こんな人のための記事です。
「誰だって、得意なことで稼げたら嬉しい。でも、いつも得意な仕事を選んで働ける人なんて、そんなに多くない…。」
だとしたら、
- 得意な仕事で稼げる人
- 得意な仕事で稼げない人
の違いは一体、何なのでしょうか?
そこを突き止めれば、得意な仕事で稼ぐ道が開けるのでは?
というわけで、この記事では、得意な仕事で稼げる人と、稼げない人の違いを5つまとめました。
ちなみに私自身は
- 数字やパズルが得意→経理
- お金の話やライティングが得意→ブログ運営、金融レポート作成
みたいな感じで、得意なことを仕事にできている感じです。
目次
違い①得意な仕事で稼ぐ人は他人の苦手をフォローし、得意な仕事で稼げない人は責める
得意な仕事で稼ぐ人
得意な仕事で稼ぐ人は、自分にも、他人にも
- 得意な仕事
- 苦手な仕事
の両方があることを知っています。
だから、他人の苦手な仕事については、進んで手助けをするわけです。
得意な仕事で稼げない人
得意な仕事で稼げない人は、他人の苦手を許しません。
- 仕事なんだから
- ワガママ言わないで
- 弱点と向き合わないと
なんて言葉で、苦手がある人を追い詰めます。
その言葉は当然、自分自身にも返ってきます。
結果として、自分自身も、「苦手なコトもできないとダメだよね…」と追い詰められていきます。
他人を許せないのは、自分を許していないから。
結局、本人も周りも苦手なコトにばかりフォーカスするはめになって、どんどん苦しくなってしまうのです。
違い②得意な仕事で稼ぐ人は学び、得意な仕事で稼げない人は言い訳をする
得意な仕事で稼ぐ人
得意な仕事で稼ぐ人は、自分の得意な仕事について、勉強を怠りません。
- 本を読む
- 人に会う
- 実際に行動してみる
日々学び、成長を続けているので、「得意」はさらに磨かれていきます。
得意な仕事で稼げない人
得意な仕事で稼げない人は、得意をつくる努力も、磨く努力もしようとしません。
- 自分はバカだから
- 才能ないし
- 得意なんて言えることないよ
といった言葉を言い訳に、得意な仕事で稼ぐことを諦めてしまうわけです。
実際、「これが得意です」と言いきることは
- 得意とか言っといて、この程度?
- そんなの得意のうちに入らないよ
なんて見られそうで、ちょっぴり怖いですよね。
でも、そんな心配は、今ここで捨ててしまいましょう。
得意だからって、一番である必要はありません。
- 負担なく進められる
- 毎日でも続けられる
- 隣の人よりちょっとだけ早くできる
- 隣の人より少しだけ上手にできる
- 人生で2回くらい、褒められたことがある
最初はその程度で十分なんです。
違い③得意な仕事で稼ぐ人は効率を考え、得意な仕事で稼げない人は視野が狭い
得意な仕事で稼ぐ人
得意な仕事で稼ぐ人は、自分自身の”苦手”をあっさり認めます。
そんなことで自尊心が傷ついたり、自分の存在価値が揺らいだりはしないからです。
得意なコト、苦手なコト、いろいろとあるなかで、総合点で合格していればOKと考えているわけです。
国債貿易の世界には、イギリスの経済学者リカードの唱えた「比較優位」という考え方があります。
自国の得意とするものの生産に特化し、他は貿易によって賄うことで、より多くのものを得ることができる、全体の利益が高まる。
(NIKKEI STYLE「リカードが発見した貿易の大原理 「比較優位」」より抜粋)
結局のところ、得意に集中し、苦手は外注する方が効率的というわけです。
得意な仕事で稼げない人
得意な仕事で稼げない人は、
- 誰でも得意な仕事で稼げる
- 自分の得意で稼げるかどうかは、やり方次第
- 弱点は放っておいてもいい
なんて、考えてもみません。
得意な仕事で稼いでいる人の話を聞いても、「ふざけたヤツだ」と怒り出すか、「すごい人はいいよね」とため息をついたりする程度。
違い④得意な仕事で稼ぐ人は自分のできないコトができる人を大事にし、得意な仕事で稼げない人は貶める
得意な仕事で稼ぐ人
得意な仕事で稼ぐ人は、自分の苦手な仕事を得意とする人を、本当に大事にします。
- 「自分にはできない、スゴイ!」と認め
- 「おかげで助かった、ありがとう!」と感謝する
ので、周りの人は気持ちよく助けてくれるようになります。
自分が得意な仕事に集中するためには、そういう人の助けが必要だということを、心の底から理解しているわけです。
得意な仕事で稼げない人
得意な仕事で稼げない人は、口に出す・出さないは別として、「自分の仕事が一番価値が高い」と思っています。
自分の苦手な仕事を得意とする人に対しては
- そんなの大した仕事じゃない
- 私の仕事の成果に乗っかっているだけ
- 能力が低いからあんな仕事だけやっている
- オレならもっと高いクオリティが出せる(優先順位が低いからやらないだけ)
- ラクな仕事ばっかりやってるズルい奴
みたいに思っているわけです。
違い⑤得意な仕事で稼ぐ人は相手の得る価値を考え、得意な仕事で稼げない人は自分の都合を考える
得意な仕事で稼ぐ人
得意な仕事で稼ぐ人は、まず「相手にどんな価値を提供できるか」に焦点をあてます。
- これをすることで、喜んでくれる人はいるか?
- より喜んでもらうには、どうすればいいか?
- もっと相手の負担を軽くできないか?
というところからスタートするわけです。
得意な仕事で稼げない人
得意な仕事で稼げない人は、自分の都合が最優先です。
例えば、相手にとって価値のあるモノやサービスを作るのに、必要なコトが5つあるとします。そのとき、
- 稼げる人:どうやって5つそろえるかを考える
- 稼げない人:自分がやりたいのは①と②と④だけなので、③と⑤は無視する
みたいなイメージです。
もちろん、①~⑤すべてを自力で用意する必要はありません。
ここまで何度も書いた通り、得意なのが①②④なら、自分自身は①②④に集中するのが効率的です。
でも、相手が①~⑤を必要としているのなら
- ③⑤が得意な人を仲間に加える
- ③⑤は外注して準備し、①~⑤をセットで提供する
- ①②④だけを提供しつつ、③⑤の入手方法をアドバイスする
など、やりようはあるはずです。
まとめ:得意な仕事で稼ぐ人vs得意な仕事で稼げない人
得意な仕事で稼ぐ人には、
- 他人の苦手をフォローする
- 自分の得意について日々学ぶ
- 全体の効率を上げることを考える
- 自分にできないコトができる人を大事にする
- 相手の得る価値にフォーカスする
といった特徴があります。
一方、得意な仕事で稼げない人の特徴は
- 他人の苦手を責める
- 言い訳をして努力しない
- 視野が狭い
- 自分にできないコトをする人を貶める
- 自分の都合だけにフォーカスする
という感じ。
結局のところ、得意な仕事で稼げる人というのは、
工夫をしている、というわけ。
誰しも、苦手な仕事よりは得意な仕事で稼いでいく方が
- 本人のストレスも少なく
- 成果も上がりやすく
- 効率的に仕事が進んで
みんながハッピーになるはず。
そんなことを考えつつ、日々得意な仕事に邁進(まいしん)する今日このごろです。
それではまたっ!
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