簿記1級を武器に経理の転職を成功させる「3つのポイント」

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キャリアアップしたい経理マン
今の職場環境に不満があるから転職したいんだけど…転職するからには今より良い会社に行きたいな簿記1級取れば役に立つかな?

こんな疑問に答えます。

筆者のスペックはこんな感じです。

筆者スペック
  1. 学生時代にFP簿記1級、社会人になってから証券アナリストを取得
  2. 一部上場企業の財務部で10年間実務経験アリ(継続中)

簿記大好き・バリバリの実務家です。経理以外やったことがないし、やりたくもないという筋金入りの経理マンです。

 

この記事では、簿記1級を武器に経理の転職を成功させる「3つのポイント」をお伝えします。

3つのポイント
  1. 転職活動は若いうちに
  2. 第2~第3階層の会社を狙う
  3. 転職活動は景気の良いときに

 

簿記1級の難易度・価値について

本題に入る前に、簿記1級の難易度・一般的な価値をサクッと確認しておきましょう。

 

簿記1級の難易度

簿記1級は難関試験です。

  • 合格率は10%弱(年間で1,000人前後しか合格者がいない。※簿記2級は30,000~45,000人ぐらい)
  • 750時間以上の勉強時間が必要

下手すると、国家試験である「士業の試験」に匹敵するような合格率です。ただの検定試験というには、あまりに難易度が高いですね。

簿記1級の難易度・勉強時間の目安を現役経理マンが教えます

2018.04.20

 

簿記1級の価値

経理の就職・転職市場では、簿記1級はかなり評価されます。私は学生時代に簿記1級を持っていたので、倍率100倍近い経理の採用試験を勝ち抜くことができました。

時々ネット上でみかける「簿記1級が役に立たなかった」という意見は、おそらく年齢や実務経験のデメリットが大きすぎたんじゃないかなと予想します。

要するに

  • 未経験で30代半ばを超えていた

とか、そういう感じですね。

経理経験者であれば、20代なら簿記1級はバッチリ評価されます。30代前半でも十分に考慮されるでしょう。年間で1,000人ほどしか合格者がいないので、希少価値が高いのです。

生涯年収が上がる以外にも、大きなメリットがあります。まさに一生モノの知識と言えます。

簿記1級が持つ価値
  1. 資産形成に役立ちます(年収アップだけではなく、家計管理や投資に活かせる)
  2. 専門分野を手に入れたという達成感・自信が得られます
  3. 士業(会計士、税理士、中小企業診断士)の受験に役立ちます
  4. 経済ニュースや専門書籍の理解度が増します
  5. 副業・フリーランス・独立起業に役立ちます

 

簿記1級を武器に経理の転職を成功させる方法

この3つは強く意識してください。

  1. 転職活動は若いうちに
  2. 第2~第3階層の会社を狙う
  3. 景気の良いときに転職活動をする

 

転職活動は若いうちに

若いうちに転職活動をしましょう。理由はカンタン。

簿記1級をアピールする=知識レベルをアピールする

ということになりますが、30代後半ぐらいからは「マネジメント力」などが求められるステージになるからです。

  • 地頭の良さ
  • 勤勉さ
  • 知識レベル
  • 伸びしろ

こういったアピールが通用するのは、若いうちだけということです。30代半ば、40代にもなって、資格しかアピールすることがないというのは何とも厳しい状況です。

 

  • 簿記1級を高く評価してもらえる(若い)年齢のうちに、
  • 好待遇の企業に転職して
  • しっかりとした実務経験を積む

そういう姿勢が重要です。そうすれば、資格+実務経験という組み合わせで、転職限界年齢が伸びていきます。

※余談ですが、ここに語学力+海外勤務経験のような付加価値がつくと、40~45歳でも転職先が見つかります

 

狙うのは第2~第3階層の経理職

あまり意識していない人が多いですが、経理には全部で4階層あります。

  1. 第1階層 CFO候補
  2. 第2階層 システムオペレーター
  3. 第3階層 専門家
  4. 第4階層 何でも屋(経理・人事・総務が全部一緒の部署)

