こんな人のための記事です。
この記事では、
- 30代女性の転職を難しくする悩み4つ
- 30代で転職を考えている女性がとるべき対策3つ
について、解説していきます。
30代女性の転職には、悩みが多いものです。
ざっくり目を通して頂ければ幸いです。
目次
30代女性の転職を難しくする4つの悩み
悩み①スキル不足
30代というのは、採用側の企業から
と期待され始める年齢です。
これはつまり、
- ポテンシャル
- 伸びしろ
- 若さ
という言葉で現在のスキル不足もカバーできた、第二新卒・20代の頃とは状況が違うということ。
若手として「未経験者歓迎」の求人を探すのは、だんだんと難しくなるお年頃なのです。
ところが、残念なことに女性の場合、振り返れば
- 勤め先企業特有の事務作業を中心に、働いてきた
- 勤め先企業内の複雑な人間関係に対処することで、なんとかやってきた
といったケースが少なくありません。
いわゆる一般職の女性が担当してきた仕事は、特にこういった傾向が強いです。
さらに、総合職であっても「女性だから」という理由でこういう傾向の強い仕事を割り当てられていることがあります。
要するに、
- 30代で転職するには、どの企業でも通用する「ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)」が必要
- でも、女性には、ポータブルスキルが身につくタイプの仕事の経験が少ない人も多い
というわけ。
悩み②婚活との順番
30代女性にとって、人生設計の重要事項はキャリアプランだけではありません。
特に子どもが欲しい未婚女性にとっては、出産年齢を意識し
と考え始めるのが、30代という年齢でしょう。
こうなったとき、転職活動と婚活の優先順位・前後関係は、かなり微妙な問題になります。
- 2つの活動を同時にこなせるか?
- 結婚相手によって、勤め先に求める条件(例:勤務地)が変わってしまう可能性はないか?
- 両方同じタイミングでうまくいったとして、2つの環境変化を同時に起こして大丈夫か?
悩み③妊活とのバランス
婚活を意識する未婚の30代女性だけではなく、既婚の30代女性にも、転職活動に集中できない理由があります。
いわゆる妊活をスタートした場合、女性の精神的・身体的・時間的負担は小さくありません。
- 妊活と転職活動の両立なんて可能?
- 妊活中は急な休暇も増えがちなので、慣れた職場でないとキツイのでは?
- 内定直後・転職直後のタイミングで妊娠ってなったら、ちょっと気まずいかも?
- でも今転職しないと、産休→育休→育児短時間勤務…転職なんてするヒマある?
- でも転職してしばらくしてから妊活なんて考えてたら、出産時のリスクは高まるし…
などと、悩みは尽きないわけです。
悩み④子育て中の転職の困難さ
さらに、子育て中の30代女性も、また転職活動には悩みを抱えることになります。
例えば
- 今の仕事&子育てだけでも大変なのに、並行しての転職活動は至難の業
- 子育て中の女性を積極的に採用したがらない企業もある(内定を取るのにハードルが高まる)
- 子育てと転職先での仕事、2つのチャレンジ同時並行のストレスは大きい
- 転職先企業の福利厚生が非常に気になる(ベンチャーや中小を選びにくく、選択肢がせまくなる)
といった感じでしょうか。
さらには、
- 家事の負担
- 休息や睡眠への配慮
などなど、「転職活動どころじゃないかも」と思わされる課題は山のようにあります。
30代で転職を考えている女性がとるべき対策3選
対策①期限を切って計画を立てる
まずは、計画を立てることです。
- やりたいこと・やるべきことを書き出して
- 取り組む順番を決め
- それぞれの締め切り・期限を決める
というステップですね。
でも、それこそが重要。むしろ、「それを明確にするために計画を立てるのだ」とさえ言えます。
- 転職活動
- スキルアップ
- 仕事の実績づくり
- 婚活
- 婚約・結婚式・引っ越し等
- 妊活
- 出産
- 育児
どれをとっても、かけたい時間・やりたいタイミング・理想とするカタチは人それぞれ。
正解のない事柄ですから、ぼんやりと「あれもこれもしたいけど…でもだって…」と考えているだけでは前にすすみません。
- 自分の求めるキャリアに必要なスキル・経験ってなんだ?
- 婚活や妊活の、諦め時・切り替え時も事前に考えおいたほうがいいかも?
- 実は夫と認識がズレてるかも?もう少し話し合いが必要?
など、計画を作りながら少しずつ自分の優先順位を煮詰めていきましょう。
対策②エージェント利用で負担を減らす
転職エージェントを積極的に活用することです。
理由は簡単。優秀な転職エージェントは、求職者の負担を減らしてくれる存在だから。
- 会社選びをサポート
- 応募書類作成をサポート
- 面接対策をサポート
- 面倒な日程調整を代行
- 気を遣う条件交渉を代行
といった役割を担って、求職者の時間短縮・内定効率のアップ・転職自体の失敗回避などに役立ってくれます。
具体的なおすすめは、ズバリJACリクルートメント!
- 30代以上の転職案件が得意
- エージェントが親切で優秀
- 業界3位・一部上場企業の安心感
- 日経・外資ともハイクラスの優良案件が多い
- 不況に強く、コロナ禍の今もバッチリ紹介が受けられる(業界・職種にもよります)
というのがその理由。
私自身、実際に使って大満足している転職エージェントさんです。自信をもっておすすめできます。詳細は以下の記事をご確認下さい
対策③今の会社に残る期間はスキルアップに充てる
「転職したい。」そういう思いがありつつ会社に留まる期間というのは、ともすると
- 毎朝「イヤだなぁ」と思いながら出勤して
- 上司の指示を「何言ってんだか」と思いながら聞いて
- 会議を「ムダだな…」と思いながらやり過ごして
- ぼんやりと目の前の仕事をこなしていく
みたいな日々になってしまいがちです。
- 資格をとる
- スクールに通う
- 業界内の人脈を築く
転職のタイミングまでに、やっておくべきことはイロイロとあるはずです。
ポイントは、必ずしもプライベートの時間を使う必要はないということです。
- ポータブルスキルが身につく仕事を選びとる
- 会社の時間とお金を使って、セミナーに参加する
- 「実務経験」という名のスキルを得る
こういうことは、労働時間を使ってできる、最高の自己投資です。
まとめ:転職計画はお早めに
30代女性の転職には、悩みがつきものです。
- スキル不足に気が付いたり
- 婚活との順番に悩んだり
- 妊活とのバランスがとりにくかったり
- 子育て中の転職の困難さにぶち当たったり…
おすすめの対策は
- まず、計画を立てること
- そして転職するときは、エージェント利用で負担を減らし
- 会社に残るときは、スキルアップに励む
そんな取り組みです。
それではまたっ!
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