こんな人のための記事です。
「生活レベルをどうするのか?」
これはもちろん、生き方・価値観の問題です。
ひとりひとり正解は違いますし、家族関係等を含む状況によっても答えが違ってくるでしょう。
日本社会で暮らしていて、よくあるパターンは
- 年齢が上がるにつれて、年収が上がり
- 年収が上がるにつれて、生活レベルも上がる
という感じかなと思います。
とはいえ、私自身は
というタイプです。
- アーリーリタイアしたいな(40歳で退職とか!)
- サイドFIREでもいいな(週2労働とか!)
- 経済的自由を手に入れたい(いつでもアーリーリタイア可能な状態でなら、働くのもステキ!)
なんて思っている以上、倹約は超重要事項。
収入が増える分だけ生活レベルを上げていたら、いつまでたっても労働量を減らすことはできないと思うからです。
そんな私こびと株が、この記事では、
- 「生活レベルを上げない」ことの重要性
- ついつい上がってしまう生活レベル(最近の実感)
- ①②を踏まえて、「生活レベルを上げない」について思うこと
をまとめていきます。
「生活レベルを上げない」の重要性3ポイント
ポイント①資産が貯まる
「①収入ー②支出=③資産の増加額」なので、
- ①収入がアップして
- ②支出が変わらなければ
- ③資産の増加額もアップする
のは当たり前ですね。
ポイント②経済的自由が近づく
経済的自由について考えるとき、重要になってくるのが資産所得。
- 自分が働かなくても入ってくる「資産所得」の金額
- 自分が必要とする生活費
①が②を上回ればアーリーリタイアが可能になりますし、①が②に近づけばサイドFIREを考えることができるようになります。
そして、生活レベルを上げないことは
- 資産が増えて、資産所得の金額が増える
- 必要な生活費の金額が減る
ポイント③限りない消費欲求に振り回されない
最後のポイントは、「生活レベルを何のために上げるのか?」という話題です。
それがあなたの心からの希望なら、それもアリだと思います。
ただ問題は、世の中には、あなたの不安や欲望を煽り立てて、大して欲しくもないものを買うために、過剰な支出をさせようと企む人や企業がたくさんいることです。
際限のない欲望に身を任せるのは、幸せでもなんでもありません。
足るを知る心で、自分の生活を見直してみましょう。
「そうは言っても!」上がってしまう生活レベル
そうなんです!
私自身、
- 資産を貯めたいし
- 経済的自由にも興味があるし
- 今の生活に満足しているし
と思っていたわけですが。
最近、「あれ?コレ、生活レベル上がっちゃってない?ダメじゃない?」と感じることが…!
と言い訳しつつも、今、私自身の家計に起きているコトを正直に公開していきます。
生活レベルの上昇①飲み物代
一番ひしひしと
と感じているのが、家での飲み物代です。
今まで、私が家で飲むものは、2種類だけでした。
- 牛乳
- 水出しのお茶(冷水筒に水道水&ティーパック)
ところが最近。
しかも便利な525mlペットボトル。具体的には、綾鷹(あやたか)を24本。
いやぁ、
- 冷蔵庫で冷やすだけ
- 冷水筒もコップも洗わなくてOK
いえいえ、まさか購入したわけじゃないんですよ。そんな、割高なもの!
ふるさと納税でもらったんです。コレ↓です。
買ったわけじゃないんです。だから良いと思うんです。
良いと思うんですが…。
24本を飲み切ったとき、冷水筒生活に戻れるかどうか…
うーん。
正直なところ、今初めて、「生活レベルを落とすことは難しい」を実感しています(笑)
- 1日に1~2本飲むとして
- どう少なくみても、月に2ケース(48本)は必要
- 楽天市場での綾鷹1ケースの最安値は、1,327円(送料別…)
生活レベルの上昇②エアコン代
お次はエアコン代。
私は一昨年の夏まで、
と決めて生活していました。
昼間は家にいないことも多いですし、扇風機があれば十分しのげます。
それでも暑ければ、アイスや冷凍果実を食べるとか、保冷剤をクビにあてるとか、いろいろやりようはあったわけです。
でも昨年夏からは、新型コロナ感染拡大による自粛生活のおかげで、
だって、猛暑だし!
