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こんな人のための記事です。
上司との付き合いは、いつの時代も会社員の悩みのタネの1つ。
やっかいな上司にあたってしまうと、わりと、結構、かなり、ツライ仕事環境になってしまいますよね。
この考え方を使うと、毎日の職場生活が、今よりちょっと(もしかしたら「すごく」)改善します。
ちなみに私こびと株の上司との関係は
- ×仕事がデキず怒られっぱなし
- 〇デキる先輩のボスマネジメントへの便乗により良好
- ×先輩の異動により、上司との関係性が激烈に悪化
- 〇私自身が異動した後、しっかりボスマネジメントして良好
という経過をたどっています。
というわけで、この記事では、ボスマネジメントについて解説していきたいと思います。
目次
ボスマネジメントって何?
ボスマネジメントとは、文字通り、ボスをマネジメントすることです。
その通りです。
一般的な価値観・あるべき職務分担といった観点では、マネジメントはあくまでボスの仕事です。
けれども、そこをあえて逆転させ
というのが、ボスマネジメントの発想なのです。
仕事がデキる人は、やってる
仕事がデキる人というのは、意識的にしろ、無意識にしろ、この「ボスマネジメント」を見事にやり遂げていることが多いもの。
上司を上手にコントロールして、
- 心地よい職場環境を作りつつ
- 自分にあった仕事を選び
- 適切なサポートを受け
- 失敗をフォローしてもらいつつ
- しっかり成果を認めてもらって
どんどんスキルと職位を伸ばしていきます。
大事なのは、その発想
気持ちは分かります。
よく、分かります。
実際私も一時期、仕事のデキる先輩の忠告を無視して
と、目の前の担当業務に没頭していた時期がありました。
ところが、結果は散々でした。なんと
- 私の1.5倍以上給料をもらっている先輩のしていた仕事の全部を
- その先輩の1.2倍速で仕上げて
- 部署内外からめっちゃ感謝されたのに
- 上司からはディスられ
- お前は仕事量が足りんと仕事を増やされ
- さらに評価を下げられる
という事態に!
と考えるようになりました。
99%のサラリーマンは、上司を選ぶことはできません。
「きちんと私をマネジメントしろ」と、上司に強制する力もありません。
一方で、自分から働きかけ、ボスマネジメントを実行してみるのは、今日からでもできることです。
初めてのボスマネジメント ポイント5選
ボスマネジメントのポイントは、この5つ!
- 共通の敵・共通の目標をもつ
- 役に立つ
- ボスの中のイメージをコントロールする
- アピールは数字でする
- イヤなことはイヤだと伝える
1つずつ、解説していきます。
ポイント①共通の敵・共通の目標をもつ
最初のポイントは、上司ときちんとコミュニケーションをとって
- 共通の目標
- 共通の敵
のうち、どちらか(できれば両方)を設定しておくことです。
私自身、ボスマネジメントがうまくいっていた時期には、例えば「働かないおじさん」を共通の敵にセッティングしていました。
例えば
でも、彼は一生懸命仕事してるじゃないですか。
彼の仕事の仕方を指導するより、働かないおじさんをなんとかする方が先です…!
とか、
それはよく分かってるんですけど、もう少し隣の課長との調整に時間を使ってほしいんです。
隣の課の働かないおじさんに絡まれると、本当に大変なので…。
みたいな調整をして、向いてほしい方を向いてもらうためのマネジメントをしていくわけです(笑)
ポイント②役に立つ
ボスをマネジメントしようと思ったら必須なのが
上司と部下だろうが、マネジメントする側とされる側だろうが、結局は人間関係。信頼を勝ち取ることが何より重要です。
信頼を勝ち取ろうと思ったら、とにかく相手の役に立つこと。
「コイツがいると仕事がうまくいく」「コイツといると気分がよい」なんでもいいですが、「コイツがいるとハッピーだわ」と思ってもらう必要があります。
- ボスの苦手をフォローする
- ボスの手間を減らす
- ボスを褒める
- ボスのツラさに共感する
- ボスの悩みをケアする
- ボスのやりたいようにやらせる
- ボスがパニクってるときに落ち着くまで付き合う
おべっか使いも飲み二ケーションも含めて、やり方はなんでもOKです。
とはいえ、職場での人間関係ですから、仕事で貢献できるのが1番でしょう。
ポイント③ボスの中のイメージをコントロールする
ボスマネジメントで肝心なところは、
だという点です。
だから、部下である私に対する、ボスの中でのイメージを、適切にコントロールしておく必要があります。
そのためには、コミュニケーションを欠かさず
- 自分がどう上司の役に立っているか
