こんな人のための記事です。
こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
「どうせ働くなら、仕事を好きになりたい」
働く人なら誰でも、一度はそんな風に思ったことがあるのではないでしょうか?
私は学生時代「仕事を好きになるとか洗脳されてそう」なんて思っていたタイプですが、社会人になって約10年、最近やっと
- どんな仕事なら好きになれるか?
- どうすれば仕事を好きになれるのか?
に対する、自分なりの答えが見えてきました。
もちろん、仕事を好きになるなんて、そう簡単ではありません。
やりたくないコトも、大変なコトも、含まれているのが仕事だからです。
「仕事を好きになるとかありえん」と思ってしまう気持ちもよく分かります。
この記事では、そのための方法について解説していきます。
目次
「仕事を好きになる」には何が必要?→4つのポイントを押さえた仕事が必要!
「仕事を好きになる」と言うと、やたらと注目されるのは”職種”です。
- イラストレーターの仕事が好きだとか
- 人事の仕事なら好きだとか
- 大工の仕事なら好きになれそうだとか
そういうヤツですね。
これは確かに、働く上で、とても重要な要素だと思います。
私の思う「仕事を好きになった」状態は、「この仕事をずっと続けたい」「この仕事が楽しくてたまらない」と思える状態。
毎晩、翌日の仕事にワクワクしながら眠るような、そんな感じです。
そして、仕事にそんな思いを抱くには、”職種”だけでは不十分。
- 満員電車での通勤はしなくていい
- 好きな時間に働ける
- キライな上司は存在しない
などなど、仕事を好きになるための条件(=ワガママ)があります。
結局のところ、カンペキに仕事を好きになれる条件は…
- 好きな目的のために
- 好きな職種で
- 好きな働き方で
- 好きな人と働くこと
というわけで、1つずつ、解説していきます。
ポイント①好きな目的
仕事を好きになる上で、まず重要なのは仕事の目的を好きになれること。
- ”目指すところ”が自分の価値観と合う
- ”大義”に共感できる
- 世の中に”提供しようとしている価値”が、自分のワクワクするモノである
みたいな、そんな仕事です。
例えば、同じ経理の仕事をやる場合でも
- 「3度のメシより本が好き」という人が、出版社で経理をやる
- 仏教を信じている人が、キリスト教教会の経理をやる
だと、①の方が一生懸命に働きやすいですし、仕事を好きになりやすいですよね。
ポイント②好きな職種
仕事を好きになるためには、もちろん職種も重要です。
- 営業
- 経理・人事・総務など管理部門の仕事
- エンジニア
- 大工
- 農家
- 漁師
- 美容師
- トラックの運転手
などなど、一番イメージしやすい部分です。
職種というのは、①目的を達成するために、チームの中で”自分自身が果たす役割”とも言い換えられます。
チームに対して自分らしい貢献ができることは、仕事を喜びに満ちた体験にしてくれるかな、と思います。
ポイント③好きな働き方
仕事を好きになって働き続けるためには、”働き方”も重要ポイントです。
- いつ、どこで、どれくらい働くのか
- どんなやり方で、どんな順番で、どのくらいの品質に仕上げるのか
個人的に、仕事を好きになれそうな”働き方”は、例えば
- 勤務時間:朝6時半~11時(うち、休憩30分)
- 勤務場所:自由!(家orカフェ)
- 勤務ペース:週3回程度
みたいな感じ。
ポイント④好きな”人”
そして最後に、”一緒に働く人”。これ、実はかなり重要なポイントです。
例えば、10,074名を対象に「退職を考え始めたきっかけ」を聞いた調査でも、35%が「人間関係」と回答しています。(参考:『エン転職』ユーザーアンケート調査 結果発表)
仕事を好きになるには、やはり
- 上司・同僚などの身内の関係
- 取引先・顧客などの外部の関係
どちらも好きな人だけを選べるのが理想的。
仕事を好きになるには、自分で仕事を創るのが一番
さてここまで、仕事を好きになるにはどんな仕事が良いのかについて、考えてきました。
- 目的
- 職種
- 働き方
- 一緒に働く人
その通りです。
いくらカンペキに「仕事を好きになれるパターン」をイメージしてみても、そんな都合の良い仕事は、この世に存在しません。
- ピンとこない目的に向かって(会社の方向性に共感できない…)
- 自分に向いているのかどうかわからない職種で
- 窮屈な働き方に悩みつつ
- どうしようもない上司に耐えて
なんとか働いている人も多いかと思います。
実際、日本では勤務先に関する満足度が、世界各国と比べて圧倒的に低いというデータもあるくらいです。
では、どうすれば良いのか?
