【夫婦円満の敵】離婚まっしぐら!?家計管理の失敗5選【体験談】

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家計管理初心者
夫婦のお金の管理って、どうやったらいいのかしら?なんか、ケンカの原因になりそうでイヤだわ…
家計管理初心者
うんうん。うまくやらないと、夫婦円満の落とし穴になりそうだよね。失敗しやすい事項とか知っておきたいな

こんな人のための記事です。

 

こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。

夫婦が共同で生活を営んでいく中で、「お金の話」は欠かすことができません。

離婚経験のある私に言わせれば、夫婦で家計管理の話をすることは、

こびと株
キズナを深めるきっかけにも、信頼関係をぶち壊す悲劇の始まりにもなりえる重大事項!

です。

そんなわけで、私自身が結婚していた頃にやっていた「夫婦のお金の話」で

こびと株
大失敗だったわ…

と後悔し、反省している事柄を5つ、紹介していきます。

 

私の場合、お金の話は直接の離婚原因ではありません。

とはいえ、これからあげる5つの失敗が、ケンカや関係性への疲労につながったのは確か。

一般的にいっても、お金の話は夫婦仲を左右する重大事ですから、ぜひ参考にして、円満な夫婦関係に役立てて頂ければ幸いです。

 

【夫婦円満の敵】家計管理の失敗5選

夫婦円満の敵となるような家計管理の失敗事項を5つ、ご紹介していきます。

こびと株
ちなみに、これらは全て個人的な体験談・反省事項です。

失敗事項にあてはまっても、うまくいっているご夫婦もいらっしゃるでしょうし、「そんなことでケンカになるのはお前らだけだよ」というご意見もお有りかもしれません。

とはいえ、「言われてみれば、確かに…!」と思ってもらえるハナシも多いかなと思いますので、サッと目を通してみて頂ければと思います。

 

家計管理の失敗①1円単位の紙の家計簿

結婚1年目の私は

こびと株
家計簿を!ちゃんと!つけないと!

という健気(けなげ)な決意のモト、

  • レシートを集めて
  • 紙の家計簿に
  • 1円単位で記入し
  • 電卓をたたいて
  • 毎月の残高と照らし合わせる

という、果てなき作業に邁進(まいしん)していました。

 

でもコレ、

  • 細かすぎて管理が超大変
  • 「私ばっかりコレに時間を使う!」と不満が溜まる
  • 残高が合わず(レシートもらい忘れ、計算ミス等)イライラする
  • 作業が大変すぎて、肝心の分析(無駄遣いはないか?等)の余裕がない

結局のところ、

こびと株
家計管理の効果は薄いのに、夫婦喧嘩のタネとしては超優秀…w

今なら絶対にやらない失敗事項でした。

 

家計簿は、家計管理の基本のキ。お金について考えるのに、最低限の必要ツールです。

とはいえ、ただただ”頑張って”家計簿をつけるのはNG。

  • マネーフォワード MEなどを使い、テクノロジーの恩恵を受ける
  • 細かな端数にこだわらず、概況が把握できれば十分と考える
  • 大事なこと(家計の分析はもちろん、夫婦仲良く過ごす等)に時間を使う

といった工夫は不可欠でしょう。

 

家計管理の失敗②少なすぎるお小遣い

私たちは、いわゆるDINKS。Double Incom No Kids(共働き&子供なし)で、双方とも上場企業のフルタイム正社員でした。

家計管理初心者
じゃあ、お金は比較的余裕があったんじゃないの?

ところが実際は

こびと株
友達とカフェにいきたいのにお金が足りない…。仕事の本が買いたいのにお金がない…。

と、かなり窮屈なおサイフ事情。

 

理由は単純。

こびと株
やっぱり、節約が大事だよね…!

と信じるあまり、お互いのお小遣いは月1万円ぽっきりだったんです。

一般に、サラリーマンのお小遣いの平均額は、ざっくり3万円程度。(参考:「夫のお小遣いの相場はいくら?サラリーマンの平均&内訳をご紹介」)

当時は夫婦ともに新入社員で、環境変化で大変な時期でもありましたから

こびと株
こんなに頑張って働いてるのに、お金無いのツライ…。

とストレスの温床に。

 

今は

こびと株
節約は、ほどほどに。満足度を下げずに支出を下げる、賢い倹約をめざすのが◎

だと思っています。

 

家計管理の失敗③共働きなのに収入はフルオープン

「②少なすぎるお小遣い」とも関係する話ですが

こびと株
DINKS家庭で、互いの収入をフルオープンにするのもおすすめできない…

というのが、今の私の考えです。

  • 社会人なのに、自分で自由に使えるお金が少ない
  • 頑張って働いても、「自分のお金」感が薄い
  • ウソの発生源になりかねない
  • 相手の収入と自分の収入の差が気になる

など、ネガティブな課題が発生しやすくなってしまいます

 

特に、

  • 裁量のきくお金が欲しい
  • ヘソクリがしたい
  • 相手へのプレゼント用のお金をこっそり貯めたい

といった動機から、

こびと株
小さなウソを生み出しやすくなる

点には注意が必要です。

 

お金に関するウソ・隠し事がバレたときのトラブルは、なかなか厄介。根本的な信頼関係の問題になりかねない危険があります。

こびと株
人間関係は、なにもかもオープンであれば良いというほど単純な話ではありません

はじめからウソつく必要のない状況(=全てを説明する必要のない状況)を作っておく方が得策でしょう。

 

家計管理の失敗④収入の比較

家計管理を考える上で

こびと株
収入は、いくらか?

というのは、非常に大きな問題です。

貯蓄額は基本的に「収入ー支出」ですから、

  • もっと収入があれば、もっと資産が増える
  • もっと収入があれば、もっと支出しても大丈夫

と考えるのは当然ですね。

 

夫婦の家計管理での要注意ポイントは

こびと株
ついつい収入を比較してしまいがち

なこと。

  • ウチのだんなさんと、隣のだんなさんの比較
  • ウチの奥さんと、隣の奥さんの比較
  • 妻と夫の相互比較
  • その世代の平均年収との比較

いずれにせよ、高確率で夫婦円満の妨げになります。

 

比較を始めた途端、

  • 私の方が頑張ってるのに、旦那の方が収入が多いのは納得いかない…
  • オレの方が長く働いてるのに、妻の方が収入が多いなんて…
  • 私の方が稼いでるんだから、もっと家事やって欲しいわ…
  • この人が、隣のだんなさんくらい稼いでくれれば…
  • 友だちの奥さんは、ウチの妻の1.5倍くらいは稼いでるのに、家事も全部やってる…

などなど、不満・ストレス・ケンカのオンパレードに。

こびと株
比較は敵、と覚えておきましょう!

 

家計管理の失敗⑤1人で家計管理

  • 夫婦でお金の話がしにくい
  • 相手が真剣に考えてくれない
  • イチイチ喧嘩になるので相談したくない
  • 細かい話をする時間がとれない
  • 自分が全てやった方が気楽

なんて理由で

こびと株
いつの間にか、1人で家計管理をし始めてる!

というときは、要注意です。

 

お金の話は、生活の土台。日々を暮らしていくのに、避けては通れない話題です。

  • キャリアプラン
  • 子育ての方針
  • 老後の生活イメージ

など、今後の人生設計そのものと密接に結びついています。

 

これを話し合うことに、わずらわしさや気まずさを感じ始めると

  1. 夫婦のお金について1人で抱え込む
  2. 自分1人のお金について考え始める

そしてついには

こびと株
お金というか、人生設計自体、1人分で考えた方が気楽なのでは…?

という悲しい発想に至りがち。

 

役割分担として、夫婦の片方が家計管理をするケースももちろんあるでしょうが、少なくとも

こびと株
2人のお金の現状についてきちんと共有したり、相談したりする時間は必須

かなと。

2人にとっての重要事項なのに

  • 片方だけが負担を感じる
  • ”自分のことだけ”考え始める

というのは、なかなか危険な状況でしょう。

 

まとめ:夫婦円満でいきたいなら、家計管理の失敗5つはおすすめできない…!

繰り返しますが、お金の話は生活の基本

人生お金が全てなんかであるはずはないけど

  • お金ナシでは、生活できない
  • お金の使い方は、人生の過ごし方と深くかかわるポイントである

のは確かです。

こびと株
そして、大事なことを大事に扱い、丁寧に話し合っていけない夫婦が円満に暮らしていくのが難しいのは当たり前。

私自身、色々と反省しています(笑)

 

夫婦のことなんて、最終的には人それぞれ

イロイロな家庭があるとは思いますが、夫婦の家計管理については

  • 1円単位の紙の家計簿
  • 少なすぎるお小遣い
  • 共働きなのに収入はフルオープン
  • 収入の比較
  • 1人で家計管理

なんて失敗事項を参考にしつつ、円満な夫婦生活のきっかけにしてみて頂ければ幸いです。

こびと株
お互いの納得と満足が得られる家計管理体制を手に入れて下さいね!

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。