こんにちは、こびと株(kobito_kabu)です。
現在、
- 高配当株投資
- インデックス投資
の両刀で資産運用をやっています。
毎月恒例企画ということで、4月の経済ニュース・統計調査を振り返って
- この「2つの投資」にどのような影響があるのか
- じぶん達の「仕事や生活環境」=景気はどうなっているのか
重要ポイントをまとめていきます。
本記事の構成はこの通り。
- 日本の経済状況
- 海外の経済状況
- まとめ:投資のポジションについて
目次
日本の経済状況
以下の順番で解説します。
- 株価指数の推移
- その他指数の推移
- 4月の国内トピックス
①株価指数の推移(日経平均・TOPIX・J-REIT・マザーズ)
4月28日時点の株価は、この通り。
- 日経平均株価:28,856円(+12.21%)
- TOPIX:2,057pt(+10.13%)
- マザーズ連動ETF:577円(+5.14%)
- REIT連動ETF:2,023円(+0.32%)
※端数は四捨五入。カッコ内は、いずれも「年初来」。
※J-REITとマザーズ指数がグーグルファイナンスから消えてしまったようなので、それらの指数に連動している「ETF」のデータを表示しています。そのため、実際の指数の動きとは誤差があります。
年初来の値動きをチャートで見てみると、こんな感じです。
4月単月の動きを見ると、この通り。
- REIT連動 +5.45%
- 日経平均株価 +3.49%
- TOPIX +3.11%
- マザーズ連動 +0.052%
4月28日、日本銀行は、植田総裁のもとで初めてとなる「金融政策決定会合」を開きました。
注目ポイントは、
- これまで通り、金融緩和を続けるか?
- それとも、金融緩和をやめるか?
です。
結論は、現状維持。
つまり、金融緩和の継続=低金利継続=株高ワッショイです。
②その他指数の推移
「株価」の方は、年初来で約10%のプラスと堅調です。
一方で、「リアル景気」の方はどうなのか?
実際のところ、景気は
- 良いのか?
- 悪いのか?
いくつか、指数をチェックしていきましょう。
- 月例経済報告
- 日銀短観
- 景気動向指数
- 景気ウォッチャー調査
- 消費者物価指数
- 実質賃金指数
- 完全失業率・求人倍率
お堅~い言葉が並んでいますが、「雰囲気」だけ掴めればオッケーです。
月例経済報告
まずは、一番大きなところから。
日本政府としての景気判断(公式見解)は
一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直している
※今年の1月から、4ヵ月連続で同じ見解
とのこと。
※細かな分野における「政府認識」はこの通り。興味のある方だけ、どうぞ。
(出典:月例経済報告 令和5年4月25日公表)
日銀短観
次に、日銀短観について。
(出典:NHK「日銀短観 大企業製造業の景気判断 5期連続で悪化」)
業況判断指数(DI)は、景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を引いた値です。
※その数値がゼロより上なら景気拡大、ゼロより小さければ景気縮小
最新の結果はこの通り。
- 大企業製造業:プラス1(前回からー6ポイント。5四半期連続の悪化↓)
- 大企業非製造業:プラス20(前回から+1ポイント。4四半期連続の改善↑)
製造業の景況感が悪化している主要因は、半導体需要の落ち込みや、仕入れコストの増加。
サービス業の景況感が良くなっている主要因は、コロナの行動制限緩和・外国人旅行客の増加などです。
※外国人旅行客、めっちゃ増えてますよね。ホテルの値段とかも、超高くなってます。
景気動向指数
一致指数の推移は、この通り。
(出典:景気動向指数)
景気動向指数は、
- 景気全体の現状を知ったり
- 将来の動向を予測したりするときに
使われる経済指標です。産業、金融、労働など、経済に重要かつ景気に敏感な30項目の景気指標をもとに指数が算出されています。
