【ココを逃すな】経理の人手不足は、経理部員にとっては大チャンス!

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経理未経験者
経理は最近人手不足って聞いたけど、本当?
経理部員
ここのとこ、人手不足でマジ激務…。悲惨だよぉ…。

こんな人のための記事です。

 

こびと株
経理歴10年の私が、経理部の実情と経理部員がゆとりある生活を送るための秘訣、教えます♪
この記事のポイント

経理は今、確かに人材不足です。でもこの人材不足、実は大チャンスだったりします。

  1. システム化・外注化のチャンス
  2. 転職のチャンス

人材が足りなければ、①システム化・外注化は自然の流れです。この過程で、おもしろい仕事・付加価値の高い仕事だけを選びとれば◎です!

また、人材不足であれば、企業は必至に転職者を求めます。つまり、転職者に有利な状況というわけ。待遇の良い会社・条件の良い求人が見つけやすいということです。

こびと株
経理経験者はもちろん、未経験者にもなかなかの案件がありますよ。このチャンス、しっかり活かしていきましょう!

 

※「よし、これを機に転職にチャレンジだ!」という方には、マイナビAGENTがおすすめです。実際に利用してみましたが、確かに信頼に足るエージェントさんでした。

 

経理は明らかに人材不足

まずは「最近の経理は人材不足か?」という問いへの回答から。

これはもうきっぱり、

こびと株
明らかに人材不足です!

あちらこちらから

  • 人手が足りない
  • 仕事が終わらない
  • 人が採用できない

などという、悲鳴がきこえます。

経理業界は今、完全に人手不足・人材不足。転職市場がすっかり売り手市場になっているのがその証拠です。

【コロナ禍でも】経理の転職市場が熱い!【売り手市場再来?】

2021.01.04

 

原因①少子高齢化・働き方改革

人材不足の原因のひとつめは、少子高齢化や働き方改革です。

これは経理に限った話ではありませんが、どの業界・職種でも、少しずつ人手が圧迫されている要因だと思います。

  • そもそも人口が減っていく
  • ひとりひとりが働ける時間も減っていく

という状況なので、今までと同じやり方で仕事をしていたら、手が足りなくなるのは当然です。

こびと株
日本の人口は右肩下がり。これからも人材不足は加速する方向でしょう。

 

原因②会計・税務制度の複雑化

次に、人材不足の原因のうち、経理特有のものをあげます。会計・税務制度の複雑化です。

「経理」というと「つまらないルーチンワーク」「誰でもできる仕事」というイメージを持つ人がいるようですが、実際には専門職です。(もちろん、一部ルーチンワークもありますけれども。)

  • できる人が限られる
  • 育てようにも時間がかかる

という状況で、会計基準や税法は、さらにさらに複雑になっていっています

こびと株
退職給付とか税効果とか連結とか、めちゃめちゃテクニカルですよね。
経理部員
うんうん。収益認識の新基準もなかなかヤバイし、BEPSとか組織再編税制とか税制も改正ありまくりでどんどんややこしくなってるし…

経理の人材不足は、そう短期間では解消しそうにもありません。

 

原因③将来が悲観されている

そしてもうひとつ、経理特有の事情が、将来が悲観されていること。

  • 近い将来無くなる
  • AIに仕事を奪われる

などと言われ、経理はいまひとつ人気のない仕事になっている可能性があります。

 

実際に私自身の経験から考えても

  • 経理の仕事がゼロになることは、絶対にない
  • でも付加価値の高い業務を担当しないと、仕事なくなるかも

という感じ。

こびと株
早いうちに専門性を身に着けて、サクッと付加価値の高い業務に移るのが重要ですね

【経理の仕事ってなくなる?】経理部員の付加価値を高める方法

2023.07.16

 

人材不足は実はチャンス!

こびと株
そしてこの人材不足、実は大チャンスだったりします。

 

職場環境を整えるチャンス

経理部員
どこがチャンスなのさー?なんかめっちゃ忙しくて大変だよ?

