こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
一定周期で無限ループにハマります。
- 貯金を増やすには支出のコントロールが大事 ← わかる
- 金持ちには質素倹約の人が多い ← わかる
- 質素倹約な人に1億円もの貯金が必要な理由 ← わからない
目次
収入-支出=貯蓄
当たり前の公式ですね。金持ちになりたければ、
- 収入を増やすか
- 支出を減らすか
選択肢はそれしかありません。両方達成できれば尚ヨシです。
一般的なイメージとしては、「稼ぎの多い人は貯金が多い」というところではないでしょうか。
支出の少なさより、収入の多さに着目される気がします。
お金持ちは質素で倹約家が多い
ところが、一般的なイメージとは異なり、お金持ちは稼ぎの多さよりも支出の少なさが重要になります。
名著「となりの億万長者ー成功を生む7つの法則」に、お金持ちの特徴が書かれています。
金持ちの特徴を三つの言葉で言い表せば
倹約、倹約、倹約
である
(出典:となりの億万長者)
というツッコミはさておき、「倹約」という言葉が金持ちの特徴を表す一番のキーワードのようです。倹約の反対語は浪費ですね。
- 倹約・・・無駄を省く行動
- 浪費・・・惜しげもなく、どんどんモノを買うライフスタイル
ちなみに、億万長者の定義は金融資産100万ドルです。アメリカの全世帯のうち、約3.5%が該当します(古い本なので、今はもっと増えているかもしれません)
アメリカでは、1年で年収5億円稼げる人は、2万世帯に1人くらいの割合だそうです。
大半の億万長者の年収は、その1割(5千万)に大きく及びません。また、50歳を前にして億万長者になる人も少ないと言われています。
要するに、お金持ちは「莫大な収入があるわけではないが、支出を抑えることで時間をかけてじっくりお金を増やしている人が多い」ということです。
資産のある人は、次の3つの質問にイエスと答える率が高いそうです。
- あなたの両親は倹約家でしたか?
- あなた自身は倹約家ですか?
- あなたの妻はあなたより倹約家ですか?
そう、結局、
倹約が最大の特徴というのは、つまりそういうことです。
質素倹約な生活は満足度が高い
「幸福は逃げ水のようだ」と言われます。追えば追うほど離れていくからです。
人間の欲には際限がないですからね。「足るを知る」というところに至らないと、延々と幸福を追い続けるハメになります。
身の丈をわきまえた質素倹約な生活は満足度が高いと言います。
浪費家って、案外生活の満足度が高くないそうなんです。
これは「限界効用の低減」からも簡単に説明がつきそうです。得れば得るほど満足度が減るという原則ですね。
洋服を1着とか2着しか持っていない状態から、新しい1着を買うと満足度は高くなります。
一方で、洋服を100着持っている状態で新しい1着を買ってもたかが知れているということです。
結局、人間の暮らしに最低限必要なものってそんなに多くはないですから、モノを買い漁って浪費を続けたところで大して満足度は上がらないということ。
逆に、その浪費生活を維持するために稼ぎを増やし続けなければならないので、むしろプレッシャーの方が大きいかもしれません。
逆に、最適化されたミニマムな生活を維持するのにはあまり苦労がありません。
質素倹約で満足度が高いなら、100万ドルも必要ないんじゃ?
冒頭のループに至るわけです。
- 貯金を増やすには支出のコントロールが大事
- 金持ちには質素倹約の人が多い
- 質素倹約な人に1億円もの貯金が必要な理由
- 金融資産を築くには、稼ぎを増やすより支出を抑える方が重要です
- 実際、お金持ちの多くは質素倹約な人達です
- 質素倹約な生活は、満足度が高いです
じゃあ金融資産1億円貯める必要なかったんじゃないの~???
つまり、1億円余分に稼いじゃったんじゃないの?ってことです。
質素倹約な生活で慎ましく楽しく暮らせるのなら、その生活を維持するために必要な分だけ働いて、お金が余るほどプラスアルファで働く必要はなかったんじゃないかと感じることがあるわけですね。
もちろん、労働したくない!という目的があるなら別です。1億円あれば、働かずして金融資産からの利子で生活することも可能ですからね。
でも、「ゆっくり時間をかけてお金持ちになっている人が多い」という記述からも分かる通り、働かなくてよくなるのは早くて50歳半ばかそこらなわけです。
定年まであと数年のところまできちゃってるわけですよね。
そんなことをするぐらいなら、若いうちから最低限のお金だけを稼いで、ゆっくり過ごせば良いんじゃないかと思うわけです。質素倹約スタイルが確立してるなら、週3労働とかでも大丈夫なわけで。共働きできるなら尚更です。
お金持ちは、経験やぜいたく品の代わりにお金を持っているだけ?
こうやって考えると、結局お金持ちってまさにその言葉通り「お金を持っている人」という以上の意味はないんじゃないかと感じるわけですね。
お金を持っていない人は、今お金を持っていないだけで、お金を経験やぜいたく品に変えてきたわけですよね。
結局、自分が一生のうちにいくら使いたいか?ということが問題なんでしょうか。その分だけ稼げれば自分がハッピーな人生を送るには十分ですから。
子孫にお金を残すとロクなことにならないというのは、「隣の億万長者」にも書かれていることです。経済的な支援って、子供のためにならないんですって。
じゃあますますお金持ちがお金を持ってる意図が分からない…!!
自分も使わないし、子孫に残しても無駄なら、やっぱり余分なお金を稼いじゃってるだけなんじゃないのか~!!
う~ん、考えても答えが出ない。
- 私は、いったい一生のうちにいくら稼いで、いくら使えばいいのか?
- なぜ、お金持ちになりたいと思って資産運用しているのか?
まとめ:なんとなく感じている方向性
自分自身、なんとなく感じていることはこの3つ。
- 無駄がなく最適化されたミニマムな生活は居心地が良い(質素倹約は洗練されてて素敵!)
- お金で困りたくないので、お金持ちにはなりたい
- まったく働きたくないわけではない(週5労働は多くてヤダ)
ということです。
①が達成されるなら、これ以上お金はいらない気もするんですけどねぇ(以下、ループ)。
ただ、最近強く思うのは「お金が必要なのは、人間関係や働き方を主体的に選べるようになるため」だということです。
蓄財の方向で間違っていないという確信を持てているため、このまま資産形成頑張ります!
それではまたっ!
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