副業を始めたサラリーマンがやらかすお金の失敗5選【知らないと怖い】

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副業サラリーマン
いや~ボクも最近、やっと副業始めたんだよ!個人の名前でお金稼ぐって、楽しいね!

この記事は、副業を始めたサラリーマンがハマりやすい”お金の罠”に関する記事です。

  • 副業を始めてすぐ
  • 副業がうまくいきはじめたころ

のサラリーマンがやらかしがちな失敗を、5つまとめてご紹介していきます。

 

こびと株
私もふらりと罠の方に吸い寄せられそうになりました…!
  • 「そんなことするわけないじゃん」なら、もちろんOK
  • 「あれ?」と思ったら、ふと立ち止まる

そのための確認リストとして、活用していただければ幸いです。

 

副業のお金の失敗①手元資金がなくなる

 

黒字倒産

黒字倒産という言葉があります。

  • 利益は出ていて黒字だけど
  • 手元のキャッシュがなくなって
  • 倒産してしまう

そんな状態を指す言葉です。

ビジネスがダメになるのは、キャッシュがなくなったときです。

こびと株
ビジネスをすすめるには、「資金繰り」が超重要事項なのです。

 

支払いサイトに注意

副業であっても、

  • 売上代金の入金はいつか?
  • 仕入代金の支払はいつか?
  • 経費の支払は?

といったキャッシュの動向には、細心の注意を払う必要があります。

仕入代金は先払い、売上入金は3か月後…なんて時は、自分の手元資金の管理に細心の注意が必要です。

副業サラリーマン
確かに、副業がうまくいきはじめて、仕入れ代金が大きくなってきたタイミングとかは、気を付けないとだね…
こびと株
特に「せどり」などのように、仕入れ代金が先払いになりやすい副業をやるときは要注意ですよ~。

 

副業のお金の失敗②経費との付き合い方を誤る

経費=タダは間違い

副業を始めたてのサラリーマンに、よくある間違いのひとつが

副業サラリーマン
経費はどんどん使おうと思って。だって、経費になるってことは、タダってことだよね。

というパターンです。

副業の経費は、

  • 節税になるけど
  • 自己負担ゼロにはならない

ので、タダではありません。

こびと株
経費を使いすぎれば、お金は確実に減っていきます

 

経費を計上しないのは、確実に損する道

一方で、

副業サラリーマン
経費?んー…何が経費になるのか、よくわかんないんだよね。税務調査とかも怖そうだし、経費処理はあんまりしてないな…

というタイプの人もいます。

こういうタイプの人は、過大な税金を支払うハメになります。

 

ざっくり一言でいえば

こびと株
副業のために必要な支出は、経費で処理してOK…というか、経費で処理すべき!

です。

正しい知識をもって付き合わないと、経費は副業の落とし穴になりかねません。

「経費で落とす」の勘違い あるある3選【経理のプロが教える】

2024.10.27

 

副業のお金の失敗③税金を忘れて使い切る

副業の各種税金

副業にも、税金がかかります

その規模や業種にもよりますが、

  • 所得税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 消費税

といった税金です。

副業サラリーマン
税金か~。なんか難しそうだから、税理士さんにお願いしようかな…

くらいの気持ちでいる人がいたら、要注意です。

こびと株
税理士さんは、納税額を計算してくれるかもしれませんが、納税のためのお金を用意してくれることはありません

 

使い切ってから届く「納税通知」

副業で稼いだお金は、プラスαの収入です。ついつい、使いたくなりますよね。

でも、気を付けて下さい。

こびと株
絶対に、稼いだお金をすべて使い切らないで下さい。

使ってよいのは、納税資金を取り分けた後のお金だけです。

 

手元のお金を使い切ったあとで

  • 税理士さんに作ってもらった確定申告書を見て
  • 住民税などの納税通知が届いて

真っ青になるサラリーマンは、少なくありません。

サラリーマンが普段受け取っている「給料」は、源泉徴収された後のお金=税引き後のお金。

一方副業収入は、税引き前のお金なので、給料と同じ感覚で使ってしまうのはNGなんですね。

 

こびと株
特に、副業がうまくいっている人。納税額をバカにしない方が良いですよ~

自分の給料の額もにらみつつ、最低でも2~3割は取り分けておくのが安心でしょう。

※高給取りさんや、副業で爆益の人は、「稼いだ額の半分以上が納税資金」というケースもあります。

 

副業のお金の失敗④高額の情報商材を買う

 

詐欺・ぼったくりの横行

副業サラリーマン
副業を始めるにあたって、「確実に稼げる方法を教えてくれるセミナー」があるんだって。10万円くらいするみたいだけど、そのあと稼げる金額考えたら、安いものかなって。