色々な指標をミキサーに入れてスイッチをいれると、1つの「景気動向指数」ができるというイメージです。
景気に一致して動く「一致指数」、景気に先行して動く「先行指数」などがあります。
先行指数の推移は、この通り。
景気ウォッチャー指数
景気ウォッチャー指数の推移は、この通り。
(出典:景気ウォッチャー調査 4月10日公表)
3月は53.3ポイント(前月比+1.3ポイント)となっており、景気判断の分かれ目となる50を上回りました。
銀座のママさんやタクシーの運転手さんが「景気は良い」と判断しているということです。
百貨店・スーパーマーケット・コンビニなどの小売店やレジャー業界で働く人、タクシー運転手など、景気に敏感な職種の約2000人にインタビューし、調査結果を集計・分析して発表するもの。
なお、2~3か月先の景気の先行きに関しては54.1(前月比+3.3ポイント)となり、こちらも50を上回っています。
消費者物価指数
こちらは、前年同月比+3.1%となりました。
(出典:日本経済新聞「消費者物価、3月3.1%上昇 電気代抑制でも高水準続く」)
要は、物価が上がり続けてるということです。
実質賃金指数
実質賃金指数の推移は、この通り。
(出典:NHK「実質賃金 2月は前年同月比2.6%減 11か月連続のマイナス」)
2023年2月の実質賃金は、前年同月比‐2.6%。
11ヵ月連続でのマイナスです(いやん!)。
基本給や残業代などをあわせた「働く人1人当たりの現金給与総額」は、平均で27万1851円。
これは去年の2月に比べて1.1%高い水準ですが、物価の上昇率がこれを大きく上回り、実質的な賃金は低下しました。
完全失業率・求人倍率
ご覧の通り。
- 3月の完全失業率…2.8%(前回は2.6%)
- 3月の有効求人倍率…1.32倍(前回は1.34倍)
※完全失業率が2.2%ぐらいまで戻ればほぼ完全雇用=ゴール。
(出典:日本経済新聞「3月の有効求人1.32倍、3カ月連続低下 製造業など抑制」)
- 失業率が上がって
- 求人倍率が下がった
ということなので、雇用情勢は「若干悪化」していますね。
製造業や建設業で、採用を抑える動きが出ています。
ここまでの話をまとめると、この通り。
▼株価
日経平均株価は年初来+12%と、堅調
▼リアル景気
政府公式見解…一部弱さが見られるものの全体としては回復傾向
日銀短観…製造業は景気拡大・縮小の分かれ目、サービス業は景気拡大
景気動向指数…先行指数は、ダウントレンド継続中
景気ウォッチャー…「景気が良い」「良くなりそう」と感じる人が増加
消費者物価…+3.1%と高水準。19ヵ月連続のプラス
実質賃金…給料は増えるも、物価高のせいで-2.6%と下落(11ヵ月連続マイナス)
雇用状況…失業率上昇・求人倍率下落で、若干悪化
※なお、4月/5月は「決算発表の本格シーズン」です。企業業績は「リアル景気」を映し出す鏡。来月のまとめをお楽しみに。
今の状況は
- 「景気が良い!」「景気が良くなりそう!」 と全力で言える状況じゃない
- 「景気が悪い!」「景気が悪くなりそう!」 と全力で言える状況でもない
という曖昧な状況です。
そのあたりを踏まえて
- 働き方
- 生活の仕方
- 投資の仕方
を考えていく必要がありそうです。
③4月の国内トピックス
日本株について、今月のトピックはこれです。
- 日銀 植田総裁就任&金融緩和維持
日銀 植田総裁就任&金融緩和維持
4月27日~28日に開かれた金融政策決定会合で、金融緩和の維持が決定されました。
今回は、4月9日に就任した植田総裁にとって、初の定例会合。
一方で、
ということも決まりました。
大規模な金融緩和策(お金ジャブジャブ・バラまき政策)について
- 効果や副作用を
- 1年~1年半かけて
- 多角的に
検証していこうという話。
「金融緩和、本当にうまくいってるの?日本は良くなったの?」
「金融緩和、副作用はどんなもんなの?爆弾になってない?」
これらをチェックしていくわけですが、目的はあくまで今後の政策運営に活かすため。
- レビューしたからって、必ず金融政策を修正するわけじゃないからねっ!