- 共有している目標のために、どんな成果を出しているか
- 最近自分が頑張っているのは何か
- 自分の長所はどこか
- 自分の得意はどこにあるか
といったことを、定期的に伝えていかなくてはなりません。
期待したくなる気持ちは分かります。
でも、上司も人間です。
苦手なコトもあるし、欠点もあるし、忙しさにかまけて忘れることもあります。
ポイント④アピールは数字でする
ポイント③ボスの中のイメージを適切にコントロールする、を行う中で
という場合には、とにかく数字を使いましょう。
例えば
という上司に対して
というアピールを続けても、おそらくほとんど効果はないと思います。
でも、もし
と言ったらどうでしょうか。
と思ってもらえると思います。
ポイント⑤イヤなことはイヤだと伝える
最後のポイントは、
です。
- セクハラ・パワハラまがいの言動
- 単なる飲みの誘い
- 仕事の進め方
- 仕事の内容
どういったレベル感の話であっても、「イヤなこと」「苦手なこと」「プレッシャーの大きいこと」は、上司に把握しておいてもらうべきです。
もちろん、伝え方や伝えるタイミングについて、配慮は必要です。
でも、相手が上司だからといって、イヤなことを我慢しつづけ
みたいな状況を作るのは、お互いのためになりません。
- 本当は嫌いな仕事をガマンしてこなし続け、ストレスで体調を崩す
- 本当はイヤな飲み会に付き合い続け、裏ではグチをこぼす
- 本当はストレスになる仕事の進め方を受け入れ続け、上司を嫌いになる
実はこういう人、少なくないんじゃないかと思います。
上司の側の「察する力」の弱さはさておき、部下自身が、上司の悪いところを引き出すようなコミュニケーションをしてしまっているからです。
誰にだって、良いところと悪いところがあります。
ボスマネジメントでは、ボスの良いところを引き出すように努力すべきです。
相手の悪いところを引き出してはいけません。それでは、お互いが不幸になってしまいます。
とか
とか…なかなかの難易度ですが、これこそボスマネジメントの腕の見せ所なのかもしれません。
まとめ:ボスマネジメントという発想をもつコトが重要!
上司(ボス)を、マネジメントする。
ボスマネジメントを行う上で、特に重要なポイントは
- 共通の敵・共通の目標をもつ
- 役に立つ
- ボスの中のイメージをコントロールする
- アピールは数字でする
- イヤなことはイヤだと伝える
の5つです。
もちろん本来、「マネジメントはボスの仕事」です。
けれども、もしもボスのマネジメントがいまいちなら、こちらが主導権をもってマネジメントしてあげるのも悪くはありません。
イマイチなボスのマネジメントに振り回されるより、頑張ってボスマネジメントに取り組む方が建設的でしょう。
そもそも、そういう視点をもっている部下は、上司にとっても良い部下であるはずです。
ボスマネジメントの5つのポイントは、上司側から見れば
- 正しく共通の目標(共通の敵)に向かって努力してくれる
- 自分の役に立とうと努力している
- 受け身でいても、正しい情報を伝えてくれる
- 主張は、客観的な数字に基づいている
- NG事項をきちんと伝えてくれる
ということでもあるわけです。
とはいえ
- ボスマネジメントなんて考えたくもないくらい、ボスがめちゃくちゃ
- どうしてもボスマネジメントがうまく行かない
- ボスマネジメントはうまく行ってるのに、疲労感がハンパない
こういうときは、
だと思います。
そういうときは、優良な転職エージェントに相談してみましょう。
- 今の上司が「かなりムチャな上司」なのか「わりとよくいる上司」なのか、客観的な目線でアドバイスがもらえる
- 評判のよいマネージャーのいる会社を紹介してくれる可能性もある
- 自分がどんな上司の元でどんな風に働きたいのかヒアリングした上で仕事を紹介してもらえる
ということで、話してみるだけの価値は十分にあります。実際に転職するかどうかは、話をきいてから考えればOKです。
具体的には
- 第二新卒:就職カレッジ
- 20代:マイナビAGENT
- 30代以降:JACリクルートメント
といったエージェントがおすすめです。
無料で親切に相談にのってくれるので、「上司に疲れたけど、転職も大変そう…」という段階でも、とりあえず話を聞いてもらうと良いでしょう。
電話面談・オンライン面談も導入されているので、人に見られる心配もコロナの心配もなくて安心です。
職場における、上司の力は絶大です。
「ボスマネジメント」という発想が、そのための役に立てば良いなと思います。
それではまたっ!
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