こんな疑問に答えます。
資格なしの就活について調べると、「資格は不要!」「就活のための資格取得なんて、非効率!」みたいな意見が目に入ります。
でも、これって本当でしょうか?
これらの意見の根拠は
- 自分は資格ナシで内定とれた
- 「資格を重視する」と言っている企業は少ない
- 日本企業は「ポテンシャル採用」なので、就活時点の知識は関係ない
- 仕事に必要な能力は、入社後のトレーニングで身に着けられる
といった具合です。
確かに、資格なしでも内定がとれる人はいるでしょう。でも、資格があると就活がどれほど有利になるのか、身をもって知っているのは資格ありで就活した人だけです。
私は、実際に、資格あり(日商簿記検定1級)で就活をしました。
そしてその後も、採用担当者たち(面接官・人事部など)が資格について語るのを、たくさん聞いてきました。
- 就活は、資格をもっている人が有利
- 仕事と関係があって、難易度が高めの資格が、「使える資格」
- 資格なしで就活するなら、キャリアチケットの利用がおすすめ
目次
就活で資格なしでも大丈夫 VS 資格もちが有利…真実はどっち?
結論からいうと、就活では資格があると断然有利です。資格がないのは、残念ながら不利。これは動かしようのない事実です。
とはいえ、
- 資格なしでは内定不可能
- 資格さえあればなんでもOK
というわけでもありません。(このあたりが誤解されて、「資格なんてあっても仕方ない」みたいなことを言う人が出てきちゃうんですよね。)
実際に私は、日商簿記検定1級という資格を使って、一部上場企業の経理部に内定しました。(給料も労働条件もイイ感じで、スキルもバッチリ身につく職場です!)
ちなみに私は就活当時、文章を書くのがかなり苦手でした。当然、エントリーシートもグダグダです。コピペを繰り返して、われながら意味不明なモノを量産していました。
また、コミュニケーション能力も低めです。過去には人見知りでいじめられたこともありますし、就職してからも上司に「先輩とか他部署の人と、もう少し上手に付き合おうよ。かわいげないなぁ…」と言われる始末です。
それでも、第一志望の会社に受かりました。職種別採用という狭き門(4ケタ近い応募者に対し、内定数人)を通過しました。文系だけど営業じゃありません。
これらは全部、資格をうまく使えたおかげです。
資格は
- ESグダグダ
- 面接苦手
という人にも勝利をもたらす、超重要項目なのです。
ちなみに、「資格がなくても内定がとれる人」は、もちろんいます。就活のアピールポイントは、資格以外にも複数あるからです。
- エントリーシートの文章力
- 面接でのコミュニケーション能力
- 学歴
- 体育会への所属
- 受賞歴
など、資格以外に光る点があれば、内定は可能でしょう。
ただし、他の項目が同程度の実力であれば、資格ナシより資格アリが採用されやすいのは、明らかです。
- A大学出身、コミュ力高し、資格アリ:Xさん
- A大学出身、コミュ力高し、資格ナシ:Yさん
の2人がいたら、Xさんが内定をとる確率が高いよね、という話です。
企業側の立場で考えてみれば、当然ですね。
資格があるということは
- その資格に関する知識を持っている
- 資格を取得できるだけの、計画性がある
- 結果を出せる
といったことの証明になります。
また、資格によっては
- 勉強家かな?マジメなのかも!
- 努力できる子かな?頭がいいのかも!
- 入社後のトレーニングも楽かな?教育コストがさげられるかも!
といった想像ができます。ポテンシャルへの期待も高まる一方というわけです。
資格があると、マジで有利!
では次に、「どんな資格」が有利になるのか、詳細をチェックしてみましょう。
資格さえあればなんでもOK?使える資格・使えない資格
ちょっと待って下さい!「資格が有利」とは言っても、資格ならなんでもいいというわけではありません。
スキー検定もすばらしいですが、
- その資格は、仕事とどう結びつくのか?
- その資格の、取得難易度はどの程度か?
