と伝えます。上司の信用があれば「派遣さんに頼む仕事じゃないんだけど、まぁそんなに言うならちょっと考えてみようかなぁ」となります。

 

ふむふむ。

Aさん
この時大事なのは、仲良くなった実力派社員に援護射撃をお願いしておくことです。私の場合は、実力派社員が「やらせてみたらどうでしょうか?引継ぎも内容の確認も、ボクが面倒みますよ」と言ってくれたのが決め手になりました。

 

実力派社員が面倒みるなら業務にリスクはないし、安い労働力は育つしで、上司にしてみたら反対する理由がないですね。笑

Aさん
そうなんですよ!実力派社員をしっかり味方につけておくことが最重要ですね。彼の業務は一時的には増えてしまうわけですから、それでも「コイツの面倒みてやろう」と思わせないといけない。

 

どんな手を使ったんですか?w

Aさん
細かい雑用から多少のムチャぶりまで全てこなしてましたね。決して仕事を嫌がらない、話を素直にきく、雑談の機会を大事にする、教えてくれる人の手間を減らす努力をする…。

 

コミュニケーション能力の高いAさんならではの手法ですね。笑

Aさん
あとはタイミングも重要ですね。実力派社員が新しい仕事をしたがっているときなんかは狙い目です。今の仕事を誰かに引き継がないと、新しい仕事に取り掛かれないですから。私が育つことが彼にとってもメリットになるわけです。

 

ふむふむ。

Aさん
あの頃はめっちゃがんばってましたね。知識も経験もないから、「素直な努力家」としてかわいがられることがすべてでした。そうこうしているうちに、いろいろ詳しくなってましたね。経理部に入った直後はどれが狙うべき高難易度業務かもわからなかったですけど。

 

かなり大変そうですね?

Aさん
幸い実力派社員と気が合ったのでやりやすかったです。もちろんかなり気は使いましたけど、その分実りも大きかったですし。簿記2級の試験勉強も手伝ってくれたし、高難易度業務もほぼ付きっ切りで教えてくれました。こちらがひとりでできるようになるまで、毎日根気よく…。彼には感謝です。

 

Y社での採用はトントン拍子だったんですか?

Aさん
かなり順調でしたね。簿記2級の資格と、高難易度業務の実務経験は強いです!

 

私フルーツの実感ともぴったり合う、Aさんの体験談でした。特殊な例ではありますが、参考にしうる話だと思います。

 

まとめ

Aさんの転職戦略は以下の通りです。

  1. 大企業経理部に派遣社員として潜り込む
  2. 上司に気に入られる
  3. 実力派社員と仲良くなる
  4. 高難易度業務をこなす
  5. 簿記2級をとる
  6. 転職して正社員になる

 

6ステップ5年に及ぶ長期計画ですが、なかなか悪くないように思います。もちろん、高難易度業務を派遣社員に任せてくれるかどうかは、会社にもよりますし、上司の性格やそのときの状況(別に育てるべき正社員の新人がいたりすると難しい、等)によっても異なります。

ただ、上司と実力派社員を味方につける自信のあるコミュニケーション能力の高い方には、検討の余地がある手法かもしれません。特に今派遣社員で、正社員を目指している方にはおすすめです。

Aさん
時間はかかるけど、ほんと、資格と実務経験は強いです!

 

それではまたっ!

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