こんな人のための記事です。
お金というのは、人間が日常生活を便利に豊かにするために生み出した道具です。
ところが、単なる道具であるはずの、このお金。不思議なことに、
- お金に悩む人
- お金の不安が尽きない人
- お金のためなら何でもしちゃう人
などを続出させています。
というわけで、この記事では、お金という道具を上手に扱うための7つのポイントを解説していきます。
目次
お金は道具!振り回されずに上手に扱う7つのポイント
例えばの話、”包丁”は便利な道具ですよね。
でも、使い方を知らずに
- 握りしめて散歩してたら、怖すぎるし
- 振り回して遊んでたら、ケガのモト
です。
ポイント①道具を使って得たいモノを意識する
繰り返しますが、お金はただの道具です。
「道具」というのは、デジタル大辞泉によれば
- 物を作ったり、何かをしたりするために用いる器具の総称。
- 他の目的のために利用されるもの。
(後略)
要するに、お金は「目的(お金以外)のために使うもの」だということになります。
- 最低限の暮らし
- マイホーム
- 趣味の逸品
- 安心・安全
- 自由な時間…
お金という道具は、本当に使い道イロイロです。
だからこそ、「何のために」お金が欲しいのかをハッキリさせておかないと、
ということで、決して満足にたどりつくことはありません。
ポイント②道具の性質を知る
包丁を適切に扱うには、包丁の性質を知っている必要があります。
- 切るための部分と、握るための部分があるよね
- 研がないで長いコト使ってたら、切れなくなるよね
- 錆びさせないためには、ちゃんと水気をきらないとね …etc.
みたいなことです。
同じように、お金を適切に扱うには、お金の性質を知っている必要があります。
- お金の管理の仕方
- お金を稼ぐ手段
- お金で買えるものと買えないもの
- お金がないために起きるトラブル・あるために起きるトラブル …etc.
みたいな感じですね。
お金というのは、身近なわりに扱いの難しい道具です。
ポイント③道具の使い方を学ぶ
お金の性質を知ったら、次は使い方を学ぶことです。
ここでのポイントは
ということです。
お金は道具です。道具の使い方が上手くなるには、単に使い方を学べば良いだけのことです。
包丁の扱いがうまい人というのは、包丁の使い方について
- 知識
- 経験
を持っている人、つまり学んできた人ですよね。別に、生まれつき包丁の使い方を知っていたわけではないと思います。
お金でも、話は同じ。扱いの上手い・下手は、生まれつきのセンスなどではありません。
ポイント④道具の使い方を練習する
道具の使い方を「学ぶ」と言っても、本を読んだり人に聞いたり動画を見たり、やり方はイロイロあります。
とはいえ、いくら知識を増やしてみたところで、
という人が、上手に魚をさばけるとは思えません。
要するに、実地での経験が不可欠ということ。
お金の場合も同じです。
- 自分で働いて稼いでみる
- 家計管理をしてみる
- 資産運用にチャレンジしてみる
- 寄付やプレゼントをしてみる
大失敗をしない程度にリスクを抑えつつ、なんでも小さく試してみることです。
ポイント⑤副反応を把握する
お金という道具の少し厄介な点は、
という点かなと。
例えば、ロレックスの時計を購入したとします。
するとこのお金の使い方は、「時計が手に入る」というメインの効果以外に、周囲から
- お金がありそうだな
- 浪費家っぽいな
- ブランド好きかな
みたいな、様々なイメージを持たれる可能性があります。(むしろそちらを意識してお金を使うケースもあるかもしれません)
高級レストランでご飯をご馳走すれば、単に「おいしい食事を一緒に楽しめる」というだけはなく
- おごらせて悪いな
- 自分では来られないようなお店でおごられるのは居心地悪いな
- 何かお返ししないとダメかな
- お金あるなら次もおごって欲しいな
など、相手に様々な思いを抱かせるでしょう。
- 信用の高まる稼ぎ方・失う稼ぎ方
- 人間関係を深める使い方・失う使い方
- 心の安定を得られる増やし方・失う増やし方
など、よく理解して使いこなせればステキですね。
ポイント⑥より適した道具はないか考える
「ポイント①道具を使って得たいモノを意識する」と関連するところですが
を考えておくのも重要です。
「ニンジンの皮をむきたい」というとき、包丁にこだわる必要はありませんよね。
ピーラーでもなんでも、ニンジンの皮がむけさえすればよいわけです。
「おいしいご飯を食べたい」というとき、
- お金を稼いで毎日高級レストランに通う、という以外にも
- 料理の腕を磨いて安いモノでもおいしく調理できるようになる、とか
- 新鮮食材を安く手に入れられる土地(海や山の近く?)に住む、とか
何か別な発想もあるかもしれません。
ポイント⑦キレイか汚いかは使い手の問題と心得る
お金について真剣に話そうとすると、必ず
- お金の話をするなんてはしたない
- お金が欲しいという発想は汚い
- たくさんお金を持ってる人はズルい・悪いヤツだ
みたいなことを言い出す人がいます。
けれども、(繰り返しになりますが)お金は道具です。道具でしかありません。
キレイだったり汚かったりするのは、
- 道具の使い方
- 道具の使い手
であって、道具そのものではありません。
包丁で人を刺せば包丁は凶器ですが、包丁で調理をするなら包丁は人を喜ばせるために使えます。
包丁の善悪を論じるのは、全く無意味です。
「お金は道具」まとめ:安全に使うにはスキルが必要
お金は道具です。でも少しだけ、使用に注意の必要な、扱いのややこしい道具です。
上手に扱うためには
- 道具を使って得たいモノを意識する
- 道具の性質を知る
- 道具の使い方を学ぶ
- 道具の使い方を練習する
- 副反応を把握する
- より適した道具はないか考える
- キレイか汚いかは使い手の問題と心得る
といったポイントに留意すること。
それではまたっ!
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