こんな人、大丈夫ですよ。簿記3級に落ちるのは
- アタマが悪いわけでも
- 簿記に向いていないわけでも
ありません。
それは単に、取り組み方の問題。
- 正しい取り組み方をした人⇒合格
- 間違った取り組み方をした人⇒不合格
というだけのことです。「3級くらい普通受かるでしょ…オレはダメだ…」なんて思う必要は、全くありません。
- 簿記1級ホルダー
- 経理歴10年超
- 簿記試験に落ちた経験アリ
の私こびと株が、簿記3級に落ちてしまったあなたに知っておいてほしいことをまとめていきます。
簿記3級に落ちた人のよくあるパターン3選
そもそも簿記3級は、どんな資格でしょうか?
詳細は↓の記事等をみて頂ければと思いますが
ざっくり言うと
- 会計に関する超人気資格
- 年間30万人程度が受験
- 合格率は平均で40%程度
- 様々な場面で使える(就職・転職・異動・昇進・家計管理…)
というような資格です。
と、いうわけで、簿記3級に落ちてしまう人の「あるある」パターンを3つ、ご紹介しておきます。
パターン①「簿記3級はカンタン」を信じた
みたいなことを言う人、いますよね。
インターネット上にも
- カンタン
- 独学でいける
- 1週間で受かった
- 誰でも取れる
なんて情報があふれています。
これらの情報は、ウソではありません。ウソではありませんが、隠れた条件がついています。
- (正しく取り組めば)カンタン
- (時間をかければ)独学でいける
- (高学歴・アタマの良い私は)1週間で受かった
- (ちゃんと勉強すれば)誰でも取れる
みたいな感じですね。
()内を無視して「カンタンだからそんなに勉強しなくていいよね~」なんて思っていたら、落ちてしまうのは自然の流れ。
正しく取り組めばちゃんと受かる資格ですので、しっかり対策しておきたいものです。
パターン②一夜漬けしかしていない
受験申込はしたものの、勉強する時間がなかなかとれなくて…という人は少なくない様子。
申し込んだ人の4人に1人は、受験をすっぽかしてしまうくらいです。
とは言っても、一夜漬けでの合格はさすがに困難。
睡眠不足の頭では、解ける問題も解けなくなってしまいがち。
- 計画的に勉強して
- 前日はよく休んで
万全の体制で再受験すれば、簿記3級合格は遠くないと思いますよ!
パターン③時間配分に失敗した
問題のイメージができておらず、時間配分をミスって不合格となるケースも多いようです。
たったそれだけのことで、合格or不合格という大きな違いがうまれるのです!
さてあなたは、これらのワナにハマっていませんでしたか?
他にも、「簿記の初心者がやってはいけないこと」について、以下の記事にまとめてあります。
そんなあなたの「これから」について、提案があります!
簿記3級に落ちた人におすすめの今後
簿記3級に落ちてしまった人。落ちてしまった原因は様々だと思います。でも
- 「簿記3級はカンタン」を信じた
- 一夜漬けしかしていない
- 時間配分に失敗した
- クオリティの低い教材を使った
- つまづいた時の解決策ナシで勉強した
といった要因も多かったのではないでしょうか。
これらは全て
- アタマが良い/悪いとも
- 簿記への向き/不向きとも
ほとんど関係がありません。単に、取り組み方の問題です。
簿記は、身に着けておくとメリットの多いスキルです。
- 年収アップに役立つ(就職・転職/昇進・昇格)
- デキる社会人に近づく(経済ニュースがわかるなど)
- おカネを増やしやすい(家計管理・資産運用)
- 他の資格がとりやすい(試験科目の一部をクリア済の状態)
といった感じ。
その第1歩である簿記3級、せっかく始めたのにここで止めてしまうなんて、もったいなさすぎます。
おすすめなのは、優良な資格スクールを活用すること。
- 勉強時間の短縮
- 次につながる正しい理解
- 合格可能性のアップ
- 学習のペース作り
などなど、「正しい取り組み方」をしっかりサポートしてくれます。
具体的には、超効率的勉強法のクレアールが良いでしょう。コスト面でも時間面でもコスパ最強の資格スクールです。
クオリティも間違いがないので、ご自分の目で確かめてみてください。↓で資料請求をすると、無料でサンプル教材が入手できます。
※おすすめの資格スクールについて細かく確認したい方は、以下の記事をご覧ください。
「簿記3級取得」が最終目標なら、独学で再挑戦しても良いと思います。
その場合は、
- 基礎を頭にいれる
- ひたすらに過去問を解きまくる
方法がおすすめです。「習うより慣れろ」で、問題をたくさん解くことを意識して下さい。
一方で、
- 簿記の知識をつけて、仕事などに活かしたい
- 場合によっては、簿記2級・1級も目指したい
という場合は、独学はイマイチです。
簿記3級は、簿記の基礎。簿記特有の考え方や、「実は深い」論点がたくさん出てきます。
これらを独学で正しく理解するのはかなり難しいです。やはりここはスクールを利用して、優秀な講師のわかりやすい説明をきき、時には質問もしながら理解を深めるのがおすすめです。
簿記3級に落ちた人のためのQ&A
Q1:簿記3級に落ちるなんて恥ずかしい?
