こんな悩みにお答えします。
この記事を読めば、実践的な高配当株投資のやり方がイメージできるかなと思います。
※この記事は、かなりボリュームがあります(約8,700文字)。
すでに高配当株投資の一歩を踏み出している人にとっては、少なからず役に立つ情報が含まれていると思うので、ぜひじっくりお付き合いくださいm(_ _”m)
また、メンテナンス方法は「私たちが実際にやっている方法」に過ぎず、必ずしも”正解の”やり方はない旨ご了承ください。
目次
高配当株ポートフォリオのメンテナンス方法【全部で4STEP】
高配当株ポートフォリオは、次の4ステップでメンテナンスします。
- 現状チェック
- 目標再確認
- 新規・追加購入銘柄の検討
- 投資実行
この①~④を、月イチくらいでやるイメージです。
立派なお金のなる木にするために、面倒はマメに見てあげたいところ。
まずは①~④の概要を、ざっくり見てみましょう。
細かいやり方は後半で解説するので、ここでは概要をつかんでもらえればOKです。
STEP①:現状チェック
現在の高配当株ポートフォリオの状態をチェックします。
- 含み損益はどれぐらいか?
- 現在の配当利回りはどれぐらいか?
- 業種別の比率はどうなっているか?
- 配当金はちゃんと増加傾向にあるか?
※イメージがわかない人のために、集計用のフォーマットを下部で提供します
STEP②:目標再確認
自分の投資目標を、あらためて確認します。
- あと何年で、いくらぐらい追加投資できそうか?
- その結果、トータルの投資額はいくらになるか?
- その投資額に対して、いくらの配当金が欲しいか?
- その配当金を使って、どんな生活を実現したいか?
上記を踏まえたうえで
- より高いリスクをとって、ポートフォリオ全体の配当利回りを高めていくのか
- すこしリスクを抑えて、ポートフォリオ全体の配当利回りを低くしていくのか
バランスを調整することになります。
STEP③:新規・追加購入銘柄の検討
STEP②を踏まえたうえで、具体的にどんな銘柄に投資するかを決めます。
- セクター(業種)が、偏りすぎないように
- 1銘柄に、偏りすぎないように
バランスを整えていきます。
高配当株投資は、
- 長期的にわたり
- 安定したキャッシュフロー
を得るのが目的。
個別銘柄の損益・配当利回りにあまりこだわりすぎず、ポートフォリオ全体としてバランスをとることが大切です。
日本株ポートフォリオの目標としては、最低でも30銘柄。
じっくりと時間をかけて50~70銘柄ぐらいまで増やしても良いと思います。
※日本の高配当株ファンドも、米国の高配当株ファンドも、少なくとも50~80銘柄ほどに分散投資しています。
プロが銘柄を選ぶ場合でもそのくらいの分散を必要とするのに、シロウトの私たちが10銘柄程度でOKと考えるのは自信過剰かもしれません。
STEP④:投資実行
STEP③で投資を決めた銘柄を購入します。
買い方としては、
- 「この利回りになれば(=もっと値下がりしたら)、買っても良い」という価格で、指値(さしね)を長期の期間指定でいれておく
- 「この利回りなら、もう買ってもいいな」という水準で、市場が開いたら成行(なりゆき)で買ってしまう
※成行(なりゆき)…価格を指定しない注文方法。注文さえ出せばすぐに売買が成立する一方、想定していなかった価格で売買が成立してしまうリスクもある
その日の相場を見て、しょっちゅう指値を変えるのは基本的にはNGです。相場に翻弄されるだけです。
ある程度の水準であれば、いくらで買ったかよりも、買えたかどうかの方が重要です。その意味では、成行で買ってしまう方がラクかもしれません。
SBIネオモバイル証券の単元未満株(S株)は成行注文しかできませんが、かえって都合が良いと思います。コロコロ変える指値より、よっぽど安い値段で買えることも多いです。
