こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
こびと株メンバーは常々、週2~3労働で働きたいと思っています。
ゆるく…ゆるく働きたい…!
というわけで、着々と高配当株を積み上げ、副業にも励み、日々精進しております。
このやり方で、
と実感しています。そこで今日は高配当株投資でセミリタイアを目指すための条件をまとめてみました。
先に結論を出しておくと、こんな感じ。
- 平均以上の収入があること
- 生活支出が最適化されていること
- 会社員以外の方法で稼ぐスキルを持っていること
とてもシンプルですが、本質だと思います。
※投資にはリスクがあることを正しく認識し、ご自身の判断と責任により行って下さい。
目次
高配当株投資でセミリタイアを達成するための3つの前提条件
まず前提を確認しておきます。
高配当株投資オンリーで
- 短期間で
- 資産を数倍にする
こういうことはできません。
期待できる年利は、せいぜい数%の地味な投資だからです。
現在、「夢の配当金生活」をしている緒先輩方は、他の方法でたっぷり儲けてから高配当株投資に移行しています。
最初から高配当株を積み上げて配当金生活に至ろうとするやり方は、
- 再現性は高いが
- 規模・スピード感がでない
ということになります。
※私たちは確実性を重視しているので、最初から高配当株を積み立てています。ある程度、電卓を叩けば計算できる世界です。
ここで言うセミリタイアのイメージとしては「ダウンシフト」です。
減速して自由に生きる。
仕事はほどほどに、自由な時間をもってゆるく生きる、そういうイメージですね。
ではいよいよ、本題に入ります。
高配当株投資のみでセミリタイアを達成するための3つの条件、順番に見ていきましょう。
- 平均以上の収入があること
- 生活支出が最適化されていること
- 会社員以外の方法で稼ぐスキルを持っていること
条件1:平均以上の入金力があること
まず、それなりの収入源を持っていることが条件です。
国税庁の調査によると、男性の平均年収は540万円ほど。手取りで言うと、400万円強です。
- 独身で、月20万円×12ヵ月=240万円
- 予備費として、年間60万円
- ざっくり300万円を年間支出とする
こういう場合、年間の投資額は100万円ほどになります。
上記の人が、高配当株投資をした場合をシミュレーションします。
- 毎年100万円を、配当利回り4~6%程度の高配当株に投資
- 受け取った配当金は再投資
- 20年後に3,100万円になる
こんなところですね。これで、月額10万円の配当金が得られるようになります。
ちなみに、毎年150万円投資できる人は、
- 20年後に4,500万円超
- 年間配当金は180万円超
といった感じ。爆発的に増えましたね。
人によっては10~15年で「あがり」が見えます。
結局、資産形成にどれぐらいの期間がかかるかは、入金力次第ということになります。
※ここで重要なのは「そんなに給料もらえないし貯金もできないよ!」という人でも、今の時代は「副業で稼ぐ手段が無数にある」ということです。
副業で月8万円稼げるようになれば(決して不可能な金額ではありません)、それだけで年間投資額が100万円増えることになります。この話題はまた後で触れます。
ちなみに、年収800~1,000万円世帯の「プチリッチ」な人達の方が全然貯められていないというのは割と有名な話ですね。
収入さえ高ければ良いわけではありません。
条件2:生活支出が最適化されていること
2番目の条件は、生活支出が最適化されていること。
要するに、無駄遣いしないコンパクトな家計になっているということですね。
生活支出を最適化するメリットは3つあります。
- 資産形成のスピードが速くなる
- セミリタイアのハードルが下がる
- 価格ではなく、価値で判断できるようになる
1つめの『支出が少ない方が資産形成のスピードが速くなる』というのは言うまでもありませんね。
2つめの『生活支出が少ない方がセミリタイアのハードルが下がる』とは、こういうことです。
- 年間支出が250万円の人
- 年間支出が300万円の人
この2人では、セミリタイアのハードルが全然違います。
だって、生活費をカバーするために必要な配当額(ひいては投資元本の額)が違ってきますからね。
3つめ、『価格ではなく、価値で考えられるようになる』というのは、
- 価格の高いものだから良いモノ
- 価格の安いものだから悪いモノ
という判断をしなくなるということです。
生活支出の最適化というのは、
- 自分の生活に本当に必要な支出
- 自分を豊かにしてくれる支出
だけに集中するということですから、ただのケチとは全く違います。
むしろ、心を豊かにしていくことができます。
条件3:会社員以外の働き方で収入を得るスキルを持っていること
3つめの条件が、会社の外で稼げるということです。
組織の枠組みから外れて、自分という看板だけで稼げるという意味ですね。
