※この記事にはマイナビのプロモーションを含みます
こんなことを時々思っちゃうサラリーマンのための記事です。
最初に宣言しておきますが、これは、悩めるサラリーマンの本音を書いた記事です。
「サラリーマンに向いてないヤツは、さっさと独立すべき。とっとと会社なんか辞めちゃおうぜ!」みたいな過激な記事ではありません。
※会社辞めることに反対もしてません。ただ、現実的に、なかなか踏ん切りがつかないものよね、って思っているだけです。
目次
サラリーマンに向いていないと自覚する瞬間5選
いえ別に、
- 仕事が大嫌い
- 職場でいじめられてる
- 長時間労働で倒れそう
- 仕事ができない
とかでは、ないですよ。そういうのでは、全然ないです。
私は、経理職が気に入っています。なんなら「天職かも」とさえ思っています。(新卒で入社して、10年以上の経理部員歴があります)
同僚も上司も、それなりに自分勝手だけどそれなりに優しいし、腹が立つことも多いけど感謝することもたくさんありました。
基本的には残業ナシ、有給もフルで消化。たまの残業には、ちゃんと手当がつく。そう、ホワイト企業です。
仕事力にも、まぁまぁ自信はあります。なにせ「天職かも」と思うレベルで、自分に合っている職種ですからね。
こんな私こびと株が、「あぁ私、サラリーマン向いてない…」と思ってしまう瞬間を5つ、まとめてみます。
業務命令にイラっとする
これ、上司としては、きわめて真っ当な「業務命令」ですよね。
部下たる私こびと株、当たり前に、当然に、つつしんでお受けすべきところでしょう。不満を持つには当たりません。
正直、めっちゃ「イラっと」します。
- は?
- 何言ってんの?
- 勝手に決めてんじゃねーよ
- なんで私がA業務なんかやらなきゃいけないのさ?
- イヤです。とにかくイヤです。不服です。不満です。
イライラしすぎて、なんなら八つ当たりでもしたいくらいです。
いえ、ちょっと前までは、「課長は実務がわかってない。わかってないくせに、勝手に決められると腹が立つ」とか、「仕事の振り方に公平性が感じられない」とか、「こんな分担でスムーズに業務が回るわけないじゃん」とか、思ってたんですよ。
要するに、指示の内容が不適当だからこそ、私は不服に思っているのだ、と。そう考えていたわけです。
でもある日、気が付きました。
仕事がイヤなわけじゃありません。経理は楽しいです。
ただ、こちらの意見を聞かれずに、上から指示されるのがイヤなんです!自分の意見を反映する余地がないことに、腹が立つんです!
ワガママすぎ?
組織のなんたるかをわかっていない?
上司の行為は当然だ?
こんな部下イヤだ?
…えぇ、えぇ。私もそう思います。そう思いますとも!
行動に制限をかけられるのが苦痛
何か、やってみたいプランがあるとします。
けれども、会社は大きな組織。平社員である私こびと株の一存で始められることなど、ほとんどありません。
- 課長に相談して
- 部長に申請して
- 本部長に許可を得て
- 役員にOKをもらって
- 社長に決裁を得て
これでやっと、物事が動き始めます。
サラリーマンとしている間、こう思うことはたっぷりあります。
- 細かすぎる管理をやめてほしい…
- 毎週の進捗報告って意味ある?
- この書類作成、絶対時間のムダだと思う
- できたら報告するし、締切は守るから、とりあえず黙ってて…
などなど。「とにかく私を放っておいて!」みたいな気持ちですね。
見張られている感にピリピリしたものを感じる
会社にいておどろくのが、人々の観察の細かさです。
- 休憩時間の直後にトイレに行くな
- もっと頻繁に髪を切れ(対男性)
- 派閥を作るな(一緒にランチしてるだけです)
- ストッキングはいいけどタイツはダメ(寒いんですけど…)
- 若手同士仲が良すぎるぞ(何が問題!?)