というわけで、4STEPのポイントを簡単に解説してきました。
下記では、
- もっと具体的に、ポートフォリオを例示しつつ
- 具体的な操作画面なども見せながら
踏み込んで、より詳しく解説します。
STEP①:現状チェック
現状チェックは、次のように行います。
2ステップです。
※SBIネオモバイル証券を使っている人の場合
- Yahoo!ファイナンスにポートフォリオ登録
- ポートフォリオのデータをエクセルにコピペ・集計
①Yahoo!ファイナンスにポートフォリオ登録
まず、Yahoo!ファイナンスにポートフォリオを登録します。
具体例があった方が分かりやすいと思うので、2020年3月から高配当株投資を始めるとしたら?という企画で紹介した、こちらのポートフォリオを例にとって説明します。
上記ポートフォリオを、Yahoo!ファイナンスに登録していきます。
Yahoo!ファイナンスのトップ画面から、新規作成をクリック。
※Yahoo!のアカウントを持っていない人は、先にアカウントを作成する必要があります。
ポートフォリオ名を決めて、次へをクリック。
10年20年、手塩にかけて育てましょう(n*´ω`*n)
銘柄を一括登録をクリックします。
銘柄の入力欄が出てきます。
こちらに、自分が保有している銘柄の証券コード(4桁)を入力していってください。
※この記事では、モデルポートフォリオの情報を入力していきます。
コードの入力が終わったら、登録ボタンをクリック。
次に、実際の保有数と購入価格を入力します(数字は、証券口座の画面で確認)。
すべての入力が済んだら、最下部の次へをクリックします。
いったん、完了ボタンをクリックします。
これで保有株の登録は完了なのですが、このままだと画面が使いづらいですね。
というわけで、新規デザイン作成をクリック。
デザイン名を適当に決めて、次へをクリック。
デザイン名は、「Yeah! Yeah! 配当金Yeah!」とかで良いんじゃないですかね。
レイアウトは「リスト」にして、次へをクリック。
表示項目を決めましょう。
下記がおすすめです(※エクセルの集計用フォーマットにも対応します)。
設定が済めば、下部の完了ボタンを押して、終了です。
すべての入力が終わると、こんな感じで表示されます。
これは、コロナショックの影響です。
2月末と比較して、3/10終値時点だと▲5.35%。日経平均株価は同期間で▲6.0%ですから、まぁ取引値の動きとしては市場平均並みといったところ。
取引値の動きは市場平均並みだったようですが、配当利回りが高いぶん、配当金は市場平均よりはるかに多くもらえます。
これをどう評価するかは、投資家さんのスタンス次第ですね。
②ポートフォリオのデータをエクセルにコピペ
集計用のフォーマットはこんなイメージ。
※右下のDLリンク(⤵)をクリックすれば、ダウンロード可能です。
Yahoo!ファイナンスのデータを、エクセルにコピペしていきましょう。
一番左上(コードの左欄)のところから、一番右下までを指定して、コピーします。
貼り付け先のエクセルには、3つのシートを用意しておきます。
- データ貼り付け用のシート
- 集計用のシート
- ピボット用のシート
①データ貼り付け用のシートはこんな感じ。
ここに先ほどコピーしたデータを貼りつけます。
ペタっとな。
②のシートに移ると、データが連動されています。
知りたいのは、この3つですね。
- O列:受取配当金額
- P列:配当金構成比
- R列:簿価利回り(自分の取得額に対する配当利回りがいくらか)
このシートは、特にいじる必要はありません。
眺めるだけのシートです。
最後に③のシートに移動します。
分析→更新で、ボタン1つクリックすれば、最新の状態になります。
見たいのは、配当金の構成比率です。
- ポートフォリオ全体で得られる配当金のうち
- あるセクターから受け取る配当金の比率はどれぐらいか?