だからこそ、自分の好きな仕事・おもしろい仕事・付加価値の高い仕事に集中するチャンスなんです。

人材不足で手が足りないのは、会社側も把握していること。これを機に

  • システム化
  • 外注化

の提案をしていきましょう。

 

嫌いな仕事はロボットに、面倒な仕事は外注さんにお願いして、自分の市場価値が高まるおもしろい業務だけを手元に残すことです。

例えば

  • 伝票のチェック→電子化・システム化
  • 連結決算の手作業→外注化
  • 開示業務の基礎資料作り→外注化
  • 分析資料作成→手元に残す
  • M&Aや組織再編の対応→手元に残す

といった感じですね。システム業者・外注業者さんとコンサルタントを上手に使うと、大した手間をかけずに仕事を手放すことができますよ。

 

こびと株
実際、経理業界では今、システム化・外注化が大流行です。
  • システム業者(宝印刷、プロネクサス、DIVA…)
  • 監査法人系ファーム(KPMG、EY、PwC、トーマツ…)
  • 独立会計士系企業

などなど、導入時期の交渉が必要なレベルに盛況です。レベルの高い仕事をしてくれる会社もたくさんありますので、いくつか業者を呼んで話をきいてみると良いでしょう。

 

経理部員
なるほど…。この忙しさじゃやってられないし、システム化と外注化にチャレンジしてみるか…。でもうまくいかなくって気まずい立場になったらイヤだなぁ。

あまりに気まずいようならいっそ転職してしまう…という選択がしやすいのも、この時期のチャレンジをおすすめする理由のひとつです。(後述しますが、今は転職のチャンスでもあるんですよ~)

第一、人材不足で多忙であるにもかかわらずシステム化・外注化の提案が通らないというのは、なかなか致命的な状況です。

  • 付加価値の高い業務に取り組む時間が無い
  • 長時間労働で身体を壊す
  • 業務過多でメンタルの調子を崩す

というのは、非常に大きなリスク。

AIの発展は止められませんし、人を大事にしない会社で心身を傷つけては元も子もありません。

こびと株
ロボットによって失業してしまわないためにも、システム化・外注化を認めない会社からは早めに立ち去った方が良いと思います。

※ちなみ、提案が通ってシステム導入等に関わることができると、転職市場での人材価値をアップさせることができます。

 

転職のチャンス

もうひとつ重要なのは、「人材不足の今は転職のチャンス」だということです。

人材不足なら、求人が増えます。それも、条件の良い求人が増えます。単純な、需要と供給のバランスの話ですね。

こびと株
特に今、なんでもかんでもやらされて、スキルはついたけど相変わらず安月給…という若手にとっては大チャンス

 

実際に転職エージェントと話をしてみても

  • 経験と年齢によっては「どこの会社でも選べますねw」
  • 未経験でもアピール次第では十分内定可能
  • 資格「勉強中」の人にも求人がある

ということで、経理の転職市場は完全売り手市場。今の会社に不満があるなら、一度は市況をチェックしてみるべきです。(不満がなくても、自分の人材価値チェックはおすすめです。)

【経理の転職】おすすめエージェント 現役経理部員が選ぶベスト3

2019.05.01

 

「とりあえず、話だけでも聞いてみようかな…」と思った人には、マイナビAGENTがおすすめです。

マイナビAGENT
会計・税務の専門知識はもちろんですが、英語・IT・交渉といったスキルにも需要がありますよ

といった話を、具体的に教えてくれます。

 

まとめ:今こそ、セルフ働き方改革!

経理は今、確かに人材不足です。

業界全体が人手不足なので、超・多忙になるのは自然なこと。流されているだけだと忙しくなりすぎます。

この人材不足をチャンスに変えて

  1. 職場環境を整える
  2. 今の会社を飛び出す

という形で利用してください。

職場環境を整えるには、システム化・外注化。この過程で、おもしろい仕事・付加価値の高い仕事だけを選びとれば◎です。

また、人材不足ゆえに、転職市場は売り手有利の状況になっています。つまり、②会社を飛び出し、待遇の良い会社・条件の良い求人を見つけるまたとない機会というわけ。

こびと株
経理経験者はもちろん、未経験者にもなかなかの案件が出てきていますよ。このチャンス、しっかり活かしていきましょう!

 

「よし、これを機に転職にチャレンジだ!」という方には、マイナビAGENTがおすすめです。実際に利用してみましたが、確かに信頼に足るエージェントさんでした。

 

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。