これには、2つの面でメリットがあります。
- 資産形成のスピードが速くなる
- セミリタイア後のお気楽な収入源になる
サラリーマン生活最大のネックは「時間拘束」です。フルタイムで働く場合
- 週5日
- 1日8時間
同じ場所で働くハメになります。
通勤時間に片道45分かかるとすると、拘束時間は90分増加します。
平均的な残業時間(1日1時間程度)を加味すると、
という状況になるわけですね。
- 起きて
- 食べて
- 通勤して
- 働いて
- 帰ってきて
- 食べて
- 風呂入って
- 寝る
と自問自答するような日々を送っているサラリーマンも多いのではないでしょうか。
生活費のすべてを配当金で賄おうとすると、途方もない時間・お金・運が必要になります。その一方で、
- 年間100~120万円ぐらいの配当金を受け取りながら
- 年間100~120万円ぐらいをゆるゆると稼ぐ
ということであれば、そこまでハードルは高くなりません。
家族のいる方は、もう少し仕事を増やす必要があるかもしれませんが、もし配偶者にも働いてもらえるのなら、家計全体としてプラス100万円稼ぐことは容易でしょう。
最近は、在宅で稼げる副業の種類も非常に多いです。
在宅で稼ぐノウハウについて、よくまとまっている動画があるので、興味のある人はぜひご覧ください。
【重要】セミリタイアに到達する過程にもメリットがある
集中投資は、短期間で資産を数倍に増やせる可能性がある一方、ハズしてしまうと手元資金を大きく失うというリスクがあります。
一方で、高配当株をコツコツ積み立てるというやり方は、ゴールできなかったら手元に何も残らないというやり方ではありません。
資産・配当金はウソをつかない
まず、貯めた資産はウソをつきません。
仮に予定した時期にセミリタイアに到達できなかったとしても、500万円、1,000万円と貯めてきたお金が無駄になることはありません。
セミリタイアできなかったら取り上げられてしまう、というお金ではないからです。
コツコツと積み上げた配当金は、必ず家計を支えてくれます。これは、私のレベルの資産でも実感することです。
無駄遣いしない人の生活が破綻することはない
投資をする過程で「家計管理」のスキルが高まります。
バビロンの大富豪の教えにあるとおり、黄金ルールの1つは「収入の10%を貯蓄せよ」です。
※ベストセラー「バビロンの大富豪の教え」の漫画版です。内容はよくまとまっており、読みやすく非常にオススメ。
いつどんなときでも収入の10%を貯蓄できる人は、お金が減ることはありません。
生活支出を最適化して、収入の範囲内で暮らす能力を身につけた人の生活が破綻する可能性は、限りなく低いのです。
副業が新しい出会いに繋がるかもしれない
セミリタイア後の人生を「配当金+好きな仕事」でデザインするのなら、会社員時代から副業にチャレンジするのが◎だと思います。
そして副業というのは不思議なもので、やればやるほど新しい出会いを呼び寄せます。類は友を呼ぶというんでしょうかね。
幸福になるためには、この3つが必要だと言われています。
- 人的資本(稼ぐ力)
- 金融資本
- 社会資本(人との絆・繋がり)
副業は、①も②も③も、すべて高められる優れた選択肢です。
もし、副業に励む過程で手に入れたものは大きな財産になるでしょう。
※ちなみに、私たちの選んだ副業はブログ運営。時間も場所も選ばない、自由度の高いお気に入りの「好きな仕事」です。
まとめ:資産を積み上げる&フリーで稼ぐ能力を高める=ゆるい生活に近づける
まとめます。
高配当株投資のみでセミリタイアを目指すためには、次の3つの条件が必要です。
- それなりの収入があること
- 生活支出が最適化されていること
- 会社員以外の方法で稼ぐスキルを持っていること
それなりの収入があって、入金力のある人は、資産形成にかかる時間が短縮できます。
- 為替リスクを避けられる、日本個別株への高配当株投資
- 手間を減らせる、米国の優れた高配当ETFへの投資
(SBI証券がおすすめです。1株から購入できて買付手数料が無料です)
などで、確実性高くセミリタイアに近づいていけるということです。
無駄遣いをしないコンパクトな家計になっていれば、
- 資産形成のスピードが速まって
- セミリタイアのハードルが下がります
さらに、副業など会社員以外の方法で稼ぐスキルを持っていると
- もっと資産形成のスピードが速まって
- もっとセミリタイアのハードルが下がります
倹約しながら副業(在宅)で稼げるようになれば、グっと理想の生活は近づいてきます。
- 今の働き方、生活に疑問がある
- 漠然と、このままで良いのだろうかという不安を抱えている
こういった人は、検討する余地のあるプランかなと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
それではまたっ!
※関連記事です。
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