「仕事を好きになれる環境」は、誰も与えてはくれません。
あなたが仕事を好きになれるように一生懸命になってくれる会社・上司はめったにいませんし、仕事を好きになれる魔法のノウハウみたいなのも存在しません。
仕事を好きになりたかったら、自分自身で、自分専用の「好きになれる仕事」を創りだすしかないんです。
ラクなことではないと思います。「誰でも」「簡単に」「今すぐ」みたいなバラ色の話ではありません。
けれども、仕事を好きになれないまま何十年も働いて
- 毎日なんとか仕事をしているけど
- 楽しいのかどうかはよくわからない
- 「私、なんで働いてるんだろう?」「この仕事、意味ある?」とか思いながらも
- なかなか冒険もできない
- 10歳上の上司の姿≒未来の自分の姿と思うと、眩暈(めまい)がする…
なんて将来にたどり着くよりは
と、私は思います。
仕事を好きになるには、副業スタートで仕事を創るのが最適解
具体的な方法を全然思いつかないんだけど…という人、多いと思います。
思いつかない理由は、たぶんこの2つ。
- そもそも仕事を好きになれるイメージが具体的でない
- ハイリスクすぎる気がして手が出ない
仕事を好きになれるかどうかなんて、やってみなければわからない
「好きな仕事」が具体的にイメージできないとしたら、それはたぶん
です。
実際のところ、
- 目的
- 職種
- 働き方
- 一緒に働く人
それぞれ何パターンくらい試した経験がありますか?
私は社会人歴のほとんどを
- 1つの会社で、その会社の目的のためにしか、働いたことがない
- 経理の仕事しか、試したことがない
- 9時~18時での勤務しか、経験したことがない
- ほぼ同じメンバーでしか、仕事したことがない
状態で過ごしてきました。
こんな状態では、仕事を好きになれるかどうかは、成功率の低いギャンブルでしかありません。
自分の試したたった1つのパターンが、自分の「好き」に一致するかどうか?というギャンブルです。
他のパターンについては知りもしませんから、具体的にイメージできるはずもありません。
仮にイメージしてみたとしても、それはせいぜい妄想レベル。
自分が仕事を好きになるには、まず好きな仕事のイメージが必須。そしてそのためには、やはり「実際にやってみる」以外に方法はないということです。
副業なら、低リスクで色々試せる
「好きな仕事」を知るには、色々な仕事を試してみるしかない。
そう聞いて、
- よし、起業してみよう
- とりあえず、独立するかな
- まずは、転職から!
と飛び込んでいける人は、そういう選択もアリなのだと思います。
でも、ほとんどの人は「そんなの怖い」「そんなリスクとれない」と感じてしまうのではないでしょうか?
副業なら、大きなリスクをとらずに始めることができます。始めてみて合わなければ、すぐに止めることもできます。
例えあんまり稼げなくても、大きな問題にはなりません。今のキャリアを失うこともありません。
- 副業として始めて、色々試す
- 試しながら調整して、自分がその仕事を好きになれそうかどうか探る
- 探りながら少しずつ、自分専用の「好きな仕事」を創り上げていく…
いきなり大きな変化を起こすのが怖い人には、最適な選択肢だと思います。
- ”お金”の話題を始め、自分の考えていることを「わかりやすく書く」って価値があるかも!
- 文章を書くって楽しい!
- 家やカフェで好きな時間に働けばいいって素敵!
- 一緒に働いててワクワクする仲間っているんだ!
みたいな喜びを、知り始めているわけです。
結論:仕事を好きになるために、自分で仕事を創っちゃおう!
「仕事を好きになりたい」と真剣に考え始めると、人間のワガママさを実感します。
- 目的
- 職種
- 働き方
- 一緒に働く人
4拍子そろってやっと、本当に仕事を好きになれるのだろうと気づくからです。
結局、本当に何の不満もなく、心から仕事を好きになれるのは
- カネに困ってないフリーランス
- カネに困ってない起業家
ぐらいなのかもしれません。
「雇われ」という立場上、会社員は制約が多すぎますね。
とはいえ、会社員にとっていきなりの独立・起業はハードルが高すぎます。
だから私は、副業で、リスクを抑えていろいろな仕事を試すことにしています。
実際にやってみて、失敗して、悩んで、調整して、だんだんと自分の「好きな仕事」を創っていくというわけです。
- 仕事を好きになるには、4つのポイントを押さえる!
- そういう仕事は、副業による試行錯誤で見つける!
まずはこの2点、「好きな仕事」探し中の誰かの、参考になればうれしいです。
それではまたっ!
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