という指標です。
- 景気敏感(配当金が減配しやすい)な業種の比率をおさえつつ
- しかも、特定業種に偏らないように調整していく
これが、基本的なメンテナンス方針です。
シート②を見れば、個別銘柄ごとの配当金構成比も確認できます。
JT(日本たばこ)1社で全体の16%を占めています。
仮にJTが減配して配当金が半値になると、
- 16%(構成比)×50%(減配率)=8%
ポートフォリオ全体として、8%も配当金が減ることになります。
このように、高配当株ポートフォリオの配当金の安定性・成長性は、JTの業績に強く依存してしまうことになります。
これをどう考えるかが、STEP2以降の課題というわけです。
※通常、多くの投資家が気にするのは「時価構成比(時価で見た、業種・銘柄別の比率)」。
時価構成比は、高配当株投資家にとっても重要な要素です。
しかし、投資目的が「安定的な配当金の獲得」である以上、「配当金の構成比(配当金額で見た、業種・銘柄別の比率)」に、より一層の注意を払う必要があります。
STEP②:目標再確認
現状の確認ができたら、あらためて「投資目的」を再確認しましょう。
自分は、高配当株投資を続けて「たどり着きたいところ」にたどり着けるか?ということですね。
高配当株投資が向いている人は、こういう人です。
- 長期的にコツコツやっていくのが好き
- 倹約家で、生活支出が低い(ミニマリスト志向)
- 年金やベーシックインカムという言葉が好き
- 投資で人生を大逆転させようと思っていない
配当金は、あくまで4つの所得(給与、事業所得、不動産収入、配当金)の1つ。
- 副業で月5万円
- 配当金で月3万円
これでめっちゃハッピーに暮らせるじゃん!
こう考える人は、向いていると思いますね。
こういう発想とか。
仮に40歳で年間100万円の配当金を得られるポートフォリオがあると
・子供の学費は毎年の配当金で余裕で払える
・転職/独立しても生活困窮するリスクが低くなる
・老後は公的年金+配当金で超手厚い
・自分が死んでも家族の生活が破綻するリスク低いって感じで、トータルで人生の支えになりますね
— こびと株.com (@kobito_kabu) March 7, 2020
配当金が、完全なる不労所得で、家計キャッシュフローのプラスになるということは間違いありません(時間はかかりますが)。
一方で、
- 個別銘柄の分析が面倒
- ポートフォリオの手入れが面倒
- そもそも経済・投資の勉強に時間をかけたくない
という場合には、インデックス投資の方がはるかにラクでしょう。
※なお、インデックス投資でお金を増やしてから、高配当株投資に切り替えるというアイデアがありますが、個人的には否定的です。
インデックス投資でお金増えてから高配当株投資に切り替えるって、かなり難しいと思う。そもそも投資手法が全然違うので。
インデックス投資できっちり増やせたのなら、その慣れた運用スタイルのまま、ポートフォリオのリスクを落としながら規則的に取り崩していった方が良さそうですよね。
— こびと株.com (@kobito_kabu) March 10, 2020
また、短期でもっと増やしたい場合には、個別株に集中投資する必要があります。数年で2倍3倍を目指すのなら、分散なんて生ぬるいことはやってられません。
いずれにせよ、採用する投資手法は「投資目的次第」ということです。
高配当株投資を続けるぞ!ということであれば、
- (たとえば)あと10年で、いくらぐらい追加投資できそうか?
- その結果、トータルの投資額はいくらになるか?
- その投資額に対して、いくらの配当金が欲しいか?
- その配当金を使って、どんな生活を実現したいか?
