こんな人のための記事です。
私自身も
と考え、一生懸命たくさんの情報に触れようと
- アプリを導入したり
- 雑誌を購読したり
- noteを購入したり
してみました。
でもなんとなく、つまずきを感じちゃったんですよね。なんていうか、ポイントを外しちゃってる感じ。
周囲の
と言っている人を見ていても、「む?」と思うことが少なくありません。
この記事では、
- 情報収集力をUPする5つのポイント
- 本当に効率的な情報収集の5ステップ
をまとめていきます。
情報収集力をUPするポイントは、この5つ。
- 選択肢を増やし過ぎない
- 情報収集の目的を見失わない
- ジャンク情報を取りすぎない
- ノウハウコレクターにならない
- 情報の真価を見抜く
本当に「効率的な情報収集」をしたい人には
- 基本的な情報収集
- 書き出して考える
- 直感で選ぶ
- 小さく行動する
- 再び情報収集する
というステップが、おすすめ。
目次
情報収集力をUPする5つのポイント
ポイント①選択肢を増やし過ぎない
何かを始めるようとするとき
と考える人は少なくないでしょう。
- 資産運用を始める
- 副業を始める
- 転職活動を始める
こういうとき、適切な情報を求めるのは当然ですし、重要でもあります。
ただ、気になるのは、
というケースが多いのではないか?という点です。
社会心理学者のシーナ・アイエンガーの実験によれば
- 6種類のジャムを並べた売り場
- 24種類のジャムを並べた売り場
来場者の購入率が高かったのは、圧倒的に①6種類のジャムを並べた売り場だったのだとか。その差は、なんと10倍。
つまり、人は選択肢が多すぎると選ばなくなるということです。
さらに悲しいのは、心理学者バリー・シュワルツの説く「選択のパラドックス」のひとつ。
多すぎる選択肢は、選択した内容への満足度を下げるというのです。
「実は、選ばなかったあの選択肢の方がよかったのでは?」という気持ちに憑りつかれるからです。
ポイント②目的を見失わない
「効率的な情報収集がしたいっ!」…こう思う人の多くが
という気持ちに駆り立てられているように思います。
でも、そもそもその情報収集は、何のために行っているのでしょうか?
というなら良いのですが、
- だって、世の中のこと知らないと恥ずかしいし
- ビジネスシーンで会話についていけないかもしれないし
- なんとなく…
- いや、だって、情報収集って大事だよね
という感じになっていたりしないでしょうか?
現代は、情報過多の時代と言われています。
少し古いデータですが、総務省の「我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の軽量に関する調査研究結果」によれば、情報流通量はスゴイ勢いで増加しています。
こんな状況の中で、「なんとなく」情報収集を続けていたら、
ポイント③ジャンク情報を取りすぎない
こんな名言があります。
体は食べたものでつくられる。心は聞いた言葉でつくられる。
北原照久
人間は、インプットしたもので出来ているのです。
日々、「情報収集」と称して
- 他人のグチ
- 芸能人の不倫
- YouTuberの炎上
こんなジャンクなものばかりインプットしていたら、私たちはどんな風に出来上がっていくでしょうか?
