こんな大学生のための記事です。
私こびと株は、
- 10数年前、将来が不安な大学生で
- 数年前、やっぱり将来が不安な社会人で
- 今現在、将来に希望をもつ社会人
です。
将来が不安な大学生は、放っておいても、将来が不安な社会人になるだけです。(※社会人になれないケースはあります。)
将来に希望をもつ社会人になるには、「何か」が必要です。
この記事では、その「何か」について、書いていきたいと思います。
不安のまま過ごすのはツライし、
- ストレス
- 人間関係の不調和
- 病気
の原因になります。
お手軽じゃないけど、きっちり自分でつかみとる「安心の根拠」。私の場合は、大学を卒業してから10年かかって手にしました。
でも、今大学生のあなたは、もっと短期間でつかみとれるはずです。
ぜひ最後までお読みいただいて、実践して頂ければと思います。
目次
大学生の「将来が不安」、それはつまり…
「将来が不安」と口にするとき、その「将来」とはなんでしょう?
- 就活のこと
- 仕事のこと
- 結婚のこと
- 子どものこと
- 老後のこと
いろいろあると思いますが、共通して言えるのは「お金の問題からは逃げられない」ということかなと思います。
大学生である今は、生活費の全部(又は一部)を保護者の方に負担してもらっている人が多いでしょう。
けれども「将来」は、自分で稼がなければならない。
自分で稼いで
- 自分の生活を成り立たせて
- 結婚したり
- 子どもを育てたり
- 家を買ったり
- 老後のためにお金をためたり
しなければいけない気がする。
という、モヤモヤとした不安こそ、「将来の不安」の正体(の一部)ではないでしょうか?
実際、大学1年生の9割以上が「将来、働くことに不安がある」というデータもあります。(就職ジャーナルより)
ここでは、働くこと・お金を稼ぐことを中心に、大学生の「将来の不安」を具体化してみたいと思います。
※もちろん、お金さえ稼げれば、全ての問題が解決するわけではありません。ただ、「お金を稼ぐことに関する不安が解決しないと、将来の不安は消えにくいよね」というお話です。
①就活に自信がない
コレはまさに、私が大学生のときにもっていた不安のひとつです。
- 自分には目立った才能も無いし
- コミュニケーションは得意じゃないから面接もこわいし
- 実家にはニートを養い続ける余裕は無いし
- 就職できてもブラックだったら終わるし
- 文系大学生だけど営業とかできる気がしないし
- ヤバイよ、どうしよう!!
といった感じですね。
ちなみに私の場合は、「資格取得」が答えになりました。
就活前に簿記1級をとると、就活の難易度が激下がりするので、会計に興味がある人にはおすすめです。
簿記1級がなかったら、人生ハードモードだったと思います。
②世の中がだんだん厳しくなってく感じがする
- 少子高齢化
- 増税
- 景気悪化
- 上がらない賃金
- 増える社会保険料
最近はなんだか、どうしたって将来が不安になるような、暗いニュースが多いように感じませんか?
残念ながら今の大学生は、親世代のように
- 世の中は右肩上がり
- 自分も右肩上がりの恩恵を受けられる
- がんばれば報われる
というのが信じられる環境には置かれていません。
少子化での経済成長は困難ですし、経済全体が成長しなければ「報われない人」は増えていくでしょう。
さらに、国家レベルでの赤字が増大していますから、増税や社会保険料の増額は避けられそうにないですよね。
③そもそもやりたいことが見つからない
こういう人は、意外と多いものです。
私も完全にこのタイプ。
大学生時代は、「やりたいことがないなんて、情けない」という雰囲気に押されて、なんだか肩身のせまい思いをしていました。
たぶん、「将来が不安」と感じる大学生の何割かは、
- 卒業したら、何か仕事をしなければならない
- 仕事を選ぶには、やりたいことを考えなければいけないらしい
- でもやりたいことなんて無い
- どうしたらいいか、よくわからない
という流れを、直観で感じ取っているのだと思います。
ちなみに私の場合は、「やりたいことがない」まま、消去法で仕事を選びました。
結果は、大正解!
今の仕事は、「天職かも?」と思うレベルで私に向いています。
④サラリーマンとしてやっていける気がしない
「サラリーマンのツラさ」については、マンガ・ドラマ・SNSなど、あらゆるところで語られています。
- 満員電車で通勤とかできる?
- 職場の人間関係は大丈夫?
- 暮らしていけるだけの給料をもらえる?
- パワハラとかセクハラとこわい
- 転勤ヤダ
- リストラされたりしないかな…
不安の原因は、いくらでも見つかります。
⑤起業家やフリーランスとしてやっていく自信もない
サラリーマンとしてやっていける気がしない
↓
よし、フリーランスになろう!(起業しよう!)
