こんな人のための記事です。
最近の簿記2級は難しくなっているので、不合格になってガッカリしている人も多いことと思います。
けれども
ここであきらめてしまうなんて、もったいなさすぎです。
ぜひ、次回試験に向けて新しいスタートをきってほしいと思います。
この記事では、
- 簿記歴15年超
- 簿記試験に落ちた経験アリ
- 簿記1級ホルダー
の私が、簿記2級に不合格だったあなたに知っておいてほしいことをまとめていきます。
目次
簿記2級に不合格だったあなたに知ってほしい3つのこと
①簿記2級は難しくなっている
最近の簿記2級は、難しくなっています。
合格率を数字で見ても
- 過去10年の平均は25%近いのに
- 第160回試験(2022年2月実施)~第162回試験(2022年11月実施)では平均21%
という状況。
第157回(2021年2月実施。合格率8.6%)という合格率低すぎる時もあれば、第159回試験(2021年11月実施。合格率30.6%)では3割の合格率ということも。
②簿記3級と簿記2級の価値は大きく違う
簿記3級と、簿記2級では、資格の価値がずいぶんと違います。
ざっくり言えば
- 簿記3級:基礎の基礎。ビジネスパーソンのたしなみ程度。
- 簿記2級:専門家の入り口。就職・転職活動でバッチリ評価される。
という感じ。
詳しくは以下の記事にまとめています。
簿記2級があれば
- 連結がわかる。世の中の企業の決算が読める
- 新卒で経理専門職として採用されるかも
- 未経験でも経理に転職できるかも
簿記3級と2級の間には、資格としての価値に大きな差があるわけです。
不合格とはいえ簿記2級の試験勉強をがんばり、試験問題に一生懸命取り組んだあなたは「簿記2級までもうちょっと」の知識・スキルを持っているはず。
それなのに「資格としてもっているのは簿記3級だけ」というのは、ちょっと残念ですよね。
③簿記1級の難易度は変わらない
ちなみに。
近年、簿記2級の難化は話題になっていますが、簿記1級の難易度は変化していません。
これはつまり、簿記2級と簿記1級の差が縮まっているということ。
- こんなの、簿記2級じゃなくて簿記1.5級だろ!
- 難易度変わりまくってたら、どうやって勉強していいかわかんないよ!
という人は、いっそ簿記2級を無視して簿記1級を目指してしまうというプランも、検討してみても良いかもしれません。
簿記1級が難関資格であることは確かです。それでも、もしもここで腹をくくることができるなら、チャレンジするだけの価値はある資格だと思います。
- 希少価値が高い(簿記2級の1割以下)
- 就活では、切り札になる
- 転職でも、かなり注目される
簿記2級ともまた一段違った評価を受けることができます。
簿記2級に不合格だったあなたにすすめたい3つのこと
①簿記をあきらめない
せっかく勉強したのに試験問題が解けなければ、誰だってイヤになります。「不合格」という結果を見れば、誰だって落ち込みます。
ガッカリもするし、「なんだよ、あんな試験っ!」という気分にもなるし、「もう頑張れない…」とボヤきたくもなると思います。
でも。それでも。私は言いたい。
そこで止めるのは、本当にもったいないです。簿記2級は、本当に価値ある資格なんです。
きっと次は受かります。
いいえ、次は受かるために、必要な準備をしましょう。
- 不合格の要因にきちんと向き合って
- 正しい取り組み方で準備すれば
4か月後の次回試験ではきっと、合格を勝ち取れるでしょう。
簿記2級でも良いし、いっそ簿記1級でもいいと思います。
ネット試験も導入されていますので、4か月後と言わず好きなタイミングで再チャレンジしてみましょう♪
②不合格の要因を探る
よくあるのは
- わからない部分をわからないままにして、試験当日を迎えた
- 勉強時間をきちんと確保できていなかった
- 前日一夜漬けで頑張りすぎて、寝ていなかった
- 最後準備が間に合わず、かけたヤマが外れた
