サラリーマンはオワコンか?フリーランスがオワコンか?【今自分にできることを!】

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サラリーマン
ネットとか見てるとさ、時々「サラリーマンなんてオワコンだよ」なんて意見を見るよね。…やっぱりオワコンなのかな?
フリーランス
コロナ禍とかで不況が来ると、フリーランスはすぐ苦しくなるよね。「オワコンだな」なんて言われたりもして、気持ちが沈むなぁ…

 

終身雇用崩壊、年功序列崩壊、リストラ、パワハラ、ブラック企業…

時々目にする「サラリーマン、オワコン説」、少しは説得力があるように感じて、モヤモヤしているサラリーマンや就活生は少なくないのではないでしょうか。

一方、コロナ禍で不況が進行するなか、「フリーランスこそ、オワコン説」というのも耳にはさむことがあります。

真っ先に切られる外注先、各種ハラスメント、買い叩き、タダ働き…

といった感じですね。

サラリーマン
結局、オワコンなのはサラリーマンなの?フリーランスなの?

というわけで、この記事では

  • サラリーマンがオワコンな理由
  • フリーランスがオワコンな理由

をそれぞれ3つずつチェックしていきたいと思います。

こびと株
できればオワコンにならない、より良い働き方を選んでいきたいですからね♪

 

サラリーマンがオワコンな3つの理由

サラリーマン・オワコン論者
サラリーマンなんて、生殺与奪の権を会社に与える、超ハイリスクな働き方でしょw

 

理由①「安定」が揺らいでいる

従来、サラリーマンという働き方の大きな特徴の1つは、何と言っても「安定」でした。

ひとたび入社してしまえば、終身雇用&年功序列が保証され

  • スキル不足の新入社員でも
  • モチベーションを失った中堅社員でも
  • パフォーマンスの上がらなくなったベテラン社員でも

一定の給料を、ほぼ確実に受け取ることができる…

そんな安心感があったわけです。

サラリーマン
うん、やっぱりなんだかんだ安定しているとは思うんだ

 

ところが昨今、この「安定」が揺らいでいます。

  • 増加するリストラ
  • 会社自体の倒産
  • 年功序列に逆らう「ジョブ型雇用」等の導入
  • 産業界トップによる「終身雇用は維持できない」発言
  • 同一労働・同一賃金による正社員身分の崩壊

といった、ちゃぶ台返し並みの大転換に加え、

  • メンタル不調者・自殺者の増加が社会問題化
  • 上がらない給料・上がる社会保険料&税金→確実な手取り賃金の低下

など、働く人にとって無視できないリスクが高まっています。

サラリーマン・オワコン論者
もはやサラリーマンが安定してるなんて昔話だよね。

 

理由②頑張っても報われにくい仕組みである

繰り返しになりますが、サラリーマンの給料は、

  • スキル不足の新入社員でも
  • モチベーションを失った中堅社員でも
  • パフォーマンスの上がらなくなったベテラン社員でも

きちんと支払われます。

もちろん業績評価等によって差はつきますが、それほど大きな違いにはならない(年齢による差・勤め先による差の方がずっと大きい)のが一般的です。

こびと株
仕事ができなくても払われる給料。これは、サラリーマンの安心の源泉でもありますが、同時にかなり大きな問題点でもあります

 

  • スキルが高くても低くても
  • 頑張っても頑張らなくても
  • 成果が出ても出なくても

報酬に大きな差がつくことはありません。

それはつまり、「適当にごまかして、あんまり働かない」という行動こそが合理的ということ。

サラリーマン
そうなんだよね…だから、あんまりモチベーション上がらないっていうか…

 

  • 1日中スマホゲームに夢中でも
  • 雑談ばかりしていても
  • お昼寝→窓の外を見て瞑想→おやつタイム→お昼寝のループで過ごしても

まずクビにはならないし、給料も大して減らないわけです。

頑張ったところで、

  • 給料は上がらない(「働かないおじさん」たちの取り分を確保するため)
  • 個人に信用が蓄積することもない(あくまで会社の看板で仕事をしているので)

というのでは、イマイチ報われ感がなさすぎます。

サラリーマン・オワコン論者
報われないから、個人のスキルも伸ばしにくい。スキルつかないまま業績悪化でリストラとかされたら、マジでおしまいだよね

 

理由③選べないことが多すぎる

サラリーマンというのは、「選べない」ことの多い働き方です。

  • 仕事内容
  • 勤務地
  • 勤務時間
  • 勤務場所
  • 一緒に働く人

こういった働く上での超・重要ポイントを決定するのは、基本的に、自分自身ではなく「会社」です。

サラリーマン
もう少し自分で選べれば、自分に合ったやり方で成果を伸ばせる気がするんだけどね…

 

会社が組織として成り立つために定められているルールも多く、一人の下っ端サラリーマンが

  • この会議はムダでは?
  • この書類は不要では?
  • この手続きは非効率では?
  • このシステムは使いにくいのでは?

