こんな人のための記事です。
この記事では、家計簿に挫折しまくっていた面倒くさがりの私でも続けられた、家計簿のつけ方をご紹介します。
- 家計簿をつけるときの考え方
- 絶対やるべき家計簿のつけ方ポイント2つ
- おすすめの家計簿のつけ方+αポイント3つ
をサクッと解説していくので、ぜひ参考にしていただければと思います。
目次
自由への家計簿とは?
この記事では、私のお気に入りの家計簿「自由への家計簿」のつけ方について解説していきます。
※経済的自由とは、働かなくても暮らしていける状態。要するに、「支出<資産収入」の状態を意味します。
経済的自由のための家計管理
経済的自由を目指す人のための家計簿です。
目的は、①支出額と②その内訳を把握すること。
②内訳は、
- 月予算の基礎生活費
- 年間予算の基礎生活費
- 月予算のゆとり費
- 年間予算のゆとり費
の4つに分けて把握していきます。
こんな感じですね。
4つの箱それぞれの金額を知ることができれば、
- 基礎生活費の倹約が進んでるな♪
- ゆとり費を使いすぎたかな?
- あと少しで基礎生活費を資産収入でまかなえるようになる!
なんてことを、把握・検討できるようになり、経済的自由への道筋が見えてくるというわけなのです。
自由への家計簿の詳しい考え方や、経済的自由の6つのレベルについては、以下の記事で解説しています。
「自由への家計簿」の必要性
分かります。
とてもよく分かります。
なぜって、私自身、家計簿には何度も挫折(ざせつ)しているからです。(笑)
それでも、家計の管理は大切です。
自分が何にいくら使っているのか分からないようでは、マネーリテラシーはかなり低めと言わざるを得ません。そんなことでは、経済的自由への道は遠ざかってしまいます。
というわけで。
- 家計簿はつける
- でも、面倒なことはしない
この両立が重要になってきます。
自由への家計簿のつけ方 基本のポイント3つ
家計簿のつけ方ポイント①マネーフォーワードをダウンロードする
1つめは、スマホにマネーフォワード MEをダウンロードすることです。
- 有名な家計簿アプリ
- 東証プライム上場企業が提供
- 利用者数は1370万人
という、なかなかのアプリです。
紙の家計簿や、レシートの集計からは、卒業しましょう。
- めんどくさい
- 時間がかかる
- ミスもある
そんな家計簿のつけ方、続けられるわけがありません。ここは、文明の利器に頼るべきです。
家計簿のつけ方ポイント②クレカ・銀行口座を連携する
2つめは、マネーフォワード MEに
- クレジットカード
- 口座振替を利用している銀行口座
を連携することです。
そういう人は、以下の3つを、順に考えてみるのが◎です。
- 銀行口座やクレカは整理されているか?
- 家計簿で把握したいことは何か?
- 有料のプレミアム会員になる価値はありそうか?
まず、①銀行口座やクレカは整理されているか?という点です。
そもそも、利用している銀行口座・クレカが4を超えている現状は、適切な状態でしょうか?
それぞれの口座・クレカの使い道を整理し、必要性を再検討してみるべきでしょう。
口座やクレカが乱立していると、頭が混乱する原因になります。マネーリテラシーの高い人のお金の管理は、シンプルなものです。
次に、②家計簿で把握したいことは何か?について考えてみましょう。
自由への家計簿をつけることで把握したいのは、「家計の支出額と、その内訳」だけです。
ですから、これに関係ない口座・クレカは無視して大丈夫。
- 給与入金用の銀行口座
- 資産運用のための証券口座
- 事業用のクレジットカード
こういったものは、連携不要というわけです。
これでもまだ連携すべき口座・クレカが4を超えているようなら、③有料のプレミアム会員について検討するのもアリだと思います。
家計簿のつけ方ポイント③カテゴリをカスタマイズする
自由への家計簿の4つの箱に合わせて、カテゴリをカスタマイズしていきます。
この4つを中項目として扱いましょう。
私は
- 月予算の基礎生活費:緑(日用品)
- 年間予算の基礎生活費:オレンジ(衣服・美容)
- 月予算のゆとり費:青(交際費)
- 年間予算のゆとり費:ピンク(趣味・娯楽)
※中項目の名称が変更できないようなので、項目名はそのままです(笑)
に色分けしています。
すると、1ヶ月分の家計簿は、こんな感じになります。
※年間予算のゆとり費は、この月には支出がなかったので、表示されていません。
金額の大小やバランスが、直感的に把握できます。
さらに、この4つの箱の中の小項目は、「カテゴリ」と呼ばれており、好きな名前で追加・編集可能です。
- データの取りやすさ
- 倹約の検討しやすさ
を考慮しつつ、支出場所別・目的別などでカテゴリを作っておくとよいでしょう。
例えば私の、①月予算の基礎生活費:緑(日用品)に含まれるカテゴリは
- 家賃
- 食品・日用品
- 水道光熱費
- 雑費
の4つです。
※食品・日用品を同じカテゴリにしているのは、食品代と日用品代の分離するのが面倒くさすぎるから。どちらも同じスーパーで購入することが多いので、明細を見ないと金額を分けられないのです。こんな手抜きも、継続のためには重要ですよ!
自由への家計簿のつけ方 +αのポイント2つ
ここからは、
- 家計簿をつけ続ける
- 家計改善につなげる
ための+αのポイントを2つ解説します。
家計簿のつけ方ポイント+α①できる限り現金を使わない
支払いはなるべく
- クレジットカード
- 電子マネー
などで行いましょう。
そうすれば、支出をアプリが自動集計してくれるからです。
現金での支払いは、レシートの撮影or手入力で対応せざるをえず、手間がかかります。
忘れずに家計簿に反映するコツは「払ったらすぐ入力する」ことですが、それにしても
といったコトの原因になります。
家計簿のつけ方ポイント+α②人生について考える
お金の使い方は、生き方そのものでもあります。
せっかく家計簿をつけたなら、集計結果をながめながら
- 自分はどんな暮らしを求めているのか?
- それにはどれくらいお金が必要なのか?
- 自分のお金の使い方は、満足度の高いモノになっているか?
- 同じ満足度を、より少ない支出で達成することはできないか?
など、人生について考えてみるのがおすすめです。
「家計簿を見返して考える」というと、ついつい
という話になりがちです。
もちろん節約・倹約の視点も重要ですが、そんな狭い範囲にとどめておく必要もありません。
スキマ時間にアプリを見ながら、ちょっとだけ自分の生活・人生・幸福なんかについて考える機会を作ってみましょう。
自由への家計簿のつけ方 まとめ:必要なことはやる。できないことは頑張らない。
私の思う、家計簿をつけるコツは
- 必要なコトはやる
- できないコトは頑張らない
と決めることです。
細かいコトにこだわってカンペキを目指すと、結局何もできなくなるからです。
大事なのは「知りたいコトが分かる」家計簿にしておくことだけ。
- マネーフォワード MEをDLする(ITの力を借りる)
- クレカ・銀行口座を連携する(手間を減らす)
- カテゴリをカスタマイズする(知りたい数字がすぐ分かるようにする)
- できる限り現金を使わない(手間を減らす)
- 人生について考える(目的に立ち返る)
の5つを押さえれば、イイ感じに家計管理が前進するはず。
それではまたっ!
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