- 試験の難易度が、思っていたのと違っていた
等でしょうか。
一言でいえば、「簿記試験への取り組み方がイマイチだった」ということになるかもしれません。
- わからないところを教えてくれる人がいなかった
- スキマ時間を勉強にあてる工夫ができなかった
- 勉強のペースメーカーがいなかった
- 効率的な勉強法がわかっていなかった
- 試験の難易度をうまく予測できなかった
具体的な要因を見つめつつ、次回に向けた「正しい取り組み方」を考えていきましょう。
③次回で合格する準備を整える
おすすめは、優良な資格スクールを活用することです。具体的には、クレアールという資格スクールがいいでしょう。
「えー。資格スクールなんて高くない?」「独学でなんとかならない?」という声が聞こえてきそうですね。
けれども私は、
と断言します。
理由は3つ。
- 勉強を効率化するため
- 使える知識を手に入れるため
- 次回試験で合格するため
まず、勉強の効率化について。優良な資格スクールは、相当のノウハウを持っています。
- 受講生に簿記を理解させるスキル
- 試験を有利にすすめる回答テクニック
- 挫折しないためのポイント
- 学習スケジュールの立て方ノウハウ …etc.
講師たちは、簿記の試験を日夜研究しているわけです。
おすすめしているクレアールは、特に「効率的な勉強」に力を入れている資格スクールです。
- 科学的に解析・厳選して絞り込まれた学習範囲
- 「薄さ」で有名なテキスト
- スマホ学習OKでスキマ時間が活かせる
- 解法テクニックもしっかりフォロー
などなど、時短学習のための工夫が盛りだくさん。
次に、使える知識について。独学で得た簿記の知識・スキルは、実際には使い物にならないケースが少なくありません。
解法の丸暗記・パズル的な数字のあてはめ等で問題は解けるようになっても、内容の理解に至っていないことが多いからです。
私自身も、独学で簿記1級を取得したあと、
と困り果てて、結局資格スクールの簿記講座に通いなおした経験があります。
ちなみにクレアールの簿記講座は
- プロによる質の高い講義
- 繰り返し聞ける音声・動画
- 疑問フォローアップ用の映像コンテンツ
- 無制限の質問対応(対面・電話・メール・Skype)
などで、きっちり理解を深められる仕組みになっています。
最後に、次回試験での合格ついて。
勉強が長期化するのは、イマイチですよね。時間もかかるし受験料もかかる。長くなればなるほど、挫折するリスクも高まっていきます。
また、コストを抑えようと独学を選択しても、勉強期間が長くなれば、かえって高コストになってしまう可能性も否定できません。
- 「合格必要得点範囲」にフォーカスした、非常識合格法
- 学習の順番や量をカスタマイズできる、マルチパス学習ルート
- 担任による、個別学習相談などのフォロー
などの工夫で、次回試験での合格をサポートしてくれます。
※資料を請求すると、講義のサンプル教材が無料でもらえます。利用するかどうかの判断は、内容を自分の目でチェックしてからでOK。なので、とりあえず資料だけは請求しておくと良いでしょう。
簿記2級不合格まとめ:あきらめないのが最強
- 簿記2級は難しくなっています
- 簿記2級の価値は、簿記3級とは大きく違います
- ちなみに、簿記1級の難易度は変わっていません
結局言いたいのは
ということ。
簿記2級は、受験回ごとに合格率に大きな差があり、なかなか取り組みにくい試験になってしまっている面はあります。
けれども、簿記2級は、まだまだコスパの良い資格。
ぜひ諦めないで取り組んでほしいと思います。
そのためには、
- 不合格だった原因を把握して
- 次回で合格するための、適切な準備をすること。
具体的には、優良な資格スクール(例えばクレアール)を活用するのがおすすめです。
それではまたっ!
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