- レビュー期間中(この1年~1年半)、金融政策を変えないってことでもないからねっ!
という整理になっています。
ですが、
現に、当日のマーケットは
- 株価は上昇
※日経平均株価の終値は年初来高値を更新 - 主要通貨に対して全面的に円安
※ユーロ円はリーマンショック時以来の円安!
となりました。
植田総裁の
- 粘り強く緩和を続けたい
- 早すぎる引き締めはリスク大
といった発言もあったためか、投資家の「警戒スイッチ」はいったんOFFになってしまったようです。
海外の経済状況
お次は、海外の話題です。
この4つの順番で見ていきます。
- 株価指数の推移
- ゴールド・債券ETF等の値動き
- 高配当ファンドの値動き
- 4月のトピックス
①株価指数の推移
G7(主要先進7ヵ国)の、主な株価指数の推移(年初来)はこの通り。
※グーグルファイナンスでは、チャートを5つまでしか同時比較できないので、昨年に引き続き「FTSE MIB(イタリア)」を抜いています。
- CAC 40種(フランス) +13.60%
- DAX30(ドイツ) +13.17%
- FTSE MIB(イタリア) +12.08%
- S&P 500(米国) +9.03%
- S&P TSX(カナダ) +6.13%
- FTSE100(イギリス) +4.19%
TOPIX(日本)は+10.13%。
日本は、まんなかぐらいの位置をキープしてますね。
4月単月の動きはこの通り。
もう勘弁してくれ
と言うほど、色々な事件が起きてたのが3月でしたが、今月は比較的平和でしたね。
株式市場は堅調ですが、その一方で不吉なデータもあります(後述)。
しっかりおさえていきましょう。
②ゴールド・債券ETF等の値動き
有名なゴールドETFである、「GLD」の値動きはこの通り。
(出典:グーグルファイナンス SPDRゴールド・シェアーズ(GLD))
ゴールドの4月の成績は年初来+8.03%。
欧米で金融不安が発生してからというもの、「有事の金」としての存在感を見せつけ、高値をキープしています。
お次は、債券です。
投資額に対して2%~5%ほどのインカム(利息)が欲しければ、米国債券が有望な投資候補になります。
米国の優良債券ファンドを3つチェックしてみましょう。
- AGG:ローリスク・ローリターンな債券(格付け高く、利回り低い)
- LQD:ミドルリスク・ミドルリターンな債券(格付け普通、利回り普通)
- HYG:ハイリスク・ハイリターンな債券(格付け低く、利回り高い)
米国総合債券に投資する【AGG】というファンドのチャートはこの通り。
- 年初来+2.46%
- 現在の分配金利回りは2.57%
- 投資対象の約7割は、格付けがAAA(トリプルエー)の債券です
少し値を上げましたが、ほぼ横ばいです。
「債券」と「金利」は、シーソーの関係にあり、逆の動きをします。
その証拠に、金利のチャートを見てみましょう。
こちらは「米国の長期金利(10年国債)」の推移です(現在の金利は約3.42%)。
(出典:三井住友銀行「マーケット情報チャート」)
金利が、大方の予想どおり「今後下がっていく」ならば、債券は比較的手堅い投資先になりえますね。
米国優良社債に投資する【LQD】というファンドのチャートはこの通り。
- 年初来+3.55%
- 分配金利回りは3.46%ほど
- 投資対象の約8割は、格付けがBBB(トリプルビー)~Aの債券です
- ギャンブル性の低い「投資適格」な債券であるものの、AGGよりは安全性が低いです
こちらも、先月からほぼ横ばいで推移しています。
最後は【HYG】です。
「ジャンク」「ゴミ」と言った呼ばれ方をする「投資不適格の債券」を集めた、ハイリスクな債券ファンドです。
- 年初来+2.16%
- 現在の利回りは5.51%ほど
- 投資対象のほぼすべてが、格付けCCC(トリプルシー)~BBの債券です(リスクが高いぶん、長期的なトータルリターンは大きい傾向)
こちらも、AGGやLQDと同様に、ほぼ横ばいです。
昨年2022年は、債券にとって「地獄の年」となりました。
しかし、2023年以降は少し景色が変わりそうですね。
- 金利が下がっていくなら、債券価格の値上がり(キャピタルゲイン)が見込めますし