ちなみに、最初にあげた名言は、このように続きます。
ポイント④ノウハウコレクターにならない
情報を溜め込むばかりで結局行動しない人を、ノウハウコレクターと呼ぶことがあります。
もしあなたの心の片隅に「関係する全ての情報をそろえてから取り掛かりたい」という気持ちがあるなら、
※ちなみに私自身、ノウハウコレクター予備軍です。理性で抑え込まない限り、全部の情報を机に並べてから行動したいという欲求が猛威をふるいますw
自転車の乗り方の本を100冊読んでも、自転車に乗れるようにはなりません。
泳ぎ方を説明するブログ記事と動画を1000コみても、泳げるようにはならないでしょう。
ポイント⑤情報の真価を見抜く
情報には質があります。
- 正しいモノ・間違ったモノ
- 深いモノ・浅いモノ
- 役に立つモノ・使えないモノ
情報があふれる現代において、これらの目利きができないと、
です。
ところが、ひたすらに情報収集を続けても、情報の質を見抜けるようにはなりません。
例えば、サラリーマンの副業について、こんなアドバイスを受けたとします。
このとき
- 副業にチャレンジして「時間がない」を味わったことがある人
- 睡眠時間を削って何かに取り組んだことがある人
は、この意見に賛成するにせよ反対するにせよ、なにかしら思うところがあるはずです。
- そうだよねー、睡眠時間だけは確保しよう…
- そうは言ってもここ一番というタイミングでは徹夜してでも頑張るべきだよ
といった感じ。
要するに、自分なりに「これは大事な情報だな」「これは役に立たない情報だな」という判断ができるわけです。
ところがどちらの経験もない人は
という感想しか持てないでしょう。
本当に「効率的な情報収集」の5ステップ
ここからは、新しいことを始めるときの、本当に「効率的な情報収集」を5つのステップに分けて解説していきます。
※当初目標であった「資産運用+副業で月20万円以上」をバッチリ達成しています。
大切なのは
- いきなり大量の情報を浴びることでも
- 正解を探し求めることでも
ありません!
ステップ①基本的な情報収集
新しいことを始めるのですから、さすがに情報ゼロでスタートは切れません。
そういう人は、時間を決めて情報収集にあたるのが良いでしょう。
始めることの内容にもよりますが、何時間以内・何日以内など、投下時間や期限を具体的に決めておくことをおすすめします。
ステップ②書き出して考える
影響が大きかったり、判断が難しかったりするときは、
- 選択肢がいくつあるのか
- それぞれのメリット・デメリットは何か
などを、紙に書き出して考えてみます。
5分・30分・1時間など短く時間を切って、情報収集を追加します。
ステップ③直感で選ぶ
- やるのか・やらないのか
- やるとしたらどれをやるのか
直感で選択します。
直感は、今までの人生で積み上げてきた知識と経験の果実です。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズも、将棋棋士の羽生善治も、直感の重要性を語っています。
ある程度の情報をそろえて考えた上での直感なら、それが今のあなたにふさわしい結論ということ。
ステップ④小さく行動する
「やらない理由探し」は止めにして、なるべく早く行動に移しましょう。
そこで重要なのが、小さく始めること。
グーグルも「Think Big, Start Small(大きく考え、小さく始める)」という考え方でイノベーションを推進しています。
私たちが何かを始めるときも、失敗しても問題にならない、小さいサイズでスタートしましょう。
ステップ⑤再び情報収集
ここでの情報収集は、ステップ①での情報収集とは、効率も吸収率が段違いです。
自分自身が行動しているので、
- どんな情報が必要か?
- どの情報に価値がありそうか?
が、すぐに分かるからです。
その通りです。大切なのは、試行錯誤。
まとめ:知識と行動は両輪!
情報収集力をUPするポイントは、この5つ。
- 選択肢を増やし過ぎない
- 情報収集の目的を見失わない
- ジャンク情報を取りすぎない
- ノウハウコレクターにならない
- 情報の真価を見抜く
本当に「効率的な情報収集」をしたい人には
- 基本的な情報収集
- 書き出して考える
- 直感で選ぶ
- 小さく行動する
- 再び情報収集する
というステップが、おすすめ。
長々と解説しましたが、一番言いたいことは
ということ。
知識は、もちろん大切です。だから情報収集も、もちろん大切。
でも、行動と両輪で走らせない限り
- 結局選べない
- なんとなく&延々と時間がかけるだけで何にもつながらない
- 自分を腐らせるジャンクな情報に入り浸ってしまう
- 使う機会は永遠にこない(≒ムダ)
- 良い情報を見分けられない
という罠にハマってしまいます。
本当に効率の良い情報収集のために。
それではまたっ!
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