こんな人のための記事です。
私こびと株は、数字には割と強い方。
- 子どもの頃から、算数は得意だし
- 簿記も得意で、日商簿記検定1級ホルダーだし
- 経理歴10年超の、経理のプロだし
- お金の話には、ちょっと詳しい
そんな私が「数字に弱い」と悩むあなたに向けて
という話をしたいと思います。
私の周りにも、「数字なんて見るのもイヤ」というタイプはたくさんいます。
でもそれって、ものすごくもったいないコトだと思うんです。
- 数字に弱いことのデメリット
- あなたが数字に弱い理由
- 「数字に弱い」の対策
を、サクッと解説していきますので、ぜひご覧下さいませ。
目次
「数字に弱い」のデメリット3つ
今の世の中、数字に弱いのは、かなり損。
これが私の考えです。
デメリット①お金の計算ができない
数字に弱いということは、
- 数字で示されている内容を理解したり
- 話を数字で整理したり
- 数字で人に説明したり
することが苦手だということです。
世の中に、数字で示されるモノは、たくさんあります。中でも最も身近な例の1つが「お金」でしょう。
- ビジネスでも
- プライベートでも
お金は重要なポイントです。
にもかかわらず、数字に弱い人は、お金について把握したり計算したりすることが苦手です。
デメリット②コンプレックスになりやすい
お金の話を離れて、ビジネスを行うことはできません。
ですからビジネスの場では、
- お金の管理ができる
- お金の状況が把握できる
ということは、かなり重要なポイントです。
ですから、お金の話(そこにつながる数字の話)ができないと、
みたいなことにもなりかねません。
デメリット③騙されやすくなる
数字に弱い人の中には
というタイプも少なくありません。
- 自分の方が正しい主張をしているのに、数字を散りばめた説明に押し切られてしまったり
- 実はイマイチな商品を、数字をこねくり回したセールストークで買わされてしまったり
- 本当は自分がやった仕事なのに、数字に強い人に成果を持っていかれてしまったり
といった悲しい事態も有り得ます。
あなたが数字に弱い3つの理由
個人的には、
かなと思っています。
数字に強い人だって、実際には、大したことができるわけじゃありません。
- 数字を見て概観がつかめる
- ストーリーを数字を使って話せる
- 数的感覚がある(おかしな数字に違和感を持てる)
といったコトに、微分積分といった高度な数学は必要ありません。
ざっくりバッサリ乱暴に言えば
と思っています。
理由①練習不足
「数字に弱い人」でよくあるのは、
かなと。
小さいときに
- 算数ドリルをどれだけやったか
- お釣りの金額やお年玉の合計額を暗算していたか
みたいなレベルの話ですね。
大事なのは、計算結果を導くことではなく、数的感覚を身に着けること。
数字を扱った経験が少ないと、数的感覚が鈍くなりがちです。
- おおよその数値の予測ができず
- おかしな結果になっても違和感をもてず
と言われてしまう結果になるわけです。
理由②本を読まない
また、「数字に弱い人」が読書嫌いというのも、よくあるパターンです。
関係は、あります。
また、数字を見て大体の状況を掴んだり、物事を数字で説明したりすることは、言ってみれば
です。
本をよく読む人の頭の中には、ストーリーのパターンがたくさんストックされていきます。
さらに、本を読むと、見聞が広くなります。ストーリーのパターンを知る以外にも、知識の幅が広がるわけです。
すると、”おかしな数字”に敏感になります。
ビジネスや日常生活で使う数字は、大抵「単位」が付いていますよね。km、kg、円…こういった「単位」をヒントに、”おかしな数字”に気が付けるようになるのです。
例えば
- 昨日は400kmも歩いちゃったよ
- 新しいスマホの重さは10kgかな
- 今日のランチは3円だったよ
と聞いたら、多くの人が
と思いますよね。
自分の知っている一般的な数字とのズレを感じるからです。
- 歩ける距離は、ふつう数kmだよね
- スマホの重さは、ふつう100~300gくらいでしょ
- ランチ代は、ふつう数百円~数千円かな
といった”知識”を持っているからこそ、違和感に気づけるわけです。
理由③苦手意識
最後、1番よくあるのが
という思い込みです。
- 本当は、数字も十分扱える
- 実際は、数字なんて大した問題じゃない
のに、「自分は数字に弱い」と固く信じて、数字を見るだけで脱走しようとする人いますよね。
「数字に弱い」の対策2選
対策は、大きくわけて2つです。
- これから頑張る
- 誰かに任せる
1つずつ、解説していきます。
対策①今から始める
1つめは、「これから数字に強くなろう(少なくとも、弱くなくなろう)」というプランです。
- 子どもと一緒に公文式をやってみる
- 買い物のときに合計額を暗算する習慣をつける
- とりあえず本を読んでみる
みたいなことをコツコツ積み重ねれば、少しずつ、けれども確実に、数字に強くなっていくはずです。
もちろん、慣れるまでには時間が必要です。
今日始めて、明日数字に強くなるのは難しいでしょう。
それでも、一歩ずつ積み重ねていくことで、苦手意識が解消できれば
かもしれません。
対策②数字に強い相棒を見つける
もう1つの方法
と、決断してしまうことです。
- 数字に強い相棒を見つける
- 数字を使わないスキルを研ぎ澄ます
- 数字に強い人を尊重する
といったことができれば、得意を活かして働くことができます。
私は、基本的には
- 得意なこと・好きなことを頑張る
- 苦手なこと・嫌いなことは任せる
のが良いよね!派です。
ただ、残念なのは
という点です。
- 数字に弱い自分を尊重してくれて
- 信頼できて
- 数字に強い
そんな相棒を見つけださないと
みたいな思いをするハメになります。
まとめ:数字に弱いなんて、もったいない!
「数字に弱い」という人には
- お金の計算ができない
- コンプレックスになりやすい
- 騙されやすい
といったデメリットがあります。
「数字に弱い」の原因は
- 単純な練習不足
- 本を読まない
- 苦手意識が強い
といったこと。
それではまたっ!
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