副業初心者を狙う、

  • 詐欺商材
  • ぼったくり商材

は少なくありません。

新しいことを始める人の不安な気持ちや、近道を知ってラクしたい気持ちにつけこんで、(ほとんど)役に立たたない情報を高額で販売しているわけです。

こびと株
ネットワークビジネスなんかにも、注意が必要です

 

ネットの有料情報に注意

もちろん、価値のあるコンテンツにお金を払うのは当然のことです。

個人的にも

  • 書籍
  • 雑誌
  • 新聞

などには、積極的にお金を使うべきかなと思います。

こびと株
例えば資格スクールへの支払いも、大成功の投資の1つになりえます

 

副業サラリーマン
詐欺・ぼったくりと、価値あるコンテンツ、どうやって見分ければいいの?

最後は個別に判断するしかないのが難しいところですが、インターネット経由の有料情報には要注意です。

  • 超優良情報~有害なゴミ情報まで散らばっている
  • 無料情報>有料情報ということも少なくない
  • 超高単価な商材もある

といった状況だからです。

こびと株
少なくとも、発信者や情報内容を自分の目で見極められるようになるまでは、決して大金を払ってはいけません

 

副業のお金の失敗⑤年収は月収×12だと信じる

サラリーマン的発想から抜ける

副業サラリーマン
聞いてよ、今月の副業収入10万円超えたんだよ!…このままいけば、年収100万円以上アップしちゃうよ!!

サラリーマンの給料は、基本的に

  • 毎月同じ日に、ほぼ同じ金額が振り込まれる
  • 年齢・社歴を重ねるにつれて、少しずつ昇給していく

のが普通ですよね。

だから、サラリーマンが副業を始めると、つい、副業収入にもこれを期待してしまいます。

 

こびと株
けれども、雇われないで働く副業を行う場合、収入にはブレがあるのが普通です

今月の副業収入が10万円だとしても、来月は、

  • 20万円かもしれないし
  • 3万円かもしれない
  • いっそ、100万円かもしれないし
  • 0円かもしれない

という感じです。

副業サラリーマン
もちろん副業の種類にもよるけど、月収×12で年収をイメージするのは的外れなことも多いってわけか…

 

ご利用は計画的に

注意点は

  1. 収入を安定させるための工夫
  2. 収入が減ったときの対策

の2つに気を配ること。

 

①収入を安定させるための工夫というのは、

  • 取引先を増やす(例:ライティング原稿の納品先を複数持つ)
  • 顧客の流入元を増やす(例:ブログの集客を、SEOとSNS両方で行う)

みたいな感じですね。

こびと株
副業では、時間とのバランスが重要になりますから、「収入が不安定になるのを承知で一点特化」という選択肢もあります。

 

②収入が減ったときの対策というのは、単純に言えば、上がった収益を使い切ってしまわないということです。

収入が減っても

  • 副業を継続できる運転資金
  • しっかり税金が払える納税資金
  • 生活を維持できる生活防衛資金

なんかを、取り分けておくことです。

こびと株
副業がうまくいったとき、その収入を頼りに生活レベルを上げてしまうと、副業収入が落ち込んだ時にキツイ思いをする可能性があるわけです

 

まとめ:副業とともに、マネーリテラシーを育てよう

副業を始めたサラリーマンが、やりがちなお金の失敗は

  1. 手元資金がなくなる
  2. 経費との付き合い方を誤る
  3. 税金を忘れて使い切る
  4. 高額の情報商材を買う
  5. 年収は月収×12だと信じる

といった感じ。

副業サラリーマン
副業の、事業自体に夢中になるだけじゃなくて、お金周りのことも勉強しないと痛い目に合いそうだね…

副業で、せっかく稼いだお金を失わないためにも、ぜひ並行してマネーリテラシーを高めていって下さい。

 

こびと株
個人的には、まずは簿記を学んでおくのがおすすめです。

簿記・会計は、現代社会の仕組みを知る、とても重要なスキルです。

副業とはいえ”業”=ビジネスを行う以上、必須といって差し支えない知識でしょう。

簿記3級程度の知識なら、50時間程度の勉強で身につけられます(優良な資格スクールを活用した場合)。

クレアールというスクールは、時短学習ができるよう配慮された教材で有名。

時間的にも費用的にもかなりコスパよく、学ぶことができるので、「時間はないけどお金の失敗はイヤだ…」という人にはおすすめです。

※資料を請求すると、無料でサンプル教材がもらえます。受講するかどうかは見てから決めればOKなので、とりあえず請求してチェックしてみると良いでしょう。

 

こびと株
サラリーマンもお金に強くなって、副業をどんどん成長させていきたいですよね♪

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。