etc.etc.etc…
「女子中学生ですか!?」ってツッコミたくなりますね。(女子中学生のみなさん、ごめんなさい。)
「そんな観察してるヒマあったら仕事しようよ!?」って叫びたくもなります。(いえ、みなさん、仕事は仕事でやってるんだと思います。)
いちいち見ている・見られていることに、居心地が悪いと感じてしまうわけです。
励(はげ)まされても反発したくなる
上司が良い人だと、部下のモチベーションをあげるために、いろいろな声掛けをしてくれます。
- はげましてくれたり
- なぐさめてくれたり
- 期待を語ってくれたり
するわけです。
でも。
でもでもでも。
- お願いだから放っといて下さい。
- ちゃんと結果は出すんで、変なプレッシャーかけないで下さい。
- 私にそんなこと言ってるヒマあったら、ネットサーファーの課員を働かせて下さい。
とか思っちゃう私がいます。
直接成果に結びつかない仕事にうんざりする
私の好きな仕事は
- 難しい会計の論点と向き合う
- 効率化のための計算シートを作る
- 最適なキャッシュプランを考える
などなど。共通点は「1人で」取り組むこと。
それでも、会社の中にいると
- 進捗報告
- 部署間調整
- 情報共有
- 予算取り交渉
- 目標設定
- 各種ミーティング
といった仕事が、バンバン入ってきます。
いえ、組織ですから、必要ですよね。わかります。わかりますから、やります。やりますが…。。
正直、「マジで必要?」って、いつも思ってます。
「このおじさんをなだめるのが、私の仕事なの?」って、空しくなります。
「このおばさんにコレわからせるのって、ホントに付加価値ある?」って、常に疑問です。
結論:周りは悪くありません
実際、この他にも
- ヒールのある靴が嫌い
- スーツも嫌い
- 通勤電車がツライ
- 音楽聞きながら仕事したい
などなど、「いや、サラリーマンなんだから我慢しようよ」と言われてしまいそうな不満はいろいろとあります。
けれども、総じて言えるのは
ということ。私個人の性質の問題であって、彼らに責任はありません。
不満の矛先(ほこさき)を、間違った方向に向けない注意が必要です。ケンカの種、不幸の素、迷惑千万ですからね。
とはいえ、私がサラリーマンに居心地の悪さを感じていることは事実なので…。
「八つ当たりだけは止めよう」と心に誓いつつ、「私はいったいどうすればいいのか?」について考えてみました。
サラリーマンに向いていない人はどうすれば?考えてみた対処法5選
対処法①転職…?
「仕事の不満」と聞いて、最初に思いつく対処法は、転職ですよね。
実際私も、いろいろな転職エージェントに会って話を聞いたり、実際に採用試験を受けてみたりしました。
もちろん、会社が変われば
- 社風が違う
- 社内規定が違う
- 社内制度が違う
ので、「転職したら、不満はほぼ解消!」という人もいると思います。
ですから、「オレってサラリーマンに向いてないかも…?」という人の、最初のアクションとして、転職エージェントへの相談は◎でしょう。
※ちなみに私は、7社のエージェントに相談しましたwその結果から言って、「サラリーマン向いてない疑惑」を抱えた人へのおすすめエージェントはマイナビAGENTです。めっちゃ親切で優しいからです。
対処法②フリーランスに!?
次に考えたのは、独立してフリーランスとしてやっていくという対処法です。
最近だと、これをすすめている人・実践している人を、インターネットの世界でよく見かけますよね。(私がフリーランスを気にしているせいで目につくだけかもしれませんがw)
いや、良いと思います。
楽しいと思います。
不満が激減する気もします。
でも…
そもそも、
- サラリーマンに向いていない
- フリーランスに向いてる
①と②は、別問題ですからね。
自分が「サラリーマンとフリーランス、どっちも向いていない」場合について、考えずに独立するわけにはいきませんよね…。
対処法③ストレス解消を…
転職しても解決しそうにない&フリーランスになる度胸も無い…
そんな私が、次に考えた対処法は、
というプランです。
- ちょっとイイお店でご飯を食べたり
- おしゃれなバーをハシゴしてみたり
- エステにお金を使ったり
- ジムに通ったり
- 映画を見まくったり…
いろいろやって見たけど、感想は
だってだって、考えてみて下さい。
- お金を稼ぐためには、働かないと
- 働くためには、息抜きしないと
- 息抜きのためには、お金が必要で
- だから①に戻る
なんですかコレ?永遠のループですよね?