だって、コロナだし!!
…。
一度エアコンの入った自室の快適さを覚えてしまうと、誘惑に勝つのは難しくなります。
ちなみに、電気代はどうなったかというと
- 2019年夏:約3,000円
- 2020年夏:約3,500円
となりました。
差額は約500円…。12カ月分に換算すると、6,000円ほど。
生活レベルの上昇③お風呂代
最後は、お風呂。
- Before:基本シャワー。湯舟につかるのは週1くらい
- After:基本お湯につかる。疲れが癒える
みたいな変化をしています。
コロナ影響もあって、座りっぱなしの時間がますます長くなっている今日この頃。
肩凝りまくるし!
腰痛いし!
マッサージにも行きにくいし…!
コストアップ額は、水道代+ガス代で月800円程度です。
うーん。。(笑)
「生活レベルを上げない」について思うこと
生活レベルを上げないって、意外と難しい
1つ1つは、ちっとも大したことじゃありません。
実際、
- 飲み物をペットボトルにしたせいで破産
- エアコン使いまくったせいで貧困生活
- 毎日湯舟につかったから貯金ゼロ
というのは、ちょっと考えにくいですよね。
ただ、だからこそ、気を付けないと
- 大して満足度が上がっていないのに、生活コストだけが上がる
- 一事が万事。ちょっとした贅沢の積み重ねで放漫家計に
- 上げた生活レベルが下げられない(みじめな気がする)
みたいな事態を招きかねません。
生活レベルを上げるのは極悪…というわけでは、もちろんない
もちろん、
なんて思っているわけではありません。
生活の満足度が十分に高まるコストアップなら、全然アリだと思います。
結局、「何にお金を使うか?」というのは、「どう生きるか?」という問題に他なりません。
例えば、飲み物とエアコンとお風呂で、年間5.6万円分生活レベルが上昇しかけている私が考えるべきコトは
- 年間5.6万円の贅沢をカバーできるだけの収入があるか?
- その分資産形成のスピードが落ちても良いか?
- その支出に見合った満足感があるか?
というあたりでしょう。
生活レベルを5.6万円分上げつつ経済的自由を目指すには
ちなみに、経済的自由について考えるなら、生活レベルが上がってしまうことは、大きな足かせになります。
例えば年間5.6万円のコストアップを資産所得でカバーするには
ということになるからです。なかなかの金額ですよね。
- 生活レベルを高く保ちたいから、経済的自由は諦める
- 生活レベルも高く保ちつつ、経済的自由を得るために稼ぎまくる
- 生活レベルを低めに抑えて、経済的自由をとにかく目指す
考え方は人それぞれ。自分に合ったモノを、自分の意思で選択すればよいだけです。
個人的には「基礎生活費はあげたくない」
私は、経済的自由を目指して、こんな家計管理をしています。
この家計管理の1番のポイントは
- 基礎生活費
- ゆとり費
この2つを、明確に区分すること。
私が今回、「生活レベルが上がっちゃう!コレはまずい!」と騒いでいるのは、上がったコストが
- 飲み物代
- 電気代
- ガス代
- 水道代
など、基礎生活費に区分されるモノだから。
- 経済的自由に近づくためにも
- ”もしものとき”にツライ思いをしなためにも
基礎生活費は、ぜひとも低く抑えておきたいものです。
「生活レベルを上げない」まとめ:理想の暮らしって?
初めにも書きましたが、結局のところ、「生活レベルをどうするのか?」という問題は、生き方・価値観の問題です。
大事なのは
- 生活レベルは、上げたら下げにくい
- 世の中には、なんとなく流されていると、生活レベルが上がってしまう罠が多い
このあたりの事実を押さえつつ
私自身、改めて見つめ直してみたいと思っています。
さらに、コロナの影響も踏まえつつ、改めて家計管理を見直して
- 年初に立てた予算に対して
- 実績数値がどうなっているのか
年末にはキッチリ予実分析と翌年の予算計画をたてていきたいなと。考えております。
この記事が、家計について、暮らし方について、自分の望む生活について、なにがしか考えるきっかけになれば嬉しいです。
それではまたっ!
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