こんな人のための記事です。
この記事では、
- 仕事が早い人
- 仕事が遅い人
の違いをまとめていきます。
- 上司に褒められる
- 先輩が深夜残業でやっつけていた仕事を、定時内に片づける
- 後輩に「どうやったら仕事早くなります?」と聞かれる
くらいの感じですので、「仕事が遅いことが気になっている人」や、「自分は仕事が早いけど、仕事が遅い人を指導しなければいけない人」などに参考にしていただけると嬉しいです!
目次
違い①仕事が早い人は準備に時間をかけ、仕事が遅い人はトラブル対応に追われる
仕事が早い人
仕事が早い人は、事前準備に時間を使います。
- 営業:商談前の準備
- 経理:決算前の準備
みたいな感じですね。
武器や防具をしっかり整えてから戦に臨むので、戦いが始まってから決着するまでは早い。そんなイメージでしょうか。
ミスやトラブルも少ないですから、余計な後始末に時間をとられることもありません。
仕事が遅い人
仕事が遅い人は、できる限りのことを後回しにしようとします。
- 準備なんて、時間が無いから後回し
- 今日までにすべき仕事も、頼み込んで期限を延ばして後回し
当然、やるべきことはドンドン溜まっていきます。
そして、後回しを繰り返した結果、
- 期限ギリギリの仕事に追われる
- 突貫工事でやっつける
- 詰めが甘くてミスが多い
- やり直しやトラブルが増える
- 仕事が増えて時間がなくなる
- 次の仕事の準備ができない
という悪循環にハマっていくわけです。
違い②仕事が早い人は優先順位をつけ、仕事が遅い人は他人に振り回される
仕事が早い人
仕事が早い人は、スケジュール管理が得意です。
担当する業務の優先順位が整理されていて、今自分の仕事にどれくらいゆとりがあるのかを把握しています。だから、突発的な仕事を頼まれた時の反応もスムーズ。
- できること
- できないこと
- 上司に判断を仰ぎたいこと
などを手際よく伝えることができます。
仕事が遅い人
仕事が遅い人は、自分のスケジュールが把握できていません。
- 何を
- いつまでに
- どんな精度で
仕上げればいいかが頭の中で整理されておらず、仕上げるための手順や時間がイメージできていないこともあります。
すると、人から仕事を振られた場合、対応が場当たり的になります。
- 八方美人で引き受けたは良いが、結局仕上げることができない
- 「今忙しくて…」という曖昧な断り方をして、気まずくなる
どちらにせよ、あまり良い結果は生みません。自分自身もモヤモヤした気持ちになりますし、周囲からの信頼も得にくいというわけです。
違い③仕事が早い人は外部の力を活用し、仕事が遅い人は一人で抱え込む
仕事が早い人
仕事が早い人は、「自分の力で」やり切るコトに、こだわったりはしません。
- 社内関係者
- 社外専門家
- 公機関
- データベース
- インターネット
など、使えるリソースは全て使って仕事を仕上げていきます。自分ひとりの狭い知見での判断は、高コスト低品質を招くと知っているからです。
例えば経理部で上司から
と聞かれたとき。
仕事が早い人の仕事の手順は
- 判断に必要な情報の整理
- 時間をきって、取扱いを検討
- 税務顧問に問い合わせ
といった感じ。ポイントは、②に時間をかけ過ぎないことです。
上司の立場に立ってみても
- 私は、税金の取扱いはこうだと思うんです
- 税金の取扱いはこうです。税務顧問に確認済みです
どっちの回答が嬉しいかは、明白ですよね。
①だと上司は内容を精査する必要がありますが、②ならある程度安心して受け入れることができます。
上司にとっても本人にとっても、工数削減できること間違いナシです。
仕事が遅い人
仕事が遅い人の中には、「自分の仕事≒自分ひとりでなんとかしなければいけない仕事」と思い込んでいる人がいます。
他の人の知見を活かせないと
- 頭を抱えているだけ
- 同じところをグルグル回っているだけ
- 結果につながらないやり方を続けている
といったパターンに陥りがち。
残念ながら、生産性の低い時間を延々と過ごすことになりますから、当然仕事は遅くなるわけです。
違い④仕事が早い人は得意な仕事を選び取り、仕事が遅い人は自分の得意を知らない
仕事が早い人
仕事が早い人は、自分の得意な仕事を積極的に引き受けます。
そして、自分の得意な仕事で、スケジュールを埋め尽くしてしまうのです。
すると、自動的に、不得意な仕事を引き受ける必要はなくなります。目一杯仕事を受けているわけですから、誰の目から見ても、それ以上できないのは当然です。
結果として、
- 担当業務は、自分の得意な仕事ばかり
- 得意な仕事なので、早くできるし結果も出せる
- 次も得意な仕事を任せてもらいやすくなる
という好循環が生まれます。
仕事が遅い人
仕事が遅い人には、「仕事を選ぶ」という意識がありません。仕事を選ぶなんてとんでもない、と思っている人も少なくないでしょう。
でも、人には必ず、得意・不得意があります。そして、当然ながら、得意な仕事をした方が、短時間で良い成果が上がるでしょう。
自分も、周囲の同僚も、互いに得意を出し合って働くことこそが、チーム全体の利益につながるわけです。
違い⑤仕事が早い人は勉強熱心、仕事が遅い人は近視眼的
仕事が早い人
仕事が早い人は、日ごろから仕事に関するインプットを欠かしません。
- 仕事の進め方の方向性を見きわめられる
- 業務をステップに切り分けるのが早い
- 課題解決時のカンが良い
- 何を調べれば良いのか検討がつく
- 1つ1つの作業が速い
- 大事な事と些細な事の見分けがつく
といった仕事が早い人の特徴は、全て日々の学びの積み重ねの結果です。
仕事が遅い人
仕事が遅い人は、目の前の業務のことで頭がいっぱいです。
でも、長期的に効果のある学びに時間を割くことは、未来のために種をまくこと。
種蒔きナシで収穫を狙っても、うまくいかないのは当たり前ですよね。
- 業務中のインプット
- 帰宅後の読書
- 休日のセミナー
など、学びの手段は色々あります。
まとめ:仕事が早い人vs仕事が遅い人
仕事が早いことは、生活の様々な面を有利にしてくれます。
- 職場での評価が上がる
- 定時上がりができて、ワークライフバランスが整う
- 休日の自己管理スキルも上がる
- 副業にも活かせる
この記事が、少しでも「仕事の早い人」になりたいあなたのお役に立てばうれしいです。
それではまたっ!
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