対処法④他の稼ぎ方を試そう
試行錯誤するうちに、
「サラリーマンに向いてないなら、サラリーマン以外の方法でお金を稼がないとダメかも。」
という悲しいまでに単純に結論が見えてきました。
まずは、高配当株投資。
欠点は、「今すぐ生活を変えるほどのインパクトは無い」というところ。
それでも、数年程コツコツ続けていることで、年間の配当金はどんどん増えています。
少しずつ金額が増えてくれば、いつかは生活を変える下支えになってくれるかも。(そのためにも、今はがんばって給料稼ぎ、高配当株を買い集めていくしかないかな…。)
次は、不動産収入。
いつかは狙ってみたいけど、これはまだまだレベル不足かも。全く始動できていない領域です。
あとは、副業収入かな…。
親せきに自営業者が多い私は、子どもの頃から自営のツラさを聞かされて育っています。
副業でやる分には良くても、フリーランスにはフリーランスの苦労がありますよね。
対処法⑤夢中になれるなら…!
最後に。
私こびと株、サラリーマン歴は10年を超えています。でも実は、「私サラリーマンに向いてない!?」と思い始めたのは、ここ数年のことだったりします。
つまり、サラリーマンを始めてしばらくは、サラリーマンに向いていない自覚など無いまま働き続けていたわけです。
理由はたぶん、
- 仕事を干されていて、それどころじゃなかった
- 長時間労働すぎて、日常の違和感に気づくヒマが無かった
- 仕事を覚えることで、精一杯だった
とか、そんな感じです。
それが良かったかどうかは別にしても、要するに、夢中になって仕事をしていればサラリーマンへの向き不向きなんて気にならないものなのかな、という気もします。
- ミッションに共感できる
- チャレンジングな仕事ができる
- 実現させたい事業がある
こういう会社選択が大事なのって、結局、夢中になって仕事ができた方が満足度が高いからなのかもしれませんね。
私こびと株は
- 何をするか
- 誰とするか
で②が重要なタイプ。
ですから、転職で「夢中になれる仕事」を手に入れるのは、なかなか困難です。(どの会社に「この人と一緒になら頑張りたい!」と思える人がいるかなんて、事前にはなかなかわからないですからね。)
でももし、「やりたい仕事」がなんとなくでもイメージできる人がいたら、
なんて言ってないで、ゆるーっと転職してしまう方が良いかもしれません。
夢中になって働けたなら、サラリーマンに向いてるか向いてないかなんて、ささいな問題になってしまうと思いますよ。
サラリーマンに向いていない人まとめ
総務省統計局が行った労働力調査によれば、就業者に占める雇用者の割合は89.9%。つまり、日本の働く人の9割はサラリーマンということになります。
これはもう、受け入れる他ない現実です。
サラリーマンに向いていないなら
- マシな環境に転職する
- ストレス解消に努める
- 夢中になれる仕事を見つける
などの対処法があります。
しかし根本的には、サラリーマンを辞めるorなんとか方法を見つけてサラリーマンを続けるしか選択肢が無いワケです。
私はとりあえず、コツコツと高配当株投資を続けていきたいと思っています。
なんだか煮え切らない結論でごめんなさい。
もっと良い結論を見つけている人がいたら、ぜひ教えて下さいね。
それではまたっ!
※関連記事です。「私も高配当株投資でも始めるかなぁ…」と思った人がいたら、参考になさってください。
Follow @kobito_kabu