こんな人のための記事です。
リスクの取り方というのは、
- 金融商品への投資はもちろんのこと
- キャリア(転職とか、独立とか…)
- 自己投資(難関資格へのチャレンジ、スクールの活用、時間の使い方…)
- 人間関係
人生のあらゆる面で超・重要ポイントになります。
というわけでこの記事では、リスクの取り方が上手になるためのヒントを5つ、厳選してまとめていきます。
目次
リスクの取り方が上手になるためのヒント5選
ヒント①リスクのないところにリターンはない
まずは大原則から。
これは投資の世界でよく言われるセリフですが、私は
と考えています。
- お金が減ってしまうリスクを受け入れるから、お金を増やすこともできる
- 時間のムダになるリスクを受け入れるから、自己投資で資格が手に入る
- 傷つくリスクを受け入れて内面をさらすから、深い人間関係を結べる
という具合です。
もしも
- フラれるのがイヤだから、告白しない。でも恋人がいないのは寂しい
- 内定とれないのが怖いから、転職活動しない。でも今の会社のグチは止まらない
- 損したらイヤだから、資産運用なんてしない。でもインフレとかも怖い
みたいなコトになりそうなときは、自分に「リスクとらないでリターンだけ得るなんてムリだよ!」と言い聞かせてみましょう。
ヒント②でも、リターンのないところにもリスクはある
とはいえ、要注意なのが
ということ。
- リスク:なし&リターン:なし →ある
- リスク:あり&リターン:あり →普通はコレ
- リスク:なし&リターン:あり →残念だけどない
- リスク:あり&リターン:なし →ある
という世知辛い現実です。
※金融の世界の言い方でいえば、「リスク」というのはリターンの振れ幅のことなので、「リターンはないのにリスクはある」というよりは、「プラスのリターンがないのにリスクは大きい」とか「リスクばかり大きくてリターンは極小」とかいう方が正しい言い方かもしれません。
何が言いたいのかといえば、リスクを取る時は
- 取るリスクの大きさ
- 得られるリターンの大きさ
このバランスには、よく気を付けた方がいいということ。
- 詐欺商品やボッタクリ商品への投資
- 誠実でない人とのお付き合い(恋人・友人…)
- いわゆる情報商材への自己投資
などは、どう考えてもリスクとリターンがつり合いません。
ヒント③心地の良いリスクは人によって違う
リスクの取り方というのは、考え始めると悩んでしまいがちなもの。
- このリスクは取っていいリスクなのか?
- もっとリスクを小さくする方法はないのか?
- …というか、リスク怖い。
など、グルグルと迷っているところへ
みたいな意見を目にすると、ふらふらとそちらに流されそうになります。
けれども、残念ながら、心地良いリスクのレベルは人によって違うもの。
- 性格
- 家族構成
- 年収・資産状況
- スキル
- 資格
- 学歴・職歴
こういうものを全て考慮しないと、適切なリスクの取り方は選べないわけです。
要するに
ということ。
人真似の意思決定ばかりしていると、必ず痛い目にあいます。
ヒント④今とれるリスクを、将来もとれるとは限らない
適切で心地よいリスクの取り方は、
- 人によって違うだけではなく
- 時期によっても違う
という特徴があります。
これは、「先延ばし」が
- ×決断しないこと
- 〇「今は」やらないという決断
だということを意味しています。
「現状での決断」は、今しかできないわけです。タイミングが変われば、状況が変わってしまうからです。
意識するとしないに関わらず、人は日々リスクの取り方について決断を繰り返しているのです。
ヒント⑤自分に合ったリスクの取り方は、思考と経験の賜物
- リスクのないところにリターンはない
- でも、リターンのないところにもリスクはある
- 心地の良いリスクは人によって違う
- 今とれるリスクを、将来もとれるとは限らない
なんて言われて
と思った人、いると思います。
それに対する一つの答えが
ということかなと。
結局、自分に合ったリスクの取り方なんて、
- 誰も正解は知りませんし
- どこにも正解は落ちていません
要するに、自分で見つけるしかないということ。
そのためには、ひたすら思考量と行動量が求められます。
端的に言って
です。
- 自分のアタマで考え抜く
- そして、失敗が致命傷にならない程度に、小さく試してみる
- その結果を受けて、少しずつ調整していく
この3ステップを繰り返すことでしか、自分に合ったリスクの取り方なんて、見つけられないのでしょう。
リスクの取り方まとめ:リスクの取り方は生き方そのもの
結局のところ、「どんなリスクの取り方をするのか?」というのは
と、ほとんど同じことかなと思います。
だからこそ人真似はできないし、自分なりの思考と経験を積み上げていくしかない。
自分にとって最も心地良く効率の良いリスクの取り方を求めて、
- リスクのないところにリターンはない
- でも、リターンのないところにもリスクはある
- 心地の良いリスクは人によって違う
- 今とれるリスクを、将来もとれるとは限らない
- 自分に合ったリスクの取り方は、思考と経験の賜物
といった点を頭に置きつつ、一歩ずつ進んでいきたいなと思います。
それではまたっ!
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