…こんな風に考えられる大学生は、かなり少数派でしょう。
という人が大半のはず。
- フリーランスは仕事が不安定だし
- 起業に失敗したら怖いし
- ボクはそんなに優秀じゃないから…
と思ってしまうのが現実でしょう。
このままでは、
- 職場に不満はあるけど
- 転職する自信もしないし
- 特にやりたいこともない
- かといって定年まで勤めるイメージは持てないし
- だからって起業や独立なんて考えられない
- 世の中はドンドン厳しくなっていく気がする
こんな感じで、延々と「将来の不安」を抱えたまま、働くハメになってしまいます。
将来が不安な大学生におすすめのプラン「4つのサイフ」
わかっているのは、「親世代と同じ働き方をしても、同じように報われるのは難しい」という現実。
これはつまり、自分の身は自分で守れるだけの、知識やスキルが必要ということでもあります。
ここでは、お金を稼ぐことに関する「将来の不安」をなくすための、ひとつの考え方をご紹介したいと思います。
おすすめプラン:4つのサイフ
こんな思いから始めたのが「4つのサイフ」作りです。
収入源を
- 給与
- 事業
- 不動産
- 配当・利子
の4つに分散することで、安心を手に入れようというプランです。
それは勘違いです。
1つのサイフからたくさんの収入を得るのは
- 「20代で年収1,000万円!」みたいなエリートサラリーマンになるとか
- 事業で爆益をあげるとか
- 不動産投資で大成功するとか
- 株や債券をたくさん買えるだけの資金力がもつとか
それこそ「スゴイ人」にしかできないワザです。(第一、1つのサイフからの収入が増えても、不安はなくなりません。)
でも、4つのサイフは違います。
ごく普通の、将来のぼんやりとした不安に苦しんでいる人でも、ちょっとずつでも頑張れば、叶えられるかもしれない未来です。
- リストラに合っても、他の3つがある
- 事業(副業)に失敗しても、他の3つがある
- 不動産を借りてくれる人がいなくても、他の3つがある
- 業績悪化で配当が出なくなっても、他の3つがある
というわけで、安心感が持てるのです。
もちろん、「今すぐ4つともサイフを作らなけば!」と焦る必要はありません。
ただ、「4つのサイフ」を意識するだけで
- 給与は4つのうちの1つ
→就活は頑張るけど、「これで人生決まっちゃう」みたいに思い詰めなくてもいいな - 事業も4つのうちの1つ
→まずは副業ができるだけのスキルを身に着けたいな - 不動産も4つのうちの1つ
→不動産投資ってどんな感じか学んでみようかな - 配当・利子も4つのうちの1つ
→投資のためのお金を貯めないとだから、ムダ使いは控えよう
という感じで、目の前の行動が変わってくるはずです。
サイフ①給与
4つのサイフの1つ「給与」を得るための就職…と考えると、就活の軸も少し変わってくる可能性があります。
例えば
- 年収や企業規模も大事だけど
- 「スキルを身に着けられる仕事」がいいな
といった感じ。「事業」や「投資」の役に立つスキルが身に着けば、4つのサイフ全体での収入を増やしていけるからです。
おすすめは、専門職を狙うこと。
- スキルが身に着き
- つぶしがきき
- スケジュールを自分でコントロールしやすい
仕事が良いでしょう。
経理以外だと、プログラマーなんかも良いと思います。
スキルが身に着くと、それがそのまま自分の事業の基盤になるので、大分うらやましく感じます。
サイフ②事業(副業)
今は、インターネットの広まりによって
- 大学生でも十分に始められる
- 最初に必要な資金がほとんどゼロ
という事業が、たくさんあります。
大切なのは、何か始めてみること。
- 卒業したら
- 就活が終わったら
- 時間ができたら
いろいろなタイミングがあると思いますが、おすすめは「今から」です。(先延ばしにすると、結局何もしないパターンが多いからです。)
まずは、「やってみてもいいかな」と思う取り組みを探すこと。小さな一歩を踏み出してみましょう。
サイフ③不動産
これはもちろん、今すぐにとは行きません。
購入するには
- 自分のお金
- 銀行にお金を貸してもらえるだけの「信用」
の少なくともどちらかが必要。大学生の場合は、まだどちらもないのが普通でしょう。
不動産投資を成功させるには、お金や信用だけでは不十分です。
- 不動産投資の知識
- 投資にぴったりの物件
なども必要になってくるわけです。こちらは、大学生のうちからでも探し始めることができますよね。
サイフ④配当・利子
手数料の安いネット証券が出てきたことで、配当金投資は庶民にも手の届きやすいものになってきたように思います。
良い高配当株を手に入れることができれば
- 配当金で、Netflix代が払える
- 配当金で、スマホ代が払える
- 配当金で、水道光熱費が払える
という感じで、「もし働けなくなっても大丈夫!」という安心を、少しずつ得られるようになるかもしれません。
早く始めるのは、悪いことではありません。
とはいえ、株式投資は損をすることもある世界。知識ゼロで始めれば、いつか痛い目にあうのは確実です。
あくまで慎重に、自分にあった投資法を見極めるところから。慌てる必要はありません。
※当サイトでも、配当金投資については様々な情報を発信しています。
まとめ:将来が不安な大学生は、ちょっと立ち止まった方がいい
将来は不確定です。不安の要素は、いつでもあるでしょう。
それでも、不安な毎日はイヤなもの。なるべく怖がらずに生きていきたいものです。
そのためには、具体的なプランをもって暮らしてみるのが◎。おすすめは、「4つのサイフ」を強化していくプランです。
少子化で日本の経済成長率が落ち着いて、世の中が厳しくなっているのは事実のようです。
就活のHowtoを読み漁ったり、SNSのサラリーマンをディスる投稿をぼんやり眺めたりしてもいいけれど、時々はポジティブな将来設計の時間も確保したいもの。
一般人なりにコツコツと
- 給与
- 事業
- 不動産
- 配当・利子
の4つのサイフを作り上げ、将来に不安ではなく希望を持てる生活を、目指してみませんか?
※このサイトは、「4つのサイフ」プランを夢見るブログです。4つのサイフそれぞれについて、いろいろなヒントを発信しているので、ぜひ見ていってくださいね。
それではまたっ!
※関連記事です。
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