こういったことを踏まえて、STEP3の「新規購入銘柄の組み入れ検討」に進んでいくことになります。
株式投資というのは投資期間が長ければ長いほどリターンが安定してきます。
- 1年投資では、▲24.8%~+72.1%
- 10年投資では、▲3.50%~+22.8%
こんな感じで、長期投資では損益の振れ幅が小さくなることが分かりますね。
株式投資を始めて数年は、含み損になったり含み益になったりを繰り返すのは、いたって普通のことです。
どんな環境でも、粘り強く投資を続けることで、だんだんと腰の強いポートフォリオができてきます。
※実際、わたしたちの高配当株ポートフォリオは、2008年のリーマンショックに次ぐ暴落と言われる「2020年コロナショック」の相場でも、元本割れしていません。
STEP③:新規購入銘柄の組み入れ検討
自分の現状・投資目的を把握できたら、次はこれ。
- 自分の投資額は、今後10年で〇〇万円ぐらい追加できそうだなぁ~
- そうすると、1銘柄あたりの投資額は最大でも〇〇万円ぐらいか~
- 1業種あたりは、〇〇万円ぐらいが限度かな~
こんな感じで、中長期的なポートフォリオのかたちをイメージしつつ、どの銘柄をポートフォリオに加えるか具体的に検討します。
ポイントは、下記3点。
- 特定業種に偏らないようにする
- 特定銘柄に偏らないようにする
- 高配当利回りの株を買いすぎないようにする
モデルポートフォリオを例にとります。
現状、このポートフォリオの配当利回りは、13,419円÷302,380円=4.44%です。
- これより高い配当利回りの銘柄を組み込めば、ポートフォリオ全体の利回りは上がります
- これより低い配当利回りの銘柄を組み込めば、ポートフォリオ全体の利回りは下がります
ひたすら配当利回りの高い銘柄を組み込んで、どんどんポートフォリオ全体の利回りを上げていきたくなりますが、そこは少し落ち着いてやっていきましょう。
配当利回りが高いのにはそれなりの理由があります。
配当利回りの高さだけに目を奪われて投資すると
- 特定銘柄に偏る
- 特定業種に偏る
結果的に、配当金の減額リスク&実際に減配があったときのダメージが高まります。
今みたいな相場だと、ついつい配当利回りが高い株ばかり組み入れたくなっちゃうけど、そうするとリスクが益々高まって、配当金の安定性も元本の安定性も失います。
配当利回り3%台に、普段の相場じゃお目にかかれない優良企業も出てきてるから、そのへんも入れていくと全体としてバランスとれるかと。
— こびと株.com (@kobito_kabu) March 10, 2020
現状のモデルポートフォリオは、情報通信・食料品(タバコ)に偏っています。
6銘柄組み込んでいる「情報・通信」はまだしも、「食料品」に関しては「JT」1銘柄でこの比率ですから、アンバランスすぎますね。
そこで、「高配当株ランキング」で紹介しているような財務優良銘柄のうち、上記の業種と関係ない銘柄を増やしたいところです。
とにもかくにも、上限を設けることが重要です。
- 景気敏感業種は、全体の50%まで
- 特定業種は、全体の20%まで
- 個企業からもらう配当金は、全体の3%まで
最低限、こういったルールを守るだけで、大きな失敗は避けられると思います。
例示として、モデルポートフォリオに、下記5銘柄を追加してみます。
- TAKARA & COMPANY:その他製品
- プラネット:サービス業
- ユー・エス・エス:サービス業
- ブリヂストン:ゴム製品
- 自重堂:繊維製品
上記で紹介してきた手順で、
- Yahoo!ファイナンスで銘柄登録
- エクセルで再集計
をしてみると、こうなります↓
20%を超えていた「情報・通信」セクターの比率が下がり、「サービス」のセクターが上昇。JT1銘柄からの配当金比率も減りました(それでもまだまだ高いですけど)。
当初のポートフォリオより、分散が効いてバランスがとれましたね。
※同じ情報・通信セクターのなかでも、NTTドコモ・auといった通信セクターと、兼松エレクトロニクスのようなITベンダーでは、同じような業績推移になりません。
同業種だからダメ、異業種だからOKといった単純な話でなく、分散の趣旨をご理解くださいませ。
景気敏感で配当利回りの高い業種(ブリヂストン:ゴム)が入りましたが、ポートフォリオ全体の配当利回りは、4.44%から4.35%に低下しています。
これが物足りないのなら、もう少し配当利回りの高い銘柄を組み入れる必要があります。
- 配当利回りが高い企業のうち
- 業績・財務が優良で、株主還元の意識が高い企業を
- 業種・ビジネスモデルが偏らないように
ポートフォリオ全体として、バランスがとれるように調整する。
そして、
- 各銘柄が減配せずに
- 順調に増配していく
ということが続けば、ポートフォリオの簿価利回り(時価ではなく、投資額に対する配当利回り)はどんどん上昇していきます。
ここに、高配当株ポートフォリオを時間をかけて育てる醍醐味・面白さがあります。
ちなみに私は盆栽を育てたことはありません。
損切りをするときは
- 当初の投資ストーリーが変わった時(長期的に安定配当を貰い続けられなくなりそう)
- 不正会計などの不祥事を起こしたとき
を想定しています。
なお、今のところ、私たちは1度も保有株を売ったことはありません。
STEP④:投資実行
どんな銘柄に投資するか決めたら、あとは投資を実行するだけです。
- 指値か
- 成行か
あまりこだわりすぎる必要はありません。
ポートフォリオ全体として見た場合に「これぐらいの配当利回りなら許容できる」という水準になっていれば、購入してしまってOKです。
- 株価が下がって、配当利回りがアップすれば追加購入しよう
- 株価が上がれば、それはそれでひとまずOK放っておこう
こういう感覚で良いと思います。
この記事長すぎない?ごめんねぇ~~~
まとめ:マメにメンテナンスして、長期・安定的に運用しよう!
