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こんな悩みを抱えた人のための記事です。
最近話題の、働かないおじさん。
ここにも、そこにも、あそこにもいて、悩まされている人も少なくないのではないでしょうか?
働かないおじさんを、なんとか働かせることができれば
- 会社にとってプラスだし
- 周りのモチベーション低下も避けられるし
- 本人にだってやりがいを感じられるかもだし
良いコト尽くめに思えますよね。
でも、結論から言うと
かなと。
この記事では、働かないおじさんを働かせるのが不可能な5つの理由を解説していきます。
目次
「働かないおじさん」問題
最近話題の「働かないおじさん」。
- 若手のモチベーションを下げる
- 会社のお荷物
- いやいや彼らにも事情があって…
色々と言われていますが、各種メディア(PRESIDENT Online、ダイヤモンド・オンライン、日経ビジネス電子版…)で取り上げられ、ある種社会問題化しているのは事実です。
という疑問を抱く人がいるのは当然で、「働かないおじさん」はある種のデフォルメ表現。
指しているのは要するに「社内失業者」と言われる、働かない人の問題です。
- 中高年に多い
- 男性に多い(中高年の会社員は、そもそも男性が多いので)
というところから「働かないおじさん」と呼んでいるわけですね。
とボヤく働くおじさんたち、ごめんなさい。笑
働かないおじさんを働かせるのが、ほとんど不可能な5つの理由
という優しいあなたに、
5つの理由を解説していきます。
理由①働かないのが合理的だから
働かないおじさんを働かせることができない1番の理由は
だからです。
年功序列と終身雇用が保証された、安定した大企業というのは
- 一生懸命働くのが不合理
- 働かないのが合理的
になってしまいやすい仕組み。
- 働いても、今の給料は大して上がらない
- 働かなくても、年齢とともに給料は上がる
- 働かなくても、クビになることはめったにない
といった要素を考えると
と感じるのはごくごく自然な話です。
- 働かない方が合理的な仕組みの中で
- あえて「働かない」選択をしているおじさんに
- 仕組みはそのままにしておいて
- 「働いて!」と叫んでみても
ムダなのは当たり前ですよね。
理由②当然の回収フェーズだから
日本企業の年功序列の仕組みにおいて、成果と給料の関係は
- 若手:成果>給料
- 中堅:成果=給料
- おじさん(・おばさん):成果<給料
と変化していくのが普通です。
つまり、働かないおじさんたちの
という話は、
- ×過去の栄光にすがった武勇伝
- 〇今は回収フェーズにあるというアピール
かもしれないということ。
若手の頃、頑張って働いて成果を出しても抑えられていた分の「未収」給料を、おじさんになってから回収しているに過ぎない、ということです。
「未収」分の回収ですから、現在の働きとひもづかないのは当然。
というわけです。
理由③働かないおじさんを守護するおじさんがいるから
年功序列の会社の中で、「おじさん」というのは、権力を持った存在です。
中にはもちろん、しっかり働いているおじさんもいるわけですが、こういう「働くおじさん」が、意外に
みたいな感じで、「働かないおじさん」の守護神役になりがちだったりします。
こうなってしまっては、働かないおじさんを働かせるなんて、夢のまた夢です。
個人的には、「働かないおじさん」との数々の戦闘の結果として
- あいつらと戦っても消耗するだけだ
- まだヤル気の残っている若手を使い倒す方がラクだ
なんてことを学びとってきたのではないか、と想像しています。
理由④実は「働けないおじさん」だから
働かないおじさんというのは、始め
- 働けるけど
- 働かない
そういうおじさんです。
でも、働かないおじさんになると、
- 新しいスキルを学ばない
- 持っている知識もアップデートしない
- 実務経験も増やさ ない
ということで、持っている刃はドンドン錆び付いていきます。
気づけばすっかり、「働けない」おじさんに。
いくら
と悩んでみても、「働けない」おじさんは、働けません。
働かせるなんて不可能、というわけです。
理由⑤働かないおじさんを働かせたら仕事が増えるから
最後に、働かないおじさんを働かせることのデメリットについて。
働かないおじさんは、基本的に働く気がありませんから、働かせるには
- 細かな進捗管理
- 日々の声掛け
- ミスや不手際のフォロー
- スキルアップの手助け
- コミュニケーション不全の調整
など、あらゆる面で周囲のサポートが不可欠です。
そんなサポートに喜んで取り組む人はかなりレアですから、基本的には「働かせるなんてムリ」という結論に落ち着くわけです。
どうせ使えないおじさんなら、大人しく居眠りでもしていてもらった方がマシ…。
そんな現実もあるのかもしれません。
まとめ:働かないおじさんが幅を利かす会社からは脱出すべし
働かないおじさんを働かせるのは、ほとんど不可能です。
理由は
- 働かないのが合理的だし
- 彼らにとっては「当然の回収フェーズ」だし
- 働かないおじさんを守護するおじさんが存在するし
- 実は「働けないおじさん」もいるし
- 働かせるとかえって仕事がふえるし…
という感じ。
正直なところ、働かないおじさんが幅を利かせる会社で「働く」人には、
- 働かないおじさんを働かせるのは困難
- でも、働かないおじさんを抱え続ける会社の未来は暗い
からです。
働かないおじさんがいると、人件費がかかりすぎるし、働く人のモチベーションは下がるしで、良いこと無しですからね。
あなた自身が「働く」人なら、よりよく働ける場所はきっと見つかります。
ぜひ一度、転職エージェントに相談してみて下さい。
今すぐ転職の決意をする必要はありません。
まずは、今の勤め先の「働かないおじさん優遇度」が、他社と比べてどの程度なのか確かめてみましょう。
そして、求人案件をチェックしつつ、自分の身の振り方をゆっくり検討してみて下さい。
それではまたっ!
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