こんな人のための記事です。
私こびと株は、簿記1級保有・経理歴10年超の簿記好きです。
これは、「簿記嫌いさんの誤解を解いて、簿記の魅力を伝えたい…!」という超個人的な願望のもとに書いた記事。
サラリと目を通して頂ければ幸いです。
目次
簿記嫌いさんの知らないヒミツ①数学が苦手でも簿記はできる
これは簿記に対する、ものすごくよくある誤解のひとつです。
実は、数学と簿記は関係ない
簿記には、むずかしい数学の力は一切必要ありません。
基本的には
- 足し算
- 引き算
- 掛け算
- 割り算
が分かれば大丈夫。
しかも、計算自体は電卓がやってくれるので、安心です。
数字というだけでアレルギーを起こしてしまうのは、かなりもったいないです。
当サイトの管理人の1人は
- 「3+4×2」と「(3+4)×2」の違いが分からない
- 「3/4」と「4/5」、どちらが大きいか分からない
のに、簿記はメチャメチャ得意です。
数学が苦手なあなたも、ぜひぜひ簿記と向き合ってみて下さい。
苦手克服のヒント:思い込みを捨てて問題演習
対策は単純です。
数字だから、算数だから、数学だから…なんて、ややこしいことを考える必要はありません。
簿記のコツは、ただただ問題演習を重ねること。アタマで理解するより先に、手で覚えてしまうことです。
テキストを読んだとき、「む?なんだこれは?」と感じる箇所があっても
なんて言わずに、ともかく問題を解いてみて下さい。
- 問題にチャレンジする
- 解けない
- 回答を見ながら電卓をたたき、仕訳を書き写してみる
- 「ふーん、よくわかんないけど、こうなるわけね」
- 問題にチャレンジする
- 「意味はわからんけど、答えは合ったぞ」
- 問題にチャレンジする
- 問題にチャレンジする
- 問題にチャレンジする
- 「お!コレ、こういう意味だったのか…!」
みたいな。
わかった!という瞬間は、突然にやってきます。
簿記嫌いさんの知らないヒミツ②「分からない」は当たり前
「簿記が苦手」と嘆く人の何割かは、
- 独学でなんとかしようとする
- アタマで理解してから、問題演習に取り掛かろうとする
という罠にハマっています。
独学で「分かる」のは、かなりハードルが高い
簿記はなかなかクセのあるスキルです。
学習の比較的初期のうちから
- 借方/貸方
- 当座借越
- 引当金
- 減価償却
など、日常生活では使わない専門用語がたくさん出てきます。
また、用語が聞き慣れないだけではなく、その意味するところも、なんとなくピンと来にくい。イヤになってしまう人も多いのも、納得です。
苦手克服のヒント:質問できる環境づくり
解決策は2つ。
- ひたすら問題演習
- 質問できる環境作り
1つめは、さきほど勘違い①のところでも触れた通りです。
「分からないのは当たり前」と割り切って、ひたすら問題演習を優先すること。
手を動かすうちに、きっと「あ、こういうことか」という瞬間が訪れるでしょう。
もう1つは、分からないことを質問できる環境を手に入れること。
具体的には、資格スクールの活用が効果的です。
資格スクールの講師は、教えることのプロ。「なるほど」と思える解説で、簿記嫌いさんを簿記好きに導いてくれることとおもいます。
ちなみにおすすめのスクールは、クレアール。
お手頃価格で質問に無制限に対応してくれる、コスパの良いスクールなので、圧倒的におすすめです。
- 対面
- 電話
- メール
- Skype
いろいろな手段で質問が可能。無制限対応は、本当に安心です。
※資料を請求すると、無料で講義のサンプル教材を入手できます。まずはこのサンプル教材を見て講義の様子をチェックしてみましょう。質問対応だけではなく、講座自体の品質の高さも分かっていただけると思います。
簿記嫌いさんの知らないヒミツ③分からないのは多分あなたのせいじゃない
こんな風に、自分のアタマの出来にがっくりしてしまっている人を時々見かけます。
でも、私は思うのです。
教える側のせいかも
モノを理解できないとき、もちろん「理解できない人の、理解力に問題がある」というケースは存在します。
でも、そうでないケースもたくさんあります。
- 教える側の、教え方が悪い
- 学ぶための、教材が悪い
といったケースです。
私は大学生の頃、金融の話がメチャクチャ苦手でした。理由は、初めて受けた授業が酷かったから。
チャイムと共に教授がスタスタ教壇に上がって
と、いきなり一言。
その後、私たちに背中を向けて、黒板いっぱいに算式を書きなぐり…
と言い放ちました。
…誰だって、「あ、私にこの分野はムリだ」って思っちゃいますよね?
この教授のおかげで、私は10年近く金融分野に苦手意識を持っていました。
…悪いのは、私のアタマの出来ではなくて、例の教授の教え方だったわけです。
これと同じことが、今あなたの身に起きている可能性があります。
もしも出来の悪い先生や教材のせいで、あなたが簿記嫌いになってしまっているとしたら、こんなにもったいないことはありません。
苦手克服のヒント:良いテキスト・良い問題集・良い先生を見つける
対策は簡単です。
- 良いテキスト
- 良い問題集
- 良い先生
を見つければOK。
きっと誰しも、こんな経験があるはず。
- Aさんの説明は、ちーっともわからなかったけど
- Bさんの説明だと、すんなり理解できた
繰り返しになりますが、おすすめはクレアールです。
非常にわかりやすい講義が、お手頃価格で提供されていて、コスパが抜群だからです。
- 合格に必要な範囲だけ
- きちんと理解して
学習をすすめることができます。
※まずは資料を請求して、無料のサンプル教材をチェックしてみて下さい。申し込むかどうかは、良い教材・良い先生かどうか、自分の目でチェックしてから決めればOKです。
まとめ:簿記はコスパの良いスキル
私は、簿記を身に着けたことで、人生をイージーモードに切り替えることができました。
そんな実感を持っているからこそ、「苦手だ」「嫌いだ」と思ってしまっている方に、なんとかもう一度簿記と向き合ってみてほしいと思うわけなのです。
- 数学がダメでも、簿記はできます!
- 独学で「分からない」と思う点が多くても、質問できる環境があればOKです!
- 頭がついていかないと感じても、それは多分教材/教師が悪いだけです!
ぜひ、良い教材/教師を見つけ、適切な質問環境を手に入れて、問題演習を繰り返してみてください。
※良い教材/教師&適切な質問環境としては、クレアールがおすすめです
実際、簿記はとてもコスパの良いスキルです。身に着けておくと、本当にオトクです。
それではまたっ!
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