- 金利の高止まりが続くなら、高水準の利息(インカムゲイン)が見込めます
何にせよ、債券投資家が地獄を見るのは「金利が急上昇し続ける」という局面です。
これは、すでに脱していそうな感じがあります。
③インカム系ETFの値動き
私の愛する高配当株ETFについて。
- キャピタル(売却益)も
- インカム(分配金)も
両方狙えるポテンシャルのあるファンドたちです。
HDV、VYM、SPYDの年初来のチャートは、この通り。
マイナス圏にいますね。
分配金を無視して価格だけ見ると、順位はこの通り。
- 1位がHDV…-0.82%
- 2位がVYM…-1.09%
- 3位がSPYD…-3.83%
昨年と今年を比べてみると、
- 昨年:高配当株などのバリューが強く、ハイテク株などのグロースが弱い
- 今年:ハイテク株などのグロースが強く、高配当株などのバリューが弱い
という感じで、立場が入れ替わっています。
去年と今年でなんやかんやと動きがあったものの、結果だけ見れば
- 高配当ETF
- S&P500連動ファンド
- ナスダック100連動ファンド
「直近1年で見ると、あまり差がない」という状態になっています。
上から順番に
- QQQ…+2.97%
- VOO…+0.88%(S&P500)
- VYM…-0.64%
- HDV…-0.87%
- SPYD…-10.61%
ですね。
分配金を考慮すれば、ほとんど誤差と言えるレベルになります。
※SPYDには、金融や不動産セクターの会社が多く含まれます。金融不安から、銀行株が値下がりしたり、融資の冷え込みによる資金繰りの悪化を懸念された不動産株が値下がりしたりして、弱い動きになっています。
さて、現在の分配金利回りはというと
- SPYD:約4.63%(過去平均は約4.6%)
- VYM:約3.16%(過去平均は約3.2%)
- HDV:約3.91%(過去平均は約3.7%)
という感じ。
「いつどんな時もひたすら積み立て」のインデックスとは違って、バリュー株は安く仕込んでナンボ。
先月は、金融不安の発生で一瞬大きく下げたタイミングがありました。
ああいう時に買えるかどうか、その積み重ねがパフォーマンスの明暗を分けていきますね。
④4月の海外トピックス
外国株について、今月のトピックはこちらです。
- ナスダック年初来高値更新も…?
ナスダック年初来高値更新も…?
ここまでに見てきた通り、米国株式市場(S&P500)は年初来で約9%のプラスと、堅調です。
ナスダックに関しては、年初来高値を更新しています。
https://twitter.com/goto_finance/status/1652067111383236608?s=20
- では、米国の企業は、どの企業もイケイケなのか?
- どの企業の株価も、イイ感じに上昇しているのか?
実態は、そうではありません。
Forbesによると、
7社のテック株が、S&P500の値上がりの90%を占めている
(参考:Forbes「These 7 Tech Stocks Command Almost 90% Of The S&P 500’s Gains—Signaling Market Rally May Not Be So Healthy」)
とのこと。
要は、今の株式市場は
- Alphabet
- Apple
- Meta
- Nvidia
- Amazon
- Microsoft
- Tesla
といったメガテックに支えられているだけだ、ということです。
これは、一般的にみて健全な状況ではありません。
こちらのグラフをご覧ください。
これは、過去20日間でS&P500を上回っている銘柄の比率(下の青線)です。
現在、S&P500を上回っている銘柄は30%程度しかなく、過去にこの水準になったのは2000年のドットコムバブルの時ぐらいです。
今度は、こちらの「上の緑色のグラフ」だけ見て下さい。
(出典:Guide to the Markets)
このグラフは、米国の「長期金利-短期金利」の推移を表しています
この値がマイナスになることを「逆イールド」と呼び、一般に不景気の予兆とされます。
この逆イールド、1980年以来の深さになっています。
もっと一般的な、「割安さ」を測る指標についてはどうでしょう?