について、一度考えてみる必要があります。
使える資格の条件①仕事と関係のある資格
大切なのは、志望する業界・職種にマッチした資格であること。これが最重要ポイントです。
仕事と関係のない資格をアピールしても、会社側は評価のしようがありません。
- その仕事にもともと興味があること
- その仕事に必要な知識があること
- 必要な知識を得るための努力ができること
などをアピールできる資格が、「就活で使える資格」なのです。
具体的なおすすめ資格は、以下の記事をご覧ください。
使える資格の条件②難易度が高めの資格
そして、もうひとつ重要なのが、難易度が高めの資格であることです。
誰でも簡単にとれるような資格より、努力や計画性・頭の良さが必要になる資格の方が、アピール力が強いのは間違いありません。難易度が高ければ高いほど、就活は有利になるでしょう。
簡単な資格をたくさん並べると、「資格マニア」にみられてしまうので、注意しましょう。
例えば、経理に簿記1級とかですね。履歴書が、それだけでキラリと光ります。
採用面接後の経理部では
といった会話が繰り広げられます。
ときたま、
- 資格なんてあっても無意味
- 経理に簿記とかwwそんなとこ見て採用する企業ヤバイからww
みたいなことを書いてあるサイトも目にしますが、「現実を知らないってこわいなぁ」と思います。
採用後のトレーニングがしっかりしている企業でも、
- 知識ゼロの新人の教育
- 基礎知識を持っている新人の教育
の2つなら、②がいいに決まっていますからね。
おまけ:志望業界・職種が、まだ決まっていない人へ
いろいろな業界・職種で使える、汎用性の高い資格をご紹介しておきます。
就活のときは、応募する業界・職種の仕事と結びつけてアピールするのを忘れないでくださいね。
①TOEICハイスコア
言わずと知れた、鉄板資格。採用時にTOEICスコアを見ている企業はめちゃくちゃ多いです。(採用時にTOEICスコアを参考にする気がない企業は、たったの11%!)
短期間で安上がりにハイスコアを得る方法は、この記事↓の後半にバッチリまとめてあります!
②簿記2級
企業が応募者に求める資格ランキング第1位の資格です。(商工会議所HPより)
財務諸表の知識は、ビジネスパーソンになる以上、あって困ることはありません。
資格の詳しい内容は、以下の記事↓をご覧ください。
③MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
「最近の新卒は、スマホばかりでパソコンが使えない」というウワサは広がっており、面接官の中には不安を抱いている人もいます。そこにきっちりアピールできるのが、この資格、MOS。
事務系職種の仕事の効率を、グッとあげてくれる資格です。ぜひ一度、チェックしておいてくださいね。
資格はないけど、どうすれば…?一発逆転の対策はコレ
就活を有利にすすめたければ、適切な資格をとるのが1番です。
とはいえ、「仕事に使える」「難易度高めの」資格をとるのは、カンタンではありません。
- 就活はせまってくるし
- バイトもサークルも忙しいし
- そもそも勉強つらそうだし
- 志望業界・職種も決まらないし
といった状況では、なかなか厳しいですよね。
そんなあなたは、「資格ありの就活生に対抗する手を打つこと」を考えるべきです。
資格という武器のある就活生に、素手で立ち向かうのは不利すぎます。資格がないなら、代わりになる武器を手に入れましょう。
おすすめなのは、プロの就活アドバイザーを味方につけることですね。
就活生のサポートを仕事にしている彼らなら、資格なしでも適切にアピールできる方法を、一緒に考えてくれるはずです。
具体的には、キャリアチケットというサービスを利用すべきでしょう。プロがマンツーマンでサポートしてくれます。
だまされたと思って、カウンセリングを受けてみてください。予約は簡単、たった30秒で完了します。
資格ありの就活生に負けずに、しっかり内定をつかみ取ってください!
ちなみに、キャリアチケットのサービスはすべて無料です。カウンセリングも、エントリーシート添削も、面接対策も、ゼロ円です。損することはあり得ませんから、ぜひ一度試してみてくださいね。
※ちなみに、良い資格を持っている人がキャリアチケットを使うと、鬼に金棒状態です。就活を無双できる可能性がありますw
資格なしでの就活まとめ:資格なしをカバーする対策が必要
- 就活は、資格をもっている人が有利
- 仕事と関係があって、難易度が高めの資格が、「使える資格」
- 資格なしで一発逆転するには、キャリアチケットの利用がおすすめ
就活で資格なしという不利な状況をカバーするには、対策が必要です。「普通に」「なんとなく」就活していると、資格もちの就活生に負けてしまうからです。
具体的な作戦は、人によって違うはず。自分のどこが強みになるのか、きちんとチェックして、必勝プランを練りましょう!
- どこが強みかわかんない
- 強みなんてない気がする
- これでいいのか不安
- 面接官に響くのか心配
という人は、プロの就活アドバイザーのサポートを受けましょう。
カウンセリング予約は30秒で終わりますし、お金は一切かかりません。
それではまたっ!
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