以上、高配当株ポートフォリオのメンテナンス方法でした。
※この記事では、SBIネオモバイル証券の利用者向けに集計方法を紹介しました。
それ以外の証券会社を使っている人は、保有銘柄の一覧をCSVとかでダウンロードできると思うので、それを同じような考え方で集計・分析して頂ければと思います。
2022年9月26日、
株式会社SBIネオモバイル証券は、株式会社SBI証券と経営統合することが発表されました。
これに伴い、SBIネオモバイル証券の新規口座開設は2022年10月7日をもって受付が停止されています。
- 最大手・国内株式個人取引シェアNo.1
- 口座開設・口座維持手数料無料
- 1株から購入可能(単元未満株の売買手数料無料)
個別企業への投資は、手間暇がかかりますが、
- 企業業績・財務を見れるようになる
- 経済に大きな動きがあったときに、どの業種・どの企業にどんな影響があるか分かるようになる
株主として、経済のダイナミックさを、肌で感じられるでしょう。
長期的には、投資家としてレベルアップすると思います。
個企業への投資をすることで、インデックス投資の良さを再確認できるということもあるでしょう。
まとめると、
高配当株ポートフォリオは、次の4ステップでメンテナンスします。
- 現状チェック
- 目標再確認
- 新規・追加購入銘柄の検討
- 投資実行
メンテナンス頻度は、私たちはざっくり月1ぐらいです。基本は、日々の株価変動すら見ていません。
今回(2020年2月~3月)のコロナショックのように、大きく相場が動いた時は柔軟に対応します。
メンテナンスのポイントとしては、上限を設けておくことです。
例としてはこんな感じ。
- 景気敏感業種は、全体の50%まで
- 特定業種は、全体の20%まで
- 個企業からもらう配当金は、全体の3%まで
下記を意識できると、良い感じです。
- 1銘柄の配当金構成比率が、低ければ低いほど
- 1業種の配当金構成比率が、低ければ低いほど
- 投資企業間の事業相関性が、低ければ低いほど
- 投資先企業の業績・財務が、強ければ強いほど
- 投資先企業の増配率が、高ければ高いほど
ポートフォリオ全体としては、配当金が長期安定します。
木でなく、森を見る。
個企業の株価変動に惑わされず、高配当株ポートフォリオ全体としてどういうバランスになっているかに着目したいですね。
投資手法は十人十色。
正解のある世界ではありません。
そんななかですが、自分たちの投資手法を具体的に紹介することで、少しでも「高配当株投資」に興味がある投資家さんたちの参考になれば幸いです。
長い記事でしたが、お付き合い頂きありがとうございましたm(_ _”m)
それではまたっ!
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日本株で、高配当株ファンドに投資せずに、オリジナルでポートフォリオを組んでいる理由を解説しています。
米国株に投資する場合は、HDVやSPYDなどの高配当株ETFを使うと非常にラクです。
債券ファンドに投資して、ポートフォリオの守備力を高めるという選択肢もあります。
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