ウォールストリート・ジャーナルから抜粋します。
※小難しい専門用語が並びますが、「雰囲気」だけ掴んでもらえればOKです
- PER:18.3倍…2019年までの5年間の平均16.9倍を上回っており、割高感
- CAPEレシオ:28.9倍…過去142年において、ここまで高い数字はITバブルの時期だけ=割高感
- バフェット指数:179%…コロナバブルの時期を除けば、かつてない高水準=割高感
(出典:WSJ「米株式市場、割安と呼ぶには程遠い」)
私は、暴落予言者ではありません。
- 長期目線で見て「右肩上がり」を信じている一方で
- 調子こいてリスクを取り過ぎて、その後涙目になるようなことはしたくない
そう思っているだけです。
※先ほど紹介したような指標を妄信し過ぎると、かえって投資チャンスを逃すことにも繋がります。
投資というのは、無意識のうちに「スピードの出しすぎ」になりがちです。
時速40kmで走っているつもりが、いつの間にか時速70kmとか80kmとか出ちゃってるワケです。
そういう時、こういったデータを見て
「イカンイカン、ちょっとスピード落とさないとな」
みたいな感じで、調整するワケですね。
暴落がありえるから、投資をやめよう
なんてことが言いたいワケではまったくなく
割安感がないので、アクセル踏み過ぎないように気をつけよう
そういう感じですね。
アメリカでは、
- シリコンバレーバンクの破綻に続き、
- ファーストリパブリック・バンク(※)も破綻しそう(記事執筆時点)
※24日の決算で巨額の預金流出発覚。3月末時点の預金残高は1044億ドル(約14・1兆円)で昨年末から4割減少。
です。
米国史上、2番目・3番目規模の破綻が連続している状況です。
まとめ:投資のポジションについて
以上をまとめると、この通り。
- 4月の日本株は、楽観的なムード。日経平均株価は年初来+12%で、年初来高値更新
- リアル景気は、「良い」とも「悪い」とも言い切れない曖昧な状況
- 日銀植田総裁、就任後初の金融政策決定会合で金融緩和の維持を決定。株高&円安に
- 米国相場はメガテックに支えられており、逆イールドも深く、若干不穏
- 「有事の金」で、ゴールドは高値をキープ
- 4月、欧米の株式市場は軒並み+3~4%程度。3月とは一転、安定している
- 金利下落で債券も値上がり。投資対象として見直しの余地アリ
という感じです。
個人的には、
- インデックス運用(iDeCoやつみたてNISA)は、淡々と継続
- アクティブ運用(高配当株投資)は、日本株については「割安」なものがあればピンポイントで買う。米国株は、「急落場面」があればぼちぼち拾う
というスタンスです。
ちなみに、現在の「恐怖・強欲指数」はこんな感じ。
(出典:Fear & Greed Index)
- 相場がイケイケの時は「Greed(強欲)」を示し
- 相場が弱気の時は「Fear(恐怖)」を示す
そんな指数です。
今は、「強欲」を示していますね。
歴史を振り返ると
- 株価が下がっていて
- リアル景気も悪くて
- 投資家の気分も最悪(恐怖&強欲指数で「恐怖」を示す)
こういう「イケてない時期」こそ、絶好の買い場でした。
アクティブ投資に関しては、こういうチャンスをしっかり掴めるように、定点観測していきましょう。
※インデックス投資は、いつどんな時も、リスク許容度の範囲内で淡々と、です。
それではまたっ!
※関連記事です
Follow @kobito_kabu