こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
皆さんは下記の内、どれか一つでも実践したことがありますか?
- 1000円でもいいから配当金をもらってみる
- 1000円でもいいから会社を通さずに報酬を稼いでみる
- 1000円でもいいから家賃、保険料、通信費を下げてみる
「一円を笑う者は一円に泣く」ということわざがあります。
では、1円の千倍の価値のある1000円はもっと大切に扱わないといけないですよね。
このことわざを引用した背景としては、
- こびと株スタイルのマネを始めた友人A
- 今まで通りの生活を続ける友人B
この二人の貯蓄ペースにかなりの差がつき始めたからです。
本記事では、下記について紹介します。
- 友人に倹約を勧めたきっかけ
- 友人がどんな倹約をしたか
- その結果、どうなったか
同じ知識を得たとしても、
- お金が貯まる人
- お金が貯まらない人
がいます。その両者の決定的な違いを感じた一件をご紹介します。
友人に倹約を勧めたきっかけ
友人Aと友人Bと遊んでいる時、年金問題が話題になりました。
2,000万円年金足りないよ問題は、良くも悪くも国民の「資産形成」に関する意識を呼び起こしましたよね。
彼らのこの不安については、私のコメントは下記の通り。
- 倹約生活しよう
- 余剰資金を投資しよう
結局のところ、資産形成のすべては下記の式に凝縮されています。
- (収入-支出)+(資産×運用利回り)
庶民だろうがお金持ちだろうが、できることは3つしかありません。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを高める
友人たちは、今の仕事には満足しているようだったので、転職や副業は一旦横に置きました。だとすれば、ともかく、②支出を減らす or ③運用利回りを高める以外に選択肢はないということになります。
投資はすべて自己責任ですから、私が彼らの代わりに資産運用することはできませんし、投資を推奨することもできません。
一方で、倹約生活はノーリスク。おすすめのサービスを強気にガンガン勧めることにしました。
ケチケチした生活を嫌がった友人が「倹約」を始めた!
倹約しよう!という言葉に対して、友人2人の当初の反応はこの通り。
これに対して、以下を伝えました。
- 倹約:お金を賢く使うこと
- ケチ:お金を理由を問わずとにかく使わないようにすること
本当に価値があるものだけに、相応のお金を支払おうというのが倹約の基本スタンスです。
- 喜んでお金を払えるもの
- 本当に価値があると思えるもの
そういったものだけにお金を払っていこうというスタンスですから、「これはまぁそこまで大事ではないかな」というものガンガン削ることになります。
結局、友人Aは、こんな感じで支出の見直しをすることになりました。
- がん保険の解約(月5,000円のカット)
- 貯蓄型生命保険の解約(月15,000円のカット)
- 大手キャリアから格安simへの乗り換え(月5,000円のカット)
- Wi-Fiの解約(月4,000円のカット)
- 車を手放した(駐車場代、維持費などで月10,000円以上のカット)
- etc…
目新しい裏技などはなく、王道的なものばかりです。
楽天経済圏への移住をおすすめしつつ、コスパの悪そうなものは切り捨てていきました。
最初は億劫そうにやっていましたが、段々と気分がノってきたようで、最終的にはテキパキと事務手続きをすすめていましたね。
さて、これらの取り組みがうまくいったと言えるかどうかは、倹約生活の後の「本人の満足度」次第。
前述の通り、倹約とは「賢くお金を使う」こと。賢くお金を使えていれば、ストレスがあるわけがありません。倹約生活は、満足度・充実感を伴うものなのです。
どうなったのかと言うと…
倹約生活を推進した結果
結論から言うと、生活の満足度は向上したそうです。
※生活がつらくなった!という話題だったらブログ記事にしないので当然ですねw
無駄なサービスの解約を進めるなかで、こんなことに気づいたのだとか。
- 生命保険だけじゃなくて、ついでに医療保険にも入っちゃう
- そのままの保険じゃなくて、色々特約つけちゃう
- 携帯を買うときは、ちょっとでも新しい型を選んで
- いたるところで数百円~千円ぐらいの月額サービス、オプションに入りまくる
- 家を探す時は、予算をちょっと越える部屋を選んじゃうし
- 車を買うときも、予算をちょっと越える車を選んじゃう
- コンビニに立ち寄ったら、弁当のついでにマンガとお菓子も買う
こんな感じです。
1,000円を大切に扱えない人は、一事が万事そうなります。まさに「一円を笑う者は一円に泣く」。
結局、それの積み重ねで大きなお金を失っていっているということですね。
本当に必要なものは多くはありませんでした。
- 医療保険→このまま貯金が増えれば大丈夫。高額療養費制度もあるし
- 生命保険→独身だからそもそも不要だった
- 格安sim→ちょっと通信遅いけど、この安さなら納得
- 車→そもそもあんまり乗ってなかった。何となく持ってた
- etc…
貯金ペースが増えたことに気をよくした彼は、ムダな支出がないか、他のところも点検を始めました。
会社の飲み会に行くのをやめて、旧友たちと遊ぶための時間・お金を増やすというのも、まさにその表われでしょう。
いったん倹約生活の満足感・充実感を知ってしまえば、もう安泰ですね。
まとめ:金融リテラシーは行動力を伴ってナンボ
どうやればお金を貯められるのか?
私がその仕組みを説明をしたときに、
- 友人Aも
- 友人Bも
同じ場所にいました。つまり、知識レベルとしてはまったく同じ内容を伝えたわけです。
ところが、それから半年以上経って貯蓄ペースを一気に加速させたのは友人Aだけ。
結局、知識だけあっても何の意味もないということです。
- 倹約の世界でも
- 投資の世界でも
そんなことは当たり前だ!という手法論はいくらでもあります。
ところが、実践できる人はそう多くありません。全員が実践できていたら、この国はもっと豊かになっているでしょう。
金融リテラシーは、行動力を伴ってナンボ。
そう感じた一件ですね。
※余計な行動力があるせいでワケの分からない不利な金融商品に手を出すというパターンもあるので、もちろん正しい考え方・知識は大前提です
彼は、現在つみたてNISAでS&P500への投資を検討しています。月10,000円でのスタートです。これからますます資産形成が加速していきそうですね。
倹約生活が身についていれば、時々、そして必ず発生する暴落も怖くないですね。
以上、参考になれば幸いです。
それではまたっ!
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私は、入社以来ボーナスを無駄づかいしたことはありません。家訓です。
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