詳しくはこちらの記事で。

経理でのキャリアアップを考える時は「階層」を意識する必要がある

2017.11.06

簿記1級のアピールは、第3階層の会社に対してやりましょう。

これらの階層のなかで、知識レベルがもっとも評価されるのは第3階層だからです。分業の進んだ大企業(日本の古い企業)は、第3階層の会社が多いです。

税金関係の仕事はあの人、固定資産はあの人、研究費の科目はあの人…というような業務分担をしている会社は第3階層と考えていいでしょう。簿記1級の知識は、こういう会社でこそ活きますし、評価もされます。

システム導入・外注化が進んでいて、細かいルーティンがほとんど発生しないのが第2階層です。総合職正社員のお仕事は、システムの維持・管理です。決算を締めれば、自動的に財務諸表や申告書が完成する仕組みになっています。

だから、経理マンというよりは、(ITに限らず、業務フロー全体を含めた)システムの監視屋みたいな感じになります。

ただ、知識がないと派遣さんや一般職、外注先のプレイヤーたちをコントロールできないので、ある程度の専門知識も求められるというわけですね。

 

  1. 若いうちに第3階層の会社で知識の土台を作り
  2. システム導入や外注先選定などの経験を積み第2階層の仕事を覚えて
  3. 最終的にはCFO候補(第1階層)として予算管理・財務戦略立案・タックスプランニング・意思決定会計などに従事

できるといいですね。

※志望企業の階層の見極めが分からない!という人は、当ブログ経由でご相談いただければ回答します。求人票の内容をお伝え頂ければ大体は分かりますので。

 

景気の良いときに転職活動を行う

これも当たり前の話ですが、転職活動は景気の良いときにやりましょう。理由は2つ。

  • 良い会社に入れる可能性が高まり、職歴に箔がつく(今後の転職に有利)
  • 年収が高い会社に入れる

ぶっちゃけ、簿記1級があるかどうかより、転職市場の動向の方が重要です。景気さえよければ「え?自分でもこんな会社入れるの?」という会社が見つかるものです。

現在、経理の転職市場は非常にホットです。

チャンス到来!!会計職(経理/財務)の転職市場が熱い!

2018.04.12

イマドキの転職では、エージェントの利用は必須です。どこを使えばいいの?という疑問もあると思いますが、答えはカンタン。

経理の転職にめっぽう強いジャスネットに登録しましょう。会計士などもよく使っている有名なエージェントです。

経理の転職ならジャスネットは必須」と言えるぐらいおすすめです。他のエージェントは、ジャスネットが合わなかったら考えるという感じでOK。

エージェントが非常に親切で、「どこでもいいから無理やり転職決めさせる」みたいなことをしません。経理の人は転職回数が多いので、丁寧な関係を築いて長くお付き合いをするという方針を取っているからです。

ぜひ面談を試してみてください。呼べば職場の近くまで来てくれることもあるので、会社帰りにサクっと話ができます。

プロフィールの記入も5分ぐらいで済みます。あとは待ってればエージェントからメールが届きますので、楽しい楽しい物件選びの始まりです。

まだ簿記2級しか持っていない!という人でも、とりあえずエージェントと話をしてみることをおすすめします。簿記1級の合格を待たずして、優良案件が手に入る可能性があるからです。

転職市場が良いのは東京オリンピックまで、と言われているので今のうちにぜひ。

【体験談あり】ジャスネットキャリアの評判・メリットを完全網羅!年収アップしたい経理は全員登録せよ!

2018.05.23

 

まとめ:簿記1級を活かした経理の転職活動ではこの3つを意識しよう!

まとめです。

3つのポイント
  1. 転職活動は若いうちに
  2. 第2~第3階層の会社を狙う
  3. 転職活動は景気の良いときに

逆に言えば

  • 年齢を重ねてからでは、簿記1級の賞味期限が切れる可能性があります
  • 第1階層(CFO候補)の会社を探しているうちに、簿記1級の賞味期限が切れる可能性があります
  • 転職市場の動向を見逃してしまうと、簿記1級の賞味期限が切れる可能性があります

売れる実務経験+資格(簿記1級)の組み合わせを、30代までにガッチリ固めておきましょう。

それではまたっ!

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シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。