A1:全く気にすることはありません。
そもそも、簿記3級の合格率は40%程度。受けた人の半分以上は落ちる試験なので、
大事なのは、落ちた後、これからどうするか、です。
簿記は、
- わかると、面白い
- ちゃんとやれば、きっちり身に着く
- 身に着けると、メリットが多い
スキルなので、へこたれず、ぜひ再チャレンジしてほしいと思います。
Q2:3級に落ちるなんて、簿記に向いてない?
A2:向き・不向きの問題ではないと思われます。
繰り返しお伝えしている通り、簿記3級の合否は、取り組み方によって変わります。
ですから、もしも落ちてしまったなら、取り組み方を見直せばよいだけのこと。
Q3:再チャレンジすべき?もう簿記自体やめるべき?
A3:ぜひぜひ再チャレンジを♪
簿記は
- 身に着けるとメリットが多い
- 正しい取り組み方をすれば受かる
資格なので、諦めないで再チャレンジしてほしいと思います。
Q4:もっかい簿記3級はイヤだから、次回簿記2級受けるってアリかな?
A4:アリです。
もしも簿記3級に受かったとしたら、
とおすすめすることになります。なぜなら、簿記3級と簿記2級では、資格としての価値に大きな違いがあるから。
- 簿記3級:簿記の基礎は知ってるのか~
- 簿記2級:未経験でも経理に転職できるよ!
くらいのインパクトの違いがあります。
で、ある以上、
- 簿記3級には受かっていない
- でも簿記3級の勉強は一通り終わった
という人が、「次は簿記2級を受けよう!」というのは、かなり賢い選択。おすすめの簿記攻略法というわけです。
- 簿記3級を飛ばして簿記2級
- 簿記3級・2級ダブル受験
という選択肢を、ぜひぜひ検討してみてください。
Q5:数学が得意じゃないと、簿記なんて無理だよね?
A5:数学が苦手でも、簿記はマスターできます
数学と簿記、実は大きな関係はありません。簿記をマスターするのに必要なのは
- 文章を正しく読み解く
- 足し算・引き算・掛け算・割り算
といった程度のスキル。
数学というよりは算数のレベルですし、算数よりは国語の力が重要です。(計算自体は電卓がやってくれますしね。)
Q6:次回は受かるかなぁ?
A6:正しく取り組めば、受かる可能性が高いです。
繰り返しお伝えしている通り、簿記3級の合否は「取り組み方」によって変わります。
- 正しい理解
- 必要項目のインプット
- 適切な質・量のアウトプット(問題演習)
- スケジュールとモチベーションの管理
- バランスのよい時間配分
といったことをクリアできれば、簿記3級は必ず受かる試験です。
Q7:簿記3級って、取るメリットあるの?
A7:簿記3級は「次につながる資格」です。
簿記は
- 就職・転職
- 昇格・昇進
- 資産運用
などを有利にする、非常にメリットの大きいスキルです。
とはいえ、簿記3級の段階でこれらが有利になるかというと…正直、それはちょっとキビシイことが多いかな、というのが現実です。
簿記3級は、あくまで入門資格。資格取得そのものというよりは、簿記のスキルの入り口としての役割が大きいです。
勉強が進んだら、ぜひ、簿記2級・簿記1級へとステップアップしてみてください!
2020年春入社の新卒採用で、回転寿司チェーン大手のくら寿司(株)が年収1000万円の幹部候補生を募集しました。
この時の募集条件には、「資格」として
- TOEIC800点以上
- 簿記3級以上
という記載がありました。
くら寿司(株)は今年度の採用情報欄にも、
- 自己啓発費(基本給2万円アップ)
※入社前に簿記3級・英検3級両方取得者対象
という記載があり、簿記と英語に強い人材を求め続けていることがうかがい知れます。
「簿記3級に落ちた」まとめ:次回がんばっちゃおう!
簿記3級に落ちてしまったあなた。
- 落ちてしまった原因は、取り組み方にあると思いますよ
- 「正しいアプローチ」で取り組めば、次回はきっと合格!
- 簿記は身に着けるとメリットの多いスキルなので、ぜひ再チャレンジを
- 手っ取り早く受かりたい人は、コスパ最強のクレアールを活用してくださいね♪
※資料請求すると、無料でサンプル教材がもらえます!サンプル教材を見るだけでも、「正しいアプローチ」のイメージがつかめるかも!?
それではまたっ!
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