エックスネット 2021年3月期第3四半期決算(2021年1月29日公表)
株式会社エックスネットのこびと「Xネッコ」から、2020年4月1日~2020年12月31日の業務報告が届いております。
経営成績について
当第3四半期 前第3四半期
売 上 高 36.1億円 34.4億円
営業利益率 12.9% 13.7%
1株純利益 39.51円 39.83円
配当 14円(中間)+14円(期末予想)
Xネッコの3Q業績は、5%増収・2%弱減益ということで、まずまずの結果となりました。
見込みの甘さを露呈してしまった2Q決算とは一味違い
- ここ3か月の営業利益率は16.2%と目標以上
- 1Qに起きたプロジェクト遅延などもナシ
で、順調に頑張っています。
唯一気になるとすれば、前年同期に比べて人件費が増加していること。
- 給料及び手当:+8.6%
- 賞与引当金繰入額:+52.3%
- 退職給付費用:+694.6%
- 法定福利費:+17.0%
といった感じ。
財政状態について
当第3四半期末 前期末
総 資 産 78.4億円 78.7億円
1株純資産 827.0円 815.48円
自己資本比率 87.1% 85.7%
A(※)/総資産 65.7% 66.2%
※A=現金預金+有価証券+投資有価証券+関係会社預け金
財政状態は、相変わらず良好です。
パッと見には現預金が2.7億円ほど減少しているように見えますが、約2億円投資有価証券が増加していることをみると、特に心配はなさそうです。
※キャッシュにゆとりのある会社が、それほどリスクの高くない有価証券・投資有価証券を購入し、若干の運用益を狙うのはよくあることです(勘定科目だけでは”リスクの高くない”ものを購入しているかどうかは確認できないですけどね(笑))
今後の見通し
業績予想
進捗率は
- 売上 :76%
- 営業利益:77%
- 経常利益:78%
- 当期利益:77%
というところ。確かに順調な推移といえます。
とはいえ、そもそもの通期予想が前期比減益。
配当予想
期末配当予想にも変更はありません。中間とあわせて28円。
10年以上守り続けてきた定額配当を、今年も維持する模様です。
業績予想達成時の配当性向は55%程度。
期末配当に必要なキャッシュは約1.1億円に対し、Xネッコの保有現預金は10億円程度。
それではまたっ!
(参考:株式会社エックスネット 四半期決算短信等)
「簿記」という会計の基本ルールを学ぶことです。
遠回りに感じるかもしれませんが、基礎をきちんと固めることが、結局は一番の近道。
興味のある人は、ぜひチャレンジしてみて下さい!
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