こんな人のための記事です。
「今日のランチはAセットか?Bセットか?」みたいな、ちょっとした優柔不断から、「進路は?」「転職は?」「結婚は?」みたいな、大きな選択での迷いまで。
目次
違い①決められる人は覚悟を決め、決められない人は人のせいにする
決められる人
決められる人は、決めた時点で腹をくくっています。
結果がどうであれ、受け入れる覚悟ができているということです。
- 成功したら、もちろん勝利を噛みしめられるし
- 失敗しても、そこからきちんと学びを得られる
決められない人
決められない人の特徴あるあるは、とにかく失敗が怖い。
失敗したくないから選べないし、なるべく失敗したときに「人のせいにしやすい選択」をしようとしてしまいます。
責任を逃れようとする態度が透けて見えれば、人からの信頼まで失ってしまいかねません。
違い②決められる人は今を見て、決められない人は後ろを向く
決められる人
決められる人は、今考えて意味のあることだけを考えます。
- やたらと過去をひきずったり
- むやみに将来を不安がったり
は、しません。
今の決断に必要な材料を集め、今の行動をよりよくすることに集中するのです。
決められない人
決められない人は、ありとあらゆることを想像して、グルグルと悩みます。
特に多いのは、悪い想像ばかりしてしまうパターン。
- ありそうもない最悪の想定
- 過去の大変だった失敗の思い出
- 自分にはどうすることもできない不利な状況(不景気だとか、自然災害だとか)
延々と思いをはせて暗い気持ちになったあげく、ますます決断が恐ろしくなります。
違い③決められる人は意思で進み、決められない人は流される
決められる人
決められる人には自信があります。ここでいう自信とは、文字通り「自分を信じられる」ということ。
自分の判断基準を持って、自分の意思で、自分なりの判断を下せるということです。
決められない人
決められない人は、自分の意思決定基準がハッキリしていません。
自然、周りの人の意見に流されがちになります。
時には「自分はどうすべきだと思うか」を完全に置き忘れて、「周りの人の目を気にするばかり」という感じになってしまいます。
違い④決められる人は最後までやりぬき、決められない人はすぐに投げ出す
決められる人
「自分で決めたことを、最後までやり抜く。」
決められる人は、このことの価値を知っています。
実際にやり抜いたことで、様々な経験を手に入れたことがあるからです。
決められない人
決められない人の「決められなさ」は、どうにかこうにか結論が出た後にも尾をひきます。
ちょっとでもトラブルの気配があると、すぐに
- 迷いが出る
- 決定をくつがえそうとする
- 全てを放り出して逃げ出そうとする
ということになるからです。
違い⑤決められる人は欲しいモノを手に入れ、決められない人は欲しくもないモノにまみれる
決められる人
決められる人が決められるのは、自分の中に基準があるからです。それは、言い換えれば、自分自身を知っているということ。
自分は
- 何を好み
- 何を嫌い
- 何を求めるのか
を、明確に認識しています。
決められない人
決められない人が決められないのは、自分の中に基準が無いからです。つまりは自分自身を知らないから。
すると結局、
- 一般的に良いとされるモノ
- 常識的であたりさわりのないモノ
- 普通の人が欲しがるモノ
を求める他ありません。
よくあるのは、金・地位・名誉・見た目やステータスが優れたパートナー・家・車などなど。
まとめ:決められる人が幸せになる
私の両親は、
- 日常の細かな選択には口うるさいが
- 人生の重大な選択は子どもの意思を尊重する
という子育てをしました。
日々の生活では
と、箸の上げ下ろしまでガミガミ言われるけど、
- 高校選び
- 大学選び
- 就職先選び
- 婚約 ※当時まだ学生
などについては、全く口をはさまれない(私から意見を求めた場合を除く)。
そんな家庭でした。
おかげで私は
という風に育ちました。
ですから、
- 決められる人
- 決められない人
両方の気持ちが分かるつもりです(笑)
とはいえ私は
と考えています。
実際、自己決定が幸福感に大きな影響を与えるという研究結果(神戸大学・同志社大学)も出ています。
世界幸福度ランキングで日本の順位が低いのは、「人生の選択自由度」という項目が低いのが一因だという話もあります。
この記事が、ほんの少しでもその役に立てばうれしいです。
それではまたっ!
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