などと考えても、ルールを変えるのには手間暇がかかります。

サラリーマン・オワコン論者
これだけ個人が多様化している時代に、仕事内容も働き方も自分で選べないなんて致命的だよね。選択の自由が無いのって、幸福度メッチャ下げると思うな

 

フリーランスがオワコンな3つの理由

フリーランス・オワコン論者
フリーランスなんて、法規制の保護を受けられない労働者でしょwせっかく作られた労働者のためのルールから外れるなんて、考えられないよ

 

理由①保障が薄い

サラリーマンに比べてフリーランスは、受けられる保障が明らかに薄めです。

  • 病気やケガをしても、傷病手当金がもらえない
  • 出産時の、出産手当金ももらえない
  • 障害を負っても、障害年金が少ない(障害厚生年金はもらえない)
  • 雇用保険もない(失業給付も、教育訓練給付も、育児・介護休業給付もない)
  • 年金も少ない(厚生年金はもらえない)

といった感じ。

フリーランス
フリーランスは、小さくても経営者みたいなものだから仕方ないけど…不安は不安だよね…

 

さらに、

  • 解雇・低賃金労働・長時間労働などへの規制もない
  • コロナ禍で収入が減ったフリーランスは、サラリーマンの2倍以上
  • 契約トラブル多発

など、「守られない」身分であることに間違いはありません。

フリーランス・オワコン論者
保障なんかなくても余裕のスゴイ人はともかく、普通の人にはフリーランスなんてキツ過ぎだよね

 

理由②1人ブラック化しやすい

サラリーマンのリスクの1つに「ブラック企業をひいてしまう」というのがありますが、フリーランスの方にも「1人ブラック化してしまう」という危険が隠れています。

  • 強すぎる責任感
  • 仕事を失う恐怖感
  • 取引先による強要

といった背景から、

フリーランス
劣悪な労働環境に落ちていきそうなこと、あるわ…

 

フリーランスの場合は

  • どんな長時間労働も
  • どんな低時給も

すべて合法です。

会社員のような役割分担(営業は営業部が、製作は製造部が、契約書は法務部が、税務申告は経理部が…)はありませんから、本業以外の周辺業務も全て自分でコントロールする必要があります。

フリーランス・オワコン論者
サラリーマンより不自由なフリーランスなんて、いくらでもいると思うよw

 

理由③自律できないと歯止めがきかない

フリーランスという働き方は根本的に、何もかもが自己責任です。

  • 締め切りの迫った仕事を放置して、飲みに行っても
  • クライアントとの打ち合わせを放り出して、昼寝していても
  • イヤになった仕事を放棄して、音信不通になっても
  • レベルの高すぎる仕事に手を出して、結局完成させられなくても

基本的には誰も助けてくれませんし、叱ってもくれません。

ただただ、「仕事ができなければ報酬が支払われない」「良い仕事ができなければ次の仕事が無い」それだけです。

フリーランス
自己管理ができなくて、フリーランスという名のニート状態になってる人、確かにいるわ…
フリーランス・オワコン論者
教育・マネジメント・サポート…そこまで含めて自己責任なんて、フリーランスは茨(いばら)の道だと思うけどねぇ…

 

結論:どっちがオワコンか考えてる場合と違う

さて、サラリーマンがオワコンな理由、フリーランスがオワコンな理由、それぞれ見てきましたが…

結論としては

こびと株
当たり前だけど、サラリーマンとフリーランス、どっちにもメリットもデメリットもあるよ!

というところかなと。

実際のところ、それぞれに厳しさがあるので

  • どっちの方がオワコンかとか
  • どっちを選べば助かるかとか

そんなこと考えてたら、自分がオワコンになってしまうでしょう。

 

大事なのは

こびと株
今、自分にできることを、しっかりやること。

今サラリーマンの人にも、フリーランスの人にも、できることはたくさんあります。

  • スキルを磨きましょう
  • お金を貯めましょう
  • 選択肢を増やしましょう

そして、自分にとってより良い道を選んで、生き抜いていきましょう

こびと株
自分に合うのがサラリーマンなのかフリーランスなのか分からないなら、副業サラリーマンをやってみる手もありますね

あっちがオワコンとか、こっちがオワコンとか言っているより、両方の特徴を見極めて(なんなら良いとこどりして)、楽しく生き延びていきたいですよね。

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。