この記事は、よくある疑問
に結論を出す記事です!
- 結果より過程が大事派の意見(理由3つ)
- 過程より結果が大事派の意見(理由3つ)
を見比べた上で、
さらりと読める記事ですので、お付き合い頂ければ幸いです♪
目次
結果よりも過程が大事な3つの理由
理由①「結果」は必ずしもコントロールできない
「結果」というものは、必ずしも思い通りにはならないものです。
- 偶然にうまくいったり
- 偶然に失敗したり
時の運というのも大きく影響します。
けれども、「過程」は違います。
- 今日のこの時間をどう使うのか
- 最適な手段を選べるのか
- 全力を尽くすことができるのか
こういったことは、基本的全て自分の意思でコントロールできるはずです。
理由②次につながるのは「過程」
やれるだけやった。それでもダメだった。
人生には、そんなときもあるでしょう。
そんなとき、結果だけを評価する心持ちでは、行き詰ってしまいます。
心が折れてしまうかもしれません。
一方で、過程を大事にしていれば、失敗の中にも学びが見つかるはずです。
- 偶然の勝ちに慢心したり
- たまたまの負けに落ち込みすぎたり
することもないわけです。
理由③「結果」だけを重視すると不正を招く
実際に
- 「売上」という結果を重視した、自動車修理チェーン
→顧客の同意ナシに不要な修理実施する、詐欺が多発 - 「運行時間遵守」という結果を重視した、バス会社
→バス停で待つ顧客を無視して、停車せずに運行 - 「郵便物の総処理時間」という結果を重視した、郵便局
→処理できなかった郵便物を隠して処理時間短縮
といった事例もあります。(参考:カレン・フェラン著「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」)
明らかに、本末転倒ですよね。
「結果」だけを重視する思考は、「結果さえ良ければ、どんな手段を使ってもかまわない」という発想を誘発しがちです。
というわけなのです。
過程よりも結果が大事な3つの理由
理由①「結果」がなければ生きていけない
例えばビジネスで考えてみましょう。
どんなに素晴らしい「過程」を積み上げても、収入という「結果」を得ることができなければ、食べていくことはできません。
- 過程が大事
- 次につながる
- できることは全てやった
いくら自分をなぐさめてみても、収入が無いという「結果」の前に、全てはかすんでしまうでしょう。
- がんばったけど、売上は立たなかった
- 良い準備をしたけど、試験には落ちた
- 学びはあったけど、勝負に敗けた
「結果」が出なけれ生きていけない、それこそが現実だ、というわけです。
理由②勝てば官軍
世の中には、色々な人がいます。
色々な意見があります。
- 「結果が大事」という人もいれば
- 「過程が大事」という人もいるでしょう
でも、説得力があるのは、結果を出した人の意見だけです。
実際、「結果を出している〇〇さんも、過程が大事だって言ってた!」みたいな話って、よく聞きますよね。
- 一流スポーツ選手
- 成功した経営者
- 影響力抜群のインフルエンサー
こういう人たちの言う「過程を大切」に、もちろん意味はあるのでしょうが、
というわけです。
理由③「過程」だけを重視すると言い訳を招く
「過程」というのは、「結果を出すための過程」です。
である以上、
- 結果につながった→良い過程
- 結果につながらなかった→良くない過程
という一面があるはずなんです。
それなのに、「結果」から切り離して、「過程」だけを重視すると
- 「だからいいじゃん。許してよ。」
- 「僕は悪くないよ。知らないよ。」
的な感覚を誘発しかねません。
というわけです。
結論:過程か結果か、どっちかが良ければいいんでない?
結果が良ければ…
例え過程がイマイチだったとしても、勝利を祝いつつ次に向けた振り返りをすれば十分だと、私は思います。
結果が良かったにも関わらず、過程のダメな点ばかり見て
- アレが足りない
- ココがダメだ
- まだまだだ
なんて思い続けるのは、キツ過ぎです。
まず祝う。◎をあげる。それから、忘れずに、次につなげる振り返りをしておく。
というわけです。
過程が良ければ…
例え結果が微妙だったとしても、「次につながる学びが得られてラッキー!ハッピー!」と考えればそれで良い。私はそう思います。
だって、結果はどうせ変わらないからです。
(三浦綾子著「氷点」より。太字は筆者)
こういう発想ですね。
というわけです。
まとめ:大事なのは「今日への満足&明日への希望」
結局、重要なのは
- 今日行った過程や、今日出した結果に満足しつつ
- 明日につながる学びを得て、明日を楽しみに眠りに着ける
ことかな、と。
だから、過程重視派の
- 「結果」は必ずしもコントロールできない
- 次につながるのは「過程」
- 「結果」だけを重視すると不正を招く
という考えも分かるし、
結果重視派の
- 「結果」がなければ生きていけない
- 勝てば官軍
- 「過程」だけを重視すると言い訳を招く
という考えも理解できるけど、
というのが